なびの洋裁教室ブログ

自由に簡単にお洋服を作りたい!お気に入りの生地がカタチになっていくワクワク感を体験してくださいね。

入園入学グッズレッスンー⑫「裁ほう上手」で作るコップ入れ。

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                      現物はユザワヤ所沢店で展示中

 

 

 

こんにちは!

 

 

相変わらず寒いです。

冷えます~

 

 

前回予告したように、

本日からは布用ボンドの「裁ほう上手」を使って、

入園入学グッズを作って行きます。

 

 

 

 

これが「裁ほう上手」ですね。

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布用ボンドは他にも数種類の商品が売り出されています。

今回はたぶん最もポピュラーな「裁ほう上手」を使います。

 

 

 

慣れるために、一番最初は最も簡単なコップ入れ巾着袋を作ります。

 

裁ほう上手はお洗濯やドライクリーニングOKで、

木工ボンドのように硬くなり過ぎないのが特徴です。

アイロンをかけると更にしっかりとします。

正しく使えば耐久性はかなりのものがあると思います。

 

今回は簡単ながらも、裁ほう上手の扱い方や

注意点などを書いて行きたいと思います。

 

 

まずは裁断です。

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断ち切りで縦46㎝、横が23㎝です。

作りたいサイズに変更していただければ、と思います。

 

 

今回はコップ入れなので、ひもは1本にしました。

なので通し口も1箇所です。

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最初にすべての上がり線にアイロンかけます。

 

 

脇です。

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紙を使用して真っ直ぐになるようにすると

仕上がりがきれいです。

 

 

 

ひも通しです。

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アイロンで折りました。

 

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基本、縫い代全体ににボンドを伸ばします。

新聞などを下に、他の部分にボンドが付かないよう

縫い代の向こう側にも紙を敷きます。

 

ボンドは縫い代に均等に付けてください。

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端にもボンドを伸ばすことにより、

ほつれどめになります。

また、折り線ギリギリまできちんと塗ることが

肝要です。

きちんと塗られていないと剥がれる原因となります。

すぐに乾くのである程度の量を塗って下さい。

 

 

脇をのせます。端はぴったり合わせます。

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端までぴっちりくっついているか確認し、

もし塗り残しがあればヘラなどを使って、

再度付け足します。

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細かい部分は楊枝などを使って丁寧に、ね。

 

 

ひも通し口は割りたいので、

縫い代は自然に倒すようにします。

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スリット止まりにあて布を張っても良いですね。

 

 

 

次はひも通しを貼って行きます。

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通し口はボンドをたっぷり付けて、

しっかりとさせます。

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全体にアイロンをかけます。

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アイロンでしっかりとくっつきます。

 

 

念のためにひも通しの道を確認します。

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縫い代にのみ貼られているはずなので、

もしふさがれている箇所があればはがします。

 

裏面です。

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ひもを通して、ループエンドを付けました。

ひもの端をほどいてフリンジ風にしました。

まだよれよれです。

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蒸気をかければ真っ直ぐになります。

端は切りそろえます。

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出来ました!

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所要時間30分です。

 

 

 

ひももちゃんと絞れます。

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コツとしましては、

・なるべく濃い色の生地は使用しない。

 →万一はみだしたり、ちょっと付けてしまうとはがれにくく、

  濃色の生地はボンドが目立つが、淡色はわかりにくいから。

・仕上がり線をアイロンで折っておく。

 →アイロンも紙を使ってなるべく真っ直ぐに折ると

  きれいに仕上がる。

・ボンドは均一になるように塗る。

 →ムラがあるとあとからはがれたり、またはみだしたりするので

  なるべく均一に薄からず、多からずに塗る。

・薄い生地は滲むのであまり薄い生地には使用しない。

・強度が欲しい部分はなるべくたっぷり塗ると良いが、

 その分硬くなる。

・乾いたら軽くひっぱり、もしきちんと接着していない

 部分があったら再度ボンドを入れる。

・もし、間違えて貼ってしまったら、アイロン(熱)をかけて

 はがす。でもボンドは残ってしまうので注意してください。

・手にボンドが付いたらぬるま湯で洗う。

 →手袋をしたほうが良いかも。

 

 

などなどです!

 

ま、一度やってみてください。

木工用ボンドにはないソフトな仕上がりです。

貼り合わせのギリギリまできちんとボンドを塗ると

ピシッと出来ます。

 

 

男性で布で何か創作したい方なんて

向いているかも。

 

 

次回は裏付きのレッスンバッグを作ります。

 

 

 

では。

本日もありがとうございました🐰