なびの洋裁教室ブログ

自由に簡単にお洋服を作りたい!お気に入りの生地がカタチになっていくワクワク感を体験してくださいね。

新作は3アイテムです。

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こんにちは!

 

 

ご無沙汰です!

 

1週間があっという間に過ぎ去る

今日この頃です。

 

午前中は教室又は雑務など。

午後は制作。

 

制作がなかなか追いつきません。

 

そんな中、ミンネのご注文のお品の制作の合間を縫って、

新作も制作します。

バティック祭りもひと段落なので、

一般的な生地での制作に戻りました。

だいたい週の前半はご注文のお品、

後半に新作を制作しています。

先週は3点縫いました。

 

バティックのお品が終わったら、

ワンピース特集をしたいな~、と考えていたのですが、

制作したのは、

セットアップ、ワンピース、スカート、でありました。

 

新作は読んで字のごとく、新しいものなので

出来上がりが100%予測が出来ないです。

これが楽しくて縫っているのです。

 

今回は涼しそうなシャーリング生地でワンピース。

リネンの生地でセットアップ。

ボーダー生地でマキシスカートです。

 

最近は時間がないせいで、

制作の画像をつい忘れてしまうので、すみません。

 

このリネンのセットアップは、

生地に余裕がなかったので、

ポケット向こう布が取れませんでした。

ポケットや見返しなどは思うより生地が必要だったりします。

今回はスカートの分量をたっぷりと取りたかったので、

ポケットは付けないつもりだったのですが、

やはりあったほうが便利かな、と思い、

急遽付けることにしました。

ポケット布は合計4枚です。

袋布は裏地を使用するとして、

向こう布分の表地が必要です。

でも、

トップスの見返しを裁断した生地の残りは…

まとまった生地がどこにも見当たりません。

 

こういう場合の対処をご紹介しましょう。

 

 

ポケットはスラッシュポケットです。

縫い目を利用する、よくあるポケットですね。

 

ポケット布は、向こう布と袋布があります。

向こう布は後スカート側に、袋布は前スカート側と接がれます。

袋布はほとんど見えないのと、ボリュームを抑えるために、

裏地とかの薄い生地を使用するのがマストです。

向こう布のポケット口あたりは見えても良いように、

共布を使用するのが普通です。

 

今回の向こう布分の生地がとれない場合は、

見えそうな部分に共布(口布)を充てます。

これは巾が5㎝くらいです。

左が向こう布、右が袋布です。

袋布はポケット口から5㎜控えるので、

その分の縫い代の5㎜をカットします。

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口布は端はロックして、

向こう布のポケット口に乗せてたたきます。

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ついでにまわりをぐるりと縫います。

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ポケット完成後はこのようになります。

ちらりと見えても、共布を充てているので問題がありません。

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この方法は、厚地などポケットのせいで

シルエットに影響が出そうなときにも使ったりします。

ポケットは薄地で丈夫、というのが理想です。

 

裏地を使用することが多いですが、

寒い時期は手を入れるとひんやりして冷たいような気がするので、

そういう場合はスレキとかを使用します。

 

 ポケットは便利ですが、

スラッシュポケットはフィットしたシルエットなどに

無理に付けるとシルエットを壊してしまうような気がします。

丁度腰のあたりに袋布がくるので、

すっきりしない場合があります。

どうしても付けたい場合は、このように

裏地などを使用して、口布のみ表地を使用すると

比較的 表にひびかないと思います。

 

 

本日はポケットのお話しでした。

 

 

最近はお役に立てるような記事を書いていないような気がします。

 

また縫製の仕方など、気が付いたことなど、書いていきますね。



では。

本日もありがとうございました🐘