インド綿のギャザーたっぷりスカート①
こんにちは!
インド綿、好きです。
アジアの布では一番好きなのはインドネシアのバティックです。
次に好きなのがインドのサリー。
そのインドは昔から綿織物が盛んで、
キャラコはインド綿の代名詞とか聞きました。
他にもタイシルクやカシミールの織物など、
アジアには魅力的な布がたくさんありますね。
今回はいせきさんの倍メーターセールで3m購入した
インド綿プリントです。
優しいボーダー柄がかわいい!
と思いませんか?
ふんわりとしたギャザースカートを作りたい!と思案して、
ヨークでお腹まわりをスッキリさせた、
切り替えのギャザースカートを作ることにしました。
ホントはゆるゆるとファジーな、
例えばウエストはひもで縛るとか…考えました。
が、ウエストスッキリを優先させてしまったので、
このようなデザインとなりました。
ウエストはファスナー開き+ゴム、にしようかな~と
思いましたが、結局ゴムは入れなくてもOK? と思い、
そのままのヨーク仕上げとしました。
今回のポイントはすべてミシンで始末する
フラットニットファスナーの縫製手順です。
昔はエフロン、いまはフラットニットファスナー付けはもう何十回とやってきた、
慣れた縫製ですが、今回は今までと違う縫い方をします。
裏ヨークとファスナーもミシンで縫うので、
既製品での始末と同じです。
これは裏付きの場合も同じですので、
マスターすると、
フラットニットファスナー付けの
ベルトを付けないヨークスカートや、
ワンピースの時に使えると思います。
既製服のファスナーの上端すっきりと同じに縫えます。
コンシールファスナーと裏地やヨーク、見返しなどは
そんなに悩むことがなかったのですが、
フラットニットの場合は手順が大変でしたが、
今回の方法は比較的楽にできると思います。
パターンはヨークのみつくって、下スカートは直断ちです。
ヨークは表裏とも薄い芯を貼りました。
下スカートのファスナー部分にも芯を貼ります。
準備ができましたら、
縫製に入って行きますね。
下スカートは横取りで3mそのまま使います。
脇縫いは1本だけ。
下スカートはファスナー開きまで縫って、縫い代にロックして割ります。
前ヨークです。左脇ファスナー開きですので、
右脇を縫って縫い代を割ります。
こちらは裏ヨークです。
表と同じように右脇を縫います。
左側のファスナー部分は両方の縫い代分15㎜カットします。
縫い代をカットするのは、ファスナー縫い付け時の控え分と
同寸の縫い代で15㎜余分、という計算です。
表ヨーク、スカートともに8等分します。
スカートにギャザー用捨てミシンをかけて、
おおまかにギャザーを寄せて、ピン止めします。
ヨークとギャザーを寄せたスカートを縫います。
ギャザー分量が多いのでけっこう大変です。
ギャザー用捨てミシンは2本かけたほうが良かったかも。
ロックをかけます。
ファスナー開きを縫い目を大きくして、仮止めミシンをかけて開きを閉じます。
ファスナー開きを閉じる方法はコンシールで使いますね。
最近知ったフラットニット系のファスナー縫い方法で、
今回の方法を試してみます。
いつもは開きは閉じないで縫うのですが、
裏ヨークの関係で、もしかすると
閉じていた方がスムーズに縫える予感がしたのです。
今はこのような感じですね。
生地は横ボーダープリントなのですが、
ヨークは横にして、スカートは縦じま風に裁断しました。
ボーダー系は方向によって表情が変わるので、
どの方向にするかは生地の状態で
鏡であれこれ見てみると良いですね。
***本日のビスコーニュ***
ちょっとアンティークなパンジーで。
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では。
本日もありがとうございました🌻