文化式原型(旧)を使って自由にパターンを引く。縫製編①

こんにちは!
なんだかむしむしと暑いです。
ふ~~~
ブラウスのパターンが出来ましたね。

こちらは袖フリルのパターンです。長方形です。

前袖ぐりも修正しました。
袖下は少しカーブにした方が縫いやすいのです。
縫い代は最初に縫う方が直角になります。

裁断もしましたので、さっそく縫って行きますね。
こちらは衿ぐりのバイヤス布です。
2重にするのは縫いやすいからです。
厚みが出過ぎる生地には向きませんが。
バイヤス巾は8㎜上がりですので、
8×4=32㎜巾ですが、バイヤスはやせるので、35㎜巾で裁断しました。
バイヤス布は生地に無駄がでるので、NAVIはけっこう接ぎます。
これも4枚をつなげました。
このバイヤスは衿ぐりの裏面にしか出ないので接ぎ目があっても大丈夫、
という判断ですが、表に出る場合はなるべく接がない方がきれいです。
特に細い玉縁なんかの場合は縫い代で影響が出る場合があったり、
模様が切れたりするので、ケースバイケースです。

衿ぐりの始末としては見返しがあります。
これも見返しでも良いのですが、
カジュアルに仕上げたい、軽く仕上げたい、という意向ですので、
バイヤス始末を選びました。
いろいろな始末の方法はパターンを作成しているときに決めます。
仕様によってパターンが変わりますので、
縫製の手順や縫い方の知識が必要になります。
では、肩を縫って行きます。

ロックして縫い代は後ろに倒します。

縫い合わせるときの縫い代は基本的に2種類です。
1㎝は2枚一緒にロックして、片倒し。倒す方向は前後なら後。
身頃ならデザインによりますが、どちらでもOKな場合は左です。
1.5㎝は割り、です。
裾や袖口などはデザインによって決めます。
肩が出来ましたので、衿ぐりの始末に行きますね。

バイヤスを折ったものを衿ぐりに合わせて7㎜の縫い代で縫います。
衿ぐりの縫い代も7㎜にしてあります。

バイヤスの縫い始めは1㎝くらい折って、最後は重ねます。
バイヤスの開始場所は基本は左肩です。
が、縫い代に重ならないよう、少し後ろ側にずらしました。

縫い代に切り込みを入れて、縫い目でアイロンをかけます。

8㎜のステッチで押さえていきます。

衿ぐりは生地が6重になるので、厚くなります。
この方法がすべてではないですが、できればこのやり方が楽かな。

バイヤス布は3mくらいなら比較的簡単に自力で出来ます。
巾も自由なのでどんどん作ってくださいね。
***本日のビスコーニュ***

綿麻のバラさんです。
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では。
本日もありがとうございました🏰