なびの洋裁教室ブログ

自由に簡単にお洋服を作りたい!お気に入りの生地がカタチになっていくワクワク感を体験してくださいね。

カーブ定規セットを試してみた。

 

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こんにちは!

 

 

 

前々から気になっていた、

クロバーのカーブ定規セットを購入しました!

定価は1500円+税です。

ユザワヤさんの30%引きハガキを利用♡)

 

 

 

2枚セットだと思っていたら小さな定規も入っていました。

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左から小さな定規。目盛りがわかりやすいように片方がグリーンになっています。

次はどう見ても袖に良さそうです。

その次はこれもスカートの脇のカーブですね。

一番右はケースです。

持ち運びに便利ですね。

 

 

NAVIが普段使っているのはこのカーブルラーです。

カーブ系はこれ1本。

これと方眼定規ですべてのパターンを引いています。

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きちんとしたパターンではないですが、

試しに使ってみました。

 

これはセットイン系のお袖に良い感じですね。

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実はけっこう難しい(NAVIが苦手なだけか?)スカート脇の

カーブはビミョーなラインなので、これは良さそうです。

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小さな定規はこのように絵型を描いたり、

目盛りがグリーンで読みやすいので、

竹定規の代わりに縫い代チェックに便利そうです。

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パターンは直線と曲線で出来ています。

直線は問題ありませんが、

曲線はだいたいどのパターンも同じものはありませんね。

カーブ定規のカーブにも限りがあります。

さーーーっと引ける合うカーブは あ り ま せ ん。

 

好きなカーブを引きたい時、

カーブルーラーや方眼定規を動かしながら

欲しいカーブを描くのですが、

この境地に達するまでには少々修業が必要です。

 

そこで、NAVIが袖山とかでカーブの全体像を確認したい時に

とる方法をご紹介します。

 

まずはシャーペンなどでやわやわと描きたいカーブを描きます。

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描いた線の真ん中あたりをルレットでなぞります。

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ポコポコ空いた穴が見えるでしょうか。

 

 

 

消しゴムでやわやわ線を消します。

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ルレットのカーブに沿って、カーブ定規の合うところを探します。

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一気に引こうとせずに、細かく定規をずらしながら引くと

なめらかな線になります、

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こんな感じですね。

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あまりきれいな線ではなくてスミマセン…。

 

 

たとえ市販のパターンを写す場合でも、

カーブは引かなくてはなりません。

 

この世に引きたいカーブに合う定規など存在しないので、

こちらがカーブに合わせて定規を動かさなくてはなりません。

細かく引いてください。

点線で引いても良いです。

 

慣れたら定規を動かしながら点線で引いてみて下さい。

早く引けます。

最初は点線で…それをつなげて線にしていきます。

これに慣れたら、

あら不思議!

いつの間にやらカーブが引けてる!

 

方眼定規(直線)でカーブが描けるようになったら

もうパターンは引けるようになっています。

 

 

 

NAVIもきっと、昔は出来なかったと思います。

いつ出来るようになったかは忘れてしまいました。

 

学生の頃はまだ直線定規でカーブは引けなかったような気がします。

 

 

就職して、

一日にパターン3型くらいはこなすようになると、

いちいちカーブで悩んでいられなくなり、

気が付いたらシャーシャーっとやっていたようです。

 

市販のパターンを写した場合でも、縫い代を付けてください。

縫い代の線は描かずにアクリル方眼定規(100均のでOK)で

直接カットします。

 

製図用の方眼定規でカットするとボロボロになってしまうので絶対

使用してはいけません。

描いている時間とカットする時間は同じなので、描く時間が無駄ですね。

描いている間にカットが終わります。

 

これもカーブ引きの練習になります。

袖ぐりの1㎝の縫い代をデコボコしないで、

きれいにカット出来たら、

カーブもきれいに引けている筈です。

 

何事も練習です。

慣れです。

 

カッターマットがなかったり、小さかったら最初は新聞紙を重ねて使ってもOKです。

いずれ3㎜厚程度のビニールマット90×90程度か、

なめらかな肌の5㎜厚以上の合板を用意されると良いでしょう。

このサイズはカット専用で、

パターンを引く場合はもう少し大きめが便利です。

90×180くらいあれば文句なしですね。

カット用ビニ板は案外お高いので(5㎜厚で90×180サイズですと2~3万します)

3㎜程度ならなんとかOKですが、

NAVIがお勧めするのは持ち運び出来る厚さの合板です。

使わないときは本棚の後にでも立てかけておいて、

使うときにテーブルの上に置きます。

 

 

 

*****************************

 

 

この定規セットは方眼定規と同じ薄さなので、

ちょっと頼りない感じはありますが、

ひとパターン引いてみないと確かなことはわかりません。

 

もしカーブ定規をひとつ買うなら…

今までのカーブルーラーとこの定規セットと

どちらに軍配が上がるでしょうか。

 

 

 

その答えは少々お待ちくださいね。

 

 

 

 

 

では。

本日もありがとうございました📐

 

 

 

 

 

 

 

部分縫い「ファスナーと裏地縫い」

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こんにちは!

 

 

既製服ではファスナーと裏地はミシンで縫われています。

ハンドメイドの作り方では、

この部分は手まつり指導がほとんどと思います。

 

実際、簡単ではないので時間をかけて

ぐちゃぐちゃになるくらいなら、

手まつりの方が早くてきれい!

という事になります。

 

何百枚、何千枚も縫う工場と1枚を縫うホームソーイングでは

求められるものが違うので、

無理にこの縫製をマスターする必要はないかも知れません。

 

ご自分のスカートなどをひっくり返してみて、

こういう縫い方をしたい!

と思う方は今回の縫い方を見て研究してみてください。

 

今回は実際のファスナー付けのときではなく、

部分縫いのみです。

 

では手順など、

ご覧下さいませ。

 

 

 

今回使うファスナーはコイルですが、

基本的にどのようなファスナーでも同じ手順です。

 

裏地の後ろ中心は開き止まりまで突き合わせになります。

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縫い代は後ろ中心から7.5mmです。

両方で15㎜になる計算になります。

これはファスナーの見えている寸法になります。

ファスナーによって縫う場所が違ってくるのですが、

ファスナーの中心から7㎜程度でOKです。

コンシールの場合は縫い代となる部分が片側1㎝と狭いので、

コンシールは端から2~3mを縫うことになります。

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裏地と縫い合わせる場合はファスナーの裏面が表面として縫います。

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ファスナー表側からはこのようになります。

裏地の余分の出方を揃えると縫いやすいです。

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画像には映っていませんが、ファスナーの縫い止まり左右はきっちり

決めておきます。

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さあ、縫ってまいります。

ピンクの点線を縫います。

縫い線から裏地端とファスナー中心は等分(7.5㎜)という計算です。

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ファスナー止めから1㎝下で縫いとめます。

1㎝くらい残す方が後々縫いやすいですね。

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針を落としたまま、

右側にくるっと回します。

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裏地の開き止まりからはさみを針に向けて、

針ギリギリまで切り込みを入れます。

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切り込みを入れたら、右側にぐるりと回します。

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ここがキモです。

ファスナーの下側を縫います。真っ直ぐ縫うように注意してくださいね。

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針を落としたまま、

切り込みが入れやすいように、

左側にまわします。

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ここまで回します。

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開き止まりから針をめがけて切り込みを入れます。

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切り込みが入りました。

ファスナーを右に回します。

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ぐるっと回して裏地の端に合わせていきます。

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最初に縫ったときと同じように縫っていきます。

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縫い終わりました。

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ファスナー下側の様子です。

切り込みはギリギリまで入れることがポイントです。

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ファスナーの表側です。

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出来ました。

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これは部分的で表スカートも裏地もわさわさしていないので、

とても縫いやすかったです。

実際に縫うときはわさわさしているのでこんがらかるかも知れません。

 

でも頭の中で手順を把握しておかないと、

混乱してしまうかも、なので

余裕があったら余分なファスナーで練習してみてください。

 

ポイントは「切り込み」です。

見えない部分に切り込みを入れなくてはならないので、

思い切りが必要です。

これがうまくいけば成功します。

大きめのはさみで針に向かって思い切って切ってください。

 

 

 

またひとつ、出来ることが増えますように…。

 

 

 

 

では。

本日もありがとうございました✂

 

 

 

 

 

簡単気楽にアームカバーを手ぬぐいで。

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こんにちは!

 

 

 

長袖ニットを着る季節になると、

何かと便利なアームカバーです。

 

袖口に糸くずとかがつかないし、

毛玉も出来にくくなります。

 

水仕事も楽々たくしあげることが出来ます。

 

なんとなくダサいと思っていたのですが、

エプロンと同じですね。

着ているお洋服を守ります。

 

昨年も100均手ぬぐいで作ったのですが、

ゴムがちょっときついやらゆるいやらで、

新しいものを作ることにしました。

 

 

と言うわけで、

休日にふさわしい気楽な簡単気楽なアームカバーです。

材料は100均手ぬぐいとゴムです。

ゴムは6コールか8コールが使いやすいでしょう。

 

 

 

 

NAVIはモノトーン系を着ることが多いので、

アームカバーも馴染むようにモノトーン系をチョイスしました。

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手ぬぐいは半分に折って、カットします。

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この半分に切ったままのサイズは面倒が無くて、手間いらずですが

少々幅が大きいかも知れません。

手ぬぐいは洗うと少々縮む可能性がありますので、

ボリューム感はお洗濯後に判断してくださいね。

 

 

 

 

 

手ぬぐいはまわりが三つ折りされています。

この三つ折りを縁かがりとして利用しますので、

ロックなど端のかがりは不要です。

 

縫い代をずらして筒状に縫います。

三つ折り側の縫い代は1㎝、カットした側を5㎜にします。

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1㎝側の縫い代を5㎜にかぶせて押さえステッチをかけます。

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両側にゴム通しを縫います。

三つ折りがしてあるので、そのまま折って1㎝~1.2㎝のステッチをかけます。

ゴム通し口を縫い残します。

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あっという間にミシン作業が完了です。

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ゴムを通します。

袖口と肩側ではゴムサイズを変えます。

NAVIの場合ですが、

断ち切りで袖口20㎝、肘側25㎝カットになります。

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ゴムを通しました。

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出来ました!

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どんな生地で作っても良いのですが、

100均手ぬぐいは気楽で作りやすいです。

 

良く着るお洋服のカラー系統で作ると

あまり違和感が無いと思うのでお勧めです。

 

ゴム寸法は各自気持ちの良いフィット感があると思います。

きつくても、ゆるくても使い勝手が良くないです。

自分に合った寸法で調節してくださいね。

 

 

 

では。

本日もありがとうございました🐢

 

 

 

「家庭用ミシン」のみで作るタートルネックカットソー③

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こんにちは!

 

 

 

家庭用ミシンで作るニットも3回目になりました。

 

このカットソーの行程は基本的なもので

決して難しいものではありません。

 

縫い方は①②でご説明したように、

ニット用直線とニット用ジグザグでほとんど事足ります。

 

本日は「ニット用まつり縫い」を裾に使って行きます。

ミシンにはもちろん布帛用のまつり縫いもあります。

これはなかなか難しくてちょっと大変かも、ですが、

多分、あまり普及していないように思いますので、

この機会にどういうものか、見てくださると良いですね。

 

 

ロック1本で縫う箇所は

ニット用直線縫いとニット用ジグザグで仕上げます。

これは袖ぐりになります。

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ジグザグジグザグ・・・・

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お袖が縫えました。

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お袖が付きましたね。

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あとひと踏ん張り。

 

 

袖下から脇を縫います。

 

今度は柄合わせを成功させたいので、

PPバンドに手伝ってもらって慎重に縫います。

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袖下や脇が縫えましたら、ジグザグジグザグ・・・

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袖下がなどが縫えました。

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お袖はもたつかないよう、細めです。

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そして

 

 

裾を縫いましょう。

 

ニット用まつり縫いがありましたので、

使ってみることにします。

押さえは「J」から「R」に変えます。

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裾は三つ折りにしてアイロンをかけておきます。

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三つ折りのアップです。

この模様縫いをするときは、裾の折り方に注意です。

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三つ折りしたら、5㎜くらい残して、というか。めくると言うか。

このように表側に倒します。

ピンクの部分を縫うことになります。

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まつり縫いのふり幅が5㎜なので、残す縫い目は5㎜から6㎜程度でしょうか。

 

 

 

縫っています。

けっこう大変。慣れが必要かも。

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赤点で1㎜くらいをすくいます。

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この1㎜すくうのがけっこう大変です。

縫い目は縦になります。

折って1㎜すくうので、開くと2㎜です。

これが限度で、2㎜すくってしまうと糸の出方が4㎜になってしまいます。

1㎜以下ですと、たいていはずします。

はずさないで、縫い目を小さく!

ということを求められます。

 

布帛なら厚地でなければ成功率は高いですが、

ニットのように動きやすい生地には向いていないかも知れませんね。

 

 

 

出来上がりです。

見た目はきれいです。

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難しいので、袖は三つ折りでニット用直線縫いにしました。

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表にステッチが出ますが、伸びるので問題なしです。

 

 

これで完成です!

 

 

 

衿を折ってみました。

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横姿です。

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後ろ姿です。

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家庭用ミシンも楽しいです。

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これが出来ましたら、

身頃は同じで、衿ぐりまわりを変えたり、

袖を変えたりして、

アレンジしていろいろ作ると良いですね。

 

NAVIもウール系のニットで作る予定です!

 

ニットが縫えるようになると、

わんこのお洋服とかも出来ますね。

(ご要望がけっこうあるのです)

 

ニットを縫うとなると、

糸やら針やら、別建てで用意するものも増えてしまいますが、

NAVIは糸も針も普通の布帛用で縫ってしまいました。

 

皆さまは針は変えた方がよろしいかも。

 

 

 

 

 

では。

本日もありがとうございました🐻

 

 

 

 

「家庭用ミシン」のみで作るタートルネックカットソー②

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こんにちは!

 

 

 

NAVIの思い込みかも知れないのですが、

ニットを縫う場合、

伸びる糸(レジロンやエッフェル)を使って、

直線縫いで縫う。

と思っていらっしゃる方がほとんどではないでしょうか。

かく言うNAVIもそう思っていました。

 

普段は職業用ミシンの本縫い(直線縫い)で縫っていますので、

あまり家庭用の模様縫いに関しての知識がありませんでした。

ハートとか、他の飾り縫い程度の認識しかなかったのですね。

 

リビア500は実用本位の

基本的な模様縫いしか付いていないのですが、

それでも説明書を読んで初めて知ることが多いです。

 

某手芸店でミシンの担当をしていたときに、

改めてミシンの学習をしたのですが、

知らないことがたくさんありました。

 

ミシンを購入されても案外基本的な縫い方しか

知らない方がほとんどのように思います。

 

NAVIの好きなJUKIのエクシード400とかは

模様縫いが80種類くらいあって、

一見同じような模様がズラっと並んでいるのですが、

きっと、ひとつひとつの模様に意味があるのでしょう。

 

リビア500の少ない模様縫いであっても、

ちゃんとニットが縫える模様縫いが組み込まれています。

 

今一度説明書を熟読して、

お持ちのミシンの機能を試してみることをお勧めします。

 

 

で、

 

 

縫製の続きをやっていきますね。

 

 

 

模様はニット用直線縫いです。

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ズレやすいことがわかったので、

PPバンドで押さえながら縫います。

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PPバンドは最初のみ縫いにくいですが、

慣れるとこういう時に役立ってくれますので、お勧めです。

 

 

 

次は縁かがりです。

模様はステッチのジグザグです。

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順調に縫っております。

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ロックと比べると生地糸がポロポロしたりしますが、

大丈夫です。

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今回のポイントです。

衿ぐりが伸びて戻らないとこの服の意味がありません。

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輪になる場合はミシンの端をはずして、

縫いやすくすることもできますが、

内うちに(ハムスターが回るように)縫うと大丈夫です。

どんなに小さな輪でも、押さえが入って、縫う部分が1㎝でもあれば縫えます。

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ニット用直線縫いで縫います。

1㎝の縫い代で縫う場合は針を真ん中にして、

押さえの端と布端を合わせると良いようです。

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こちらはジグザグですね。

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衿が縫えました。

こちらは裏面です。

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縫い目のアップがこちら。

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難なく衿ぐりは伸びました!

 

 

なかなか優秀です!

 

 

なんだかNAVIだけが嬉しがっているような…

気がしないではないですが、

もし家庭用ミシンではニットを縫うのが難しいと、

思っていらっしゃる方に。

 

「縫えますよ~」

 

 

 

 

 

続きは次回に。

 

 

 

では。

本日もありがとうございました🐹

 

 

 

 

 

 

「家庭用ミシン」のみで作るタートルネックカットソー①

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こんにちは!

 

 

本日は過ごしやすい良いお天気でございました。

 

 

前回に引き続き、タートルのカットソーです。

全く同じパターンで生地は違います。

これもまあまあ伸びるボーダーニット天竺です。

 

今回はすべてこのミシンで縫いたいと思います。

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ブラザーのオリビア500です。

25歳で職業用ミシンがやってきてから、

家庭用ミシンで1枚まるっと縫うのは〇十年ぶりです。

 

 

 

生地はこちらですね。

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ボーダーなどの場合、念のために2枚一度に切らないで、

ボーダーに合わせて切るのが安全です。

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多くの家庭用ミシンは糸掛けが横に付いていて、

こういった太巻きのミシン糸が使えませんね。

 

そこでNAVIは糸掛けを手作りしました。

左側においてあるのがそれです。

ちょっとブサイクですが、

糸がするすると送れれば良いのです!

このミシンはふたみたいなものがついているので、

糸が引っ掛かりそうで危険です。

なのでふたの真ん中あたりにクリップをテープで貼り付けて

糸を送りやすくします。

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ちょっとした工夫は必要ですが、

大切なことは「糸がスムーズに送られること」なので、

たぶん、どこかで糸を吊ればうまくいくと思います。

 

 

 

このミシンの模様縫いは少ないです。

基本的なもののみです。

その中でニット用に設定されている模様を使用します。

今回使ったのは直線縫い以外は〇しるしの模様です。

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ブルー ーーー ニット用直線縫い

ピンク ーーー ニット用ジグザグ

オレンジーーー ニット用まつり縫い

黄色点線ーーー ニット用縁かがりですが、使用せず。

間違えて釦ホールに〇を付けてしまいました。スミマセン。

 

ほとんどはブルーとピンクでOKです。

デザインによっては直線縫いも使います。

黄色はテストしましたが、

普通のジグザグの方がきれいな感じでしたので不採用です。

 

糸は特にニット用でなくても良いです。

縫い目で十分伸びます。

 

返し縫いではなく、止め縫いと言う、

同じ場所で何回も縫う方法で縫いとめます。

 

 

 

 

 

さあ、これで準備が整いましたので、

さっそく縫っていきましょう!

 

 

 

唯一のデザインと言える衿のシャーリングから縫います。

これはゴム自体を伸ばして縫うので、

直線縫いで縫います。

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ゴムを伸ばして縫います。

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縫えました。

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表側です。

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衿を輪にします。

ニット用直線縫いに変えます。

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これは見ての通り細かなジグザグです。

 

 

行って帰って縫っていきます。

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縫えました。

が。

思ったより生地ズレがひどい。

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このミシンは7枚歯でBOX送りと言う、

一般的なミシンより布送りは良いはずですが、

それでも何もしないとズレてしまいます。

PPバンドを使用すべきでしたね。

 

 

 

ロックより時間はかかりそうですが、

手ごたえはまずまずと言ったところです。

 

何よりも糸切れなどが起こらず、

着用可能なものが作れることが最優先です。

 

次回も引き続き着実に縫っていきますね。

 

 

 

 

では。

本日もありがとうございました🐿

 

 

 

 

ロックだけで作るインナーカットソー②

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こんにちは!

 

 

なんだか朝夕は肌寒くなってきました。

何を着て良いのかわからない今日この頃です。

 

 

そういうときにこのカットソーの出番ですね!

 

 

こういったものも自力で作れるのは嬉しい限りです。

 

 

 

さて。

 

 

続きを縫ってまいりましょう。

 

 

衿が出来ましたね。

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次は袖ぐりです。

もちろんロック1本です。

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袖が付きました。

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こちらは裏面です。

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袖下から脇を縫っています。

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こちらは裾です。

裾はメスをロックして縫います。

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これが最後の行程です。

袖口も裾と同様に縫います。

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裾と袖口のロック糸のカラカンは衿ぐりと同様に

縫い目に入れ込みます。

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入れ込むのは裏面がベスト。

適当なところでカットします。

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出来ました。

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横姿です。

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後ろ姿です。

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衿ぐりはシャーリングでちょっとしたポイントです。

他はちょーシンプルで、

上物を邪魔しません。

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エストが絞ってあるので、

ボトムにINしても比較的すっきりしています。

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ニット縫製の良いところは、

何と言ってもスピーディなことです。

布帛では通常、本縫い+ロックということになりますが、

ロックのみですと極端に言うと半分の手間で済むことになります。

 

普段は布帛専門の方も、

ニットも作るようになると創作の世界が広がりますね。

 

 

ロックを持っていない方も

ご安心ください。

 

次回は「家庭ミシン」のみで縫ってみます。

同じパターンの生地違いになりますが、

全く同じデザインと仕様で、比べてみることにします。

 

ということで、

引き続きニットになります。

 

 

では。

本日もありがとうございました🐊