なびの洋裁教室ブログ

自由に簡単にお洋服を作りたい!お気に入りの生地がカタチになっていくワクワク感を体験してくださいね。

囲み製図の引き方② 後ろ身頃ー2

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これを引きます。

 

 

 

こんにちは!

 

 

 

囲み製図、先が思いやられる速度ですが、

乗りかかった船であります。

なんとかスピードを上げて、あと3回くらいで(えっ?)

最後までやりとげます。

だって

あと残っているのが、

後ろ身頃・前身頃・袖・後ろヨークと袖口カフス…。

カットもありますし…。

保管の方法も…。

3回で終われるかな~。

画像もいっぱいあるし。

 

 

と言うわけで、ぐちぐち言ってないで、

続きをやります。

 

後の衿ぐりまで出来ましたね。

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次は袖ぐりです。

バストの寸法をとっておいてください。

 

 

肩先から直角に線を少し引きます。

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良さそうなカープを描きます。

これくらいのゆるやかなカーブなら直接引けるでしょう。

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袖ぐりが決まったら、袖ぐり寸法を測ります。

方眼定規などではなく、メジャーで0.5㎜まできっちり測ります。

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袖下から9㎝と10㎝に合印を描きます。

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これは袖との合印と言う意味と、

2ヶ所付けることによって、前袖ぐりと後袖ぐりがわかるように

するためです。

 

 

次は脇線を引きます。

袖下から直角に裾に向かって線を引きます。

指示通りの脇線を書き入れます。

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裾はカーブです。

良さそげなカーブを描きます。

カーブルーラーで直接引いても良いです。

NAVIはルレット方式で引きました。

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後中心のタック分です。

後中心は輪になりますので、その記号を描いたり、

タック方向や、図解を描いたりします。

地の目も描き入れます。

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良くわかるところに、このパターンの名称や

裁断時の枚数を描きます。

ついでに寸法なども書いておくと良いですね。

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上がり丈と着丈の違い。

上がり丈 = 実際の上がり寸法。

着丈 = 首の付け根から測ったもの。

 

衿ぐりはデザインによって衿下がりが違ったりします。

実際に裾がどの位置にくるのかが着丈でわかる計算です。

 

 

後ろ身頃が出来ました。

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ヨークはあとで別に写します。

これはマスターパターンと呼ばれる、土台となるパターンです。

切り替えや展開がある場合は、

このマスターパターンを元にします。

今回は後ろヨーク切り替えがありますが、

特に展開はないので、

後ろ身頃はそのままカットします。

修正が予想される場合は、

これを残しておいて、

ヨークと身頃を写してカットします。

 

ステッチや縫製仕様なども描き入れておくと良いですね。

縫い代の数値を描き入れます。(この場合は1.0 →後に1.2に変更しました)

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後ろ身頃を基にして前身頃が出来ます。

 

 

次回は前身頃を引いていきますね。

 

 

 

 

では。

本日もありがとうございました🚢