なびの洋裁教室ブログ

自由に簡単にお洋服を作りたい!お気に入りの生地がカタチになっていくワクワク感を体験してくださいね。

ラップ風のワンドパンツ①

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こんにちは!

 

 

 

10月になってもまだ30度越えの日が続いています。

 

そんな中、7月頃から咲き続けているブルンバゴが

伸び放題になって切ったのが8月で、

一時は花も切ってしまっていたのですが、

それからまたどんどん先始めました。

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花期が長いです。

宿根草なので、毎年咲きます。

丈夫で虫もつきません。

真夏も元気で11月の霜の降りる時期まで咲きます。

ありがたいお花です。

 

 

 

今回は以前から1度制作してみたいと思っていた、

ラップ風のワイドパンツです。

 

前から見ればラップスカート、

歩けばパンツです。

 

パターンは右前パンツをタックを入れて裾で消す、

という展開をします。

タックがラップ風を演出します。

左前パンツは普通のパターンになります。

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こちらは裏になります。

パンツの裏の場合、

フルレングスやひざ下とか

シルエットや生地などによって長さを決めます。

レディスの場合はひざ下が多いでしょうか。

 

これもひざ下までの裏になります。

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表地の裁断も終わりました。

右前パンツは… でかいです。

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前から見ると、

ラップのマキシスカートに見えます。

 

そう言えば、昔の子供の頃、

前ボックスプリーツのキュロットスカート

なんてものがありました。

前から見るとボックスプリーツのスカートです。

プリーツの奥に股がかくれていて、

後ろから見ると普通のキュロットです。

アイビー系のデザインでしたっけ。

 

オーバースカートを付けたフレアーラインのパンツも

目的はおなじようなものでしょうか。

これもいつか作ってみたいですね。

 

 

縫いは次回からです。

 

 

では。

本日もありがとうございました👚

 

 

 

おとなのティアードスカート②

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こんにちは!

 

 

 

本日は9月30日。

ユザワヤ所沢店がひとまず閉店します。

でもご安心ください。

所沢駅前の西武デパートのリニューアルにともなって

こちらに移転します。

開店は11月中旬ということで、

少し間が空きますが、

これまでのダイエーからのイオンという立地から脱出して

少し高級なデパート系に出店。

めでたい。

家賃が高くても、きっと繁盛することと思います。

 

前回言っていました、「みんなのミュシャ」展ですが、

行きませんでした。

作業が2時までかかってしまって、

もう出発する元気がなかったし。

昨年新国立美術館やらでの展示会へは行きましたので…。

気が付くのが遅すぎでした。

 

 

明日から10月ですね。

でも気温は未だ30度です。

なかなか涼しくならないですね。

 

それでも気持ちは秋らしく、 ね。

 

小花柄の複雑な色合いの生地は

なかなか味わいがあります。

遠目では落ち着いた雰囲気です。

 

 

制作の続きは

ティアードを縫い合わせて表スカートを作ります。

ギャザーが多くてちょっと大変。

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表スカートが出来ましたら、ウエストベルトを縫って、

裏地と表地を合体させます。

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エストラインで折って、

エストベルトをかたち作る準備をします。

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今回のベルトはゴム部分を細く、

フリル部分を多くします。

エスト部分は落としミシンで押さえて、

ゴム通し部分を縫うときは

ビニールテープのステッチ案内を利用します。

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出来ました!

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無地の別布細リボンを結めば、

あらかわいい。

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と言うわけで、

このような仕上がりとなりました。

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ティアードも静かに流行っている様子です。

 

ギャザー関係のデザインも多いようにお見受けします。

 

同じパターンで素材を替えて、

どのようなシルエットに出来上がるのか、

いろいろ作ってみたいですね。

 

 

 

では。

本日もありがとうございました🐏

 

 

 

 

 



 

おとなのティアードスカート①

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こんにちは!

 

 

 

前回はスカートのパターンの解説とかをしたい、

と思ったものの、図解がないので

何が何やらと言った感じで、中途半端で投げ出してしまいました。

次の日に小さなパターンとか描いて、説明しなおそうかな、と

思いましたが、時間がとれなくてそのまま。

今回は中途半端で終わります。ごめんなさいませm(__)m

 

 

そして、今回はティアードです。

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性懲りもなく、図解なしでの説明です。

 

パターンをやってらっしゃる方は

文字で理解ができるか、頭の体操です。

 

では始めます。

 

ティアードスカートっていうのは

段々切り替えのスカートですね。

裾に行くにつれて、裾回りが大きくなるのが一般です。

 

段々の数は自由です。

少なくとも2段ですね。

一般的には3段が多いです。

オーソドックスな3段は、1段~3段目になるにつれて、

丈は長くなるのがバランス的に良いとされています。

 

今回のティアードは3段ですが、この法則を崩して、

各段の丈を変えました。

(この辺でおとなっぽさが出れば良いなあ、と思いました。

のですが、出来上がってみないと思惑通りにいっているかは

わかりません)

 

と言った感じで、各段の丈も自由です。

 

段切り替えは一般的にはギャザーですね。

変わったところでは、タックだったり、

バイヤスに裁断して、ギャザーをなるべく消して

フレアーのようにする、なんて方法もあります。

 

今回は普通にギャザーです。

そのギャザー分量ですが、

生地の薄さなどを考慮して、シルエットを

どのようにしたいのか、を考えて決めます。

生地巾も頭に入れておきましょう。

当然ながら、ギャザー分量が多いと華やかです。

その分、子供っぽくなってしまうかも知れません。

ギャザー倍率は1.5倍を基準にして

生地厚やデザイン方向を考慮して決めます。

 

今回の場合は、

生地厚は薄め、倍率は1.4倍にしました。

なぜ1.5倍にしなかったのか、と申しましと

ボリュームを抑えたシルエットにしたかったからです。

イメージはヒップ下あたりまではボリュームを抑え、

そこから裾までベル🔔のように広がってくれたら良いなぁ、

と思いまして。

 

生地はこちら。

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目が痛くなるような細かな抽象的な小花柄です。

地色はダークなグリーン系紺、みたいな感じです。

離れて見ると、複雑な味わいのあるプリントです。

 

こういう生地は裏地に悩みます。

 

パッと見たときの印象で決めますが、

今回は悩んで、茶系にしました。

夏場でしたら、

薄めのカラーが良いかも、ですが

秋に向かって渋めで行きます。

 

 

裁断を終えました。

1段目スカート以外は直断ちになります。

裏地のパターンは定番パターンを作ってあるので、それを使用します。

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最初に

エストにちょっとした細リボンが付きますので、それを縫います。

 

次に裏地を縫って、ウエストベルトと接いでおきます。

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そして本体へ。

 

 

各段を輪にして、

3段目の裾を縫います。

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ギャザー用の捨てミシンを縫います。

 

 

今年はギャザー関係のデザインが多いような気がいたします。

きれいにギャザーが入ると気持ちいいですね!

ティアードはギャザーがデザインのようなものですから、

頑張って寄せて、縫うのであります。

 

 

 

 

*****************

 

今の今、知りました。

 

「みんなのミュシャ」展が、

なんと明日の9月29日まで、ですって。

 

NAVIはミュシャ好きです。

7月から開催されていたのに、知らなかった…。

 

どうしましょ。

明日はこのスカートの続きを縫いたいのに。

 

場所は渋谷です。

 

どうしようかな。

 

 

 

てなわけで、

本日もありがとうございました🖼

 

 

 

秋のスカート・タック台形シルエット①

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こんにちは!

 

 

もうすぐ10月です。

早いですね。

体調はほぼ回復です。

普通のペースに戻りました。

 

 

 

スカートのシルエットとしまして、

3パターンを作りました。

 

1、台形的なボックスシルエットのタック&ギャザー

2、フレアー&ギャザー

3、立体的なテント型ギャザー

 

3は?? でしょう。

普通のフレアーではなく、

接ぎ目を多くして放射線っぽく広がるシルエット、

という事ですが、見た目はそれほど変わりません。

 

 

本日はボックスタイプのタック&ギャザーです。

基本的にウエストはゴムとなります。

ゴムではない場合はウエスト寸法に合わせたパターンとなります。

 

このタイプはギャザースカートの基本型をベースに、

生地巾に合わせてスカート裾やタックを取ります。

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タックの取り方は、分量によって決めたりします。

今回はなるべくすっきりとしたい、でもタック分量がまあまああるので

(四分の一で20㎝です)

中心にボックスタック、あと1本入れることにしました。

 

よくあるタイプは両脇に向けて2~3本入れる感じですね。

 

 

エストのギャザー分量が多くなってしまう、

このようなBOXタイプやボーダーなどの場合は

エストをこのように、タックをたたみます。

タックではなく、ギャザーが良い場合は、

ギャザーを寄せてから、ウエストベルトを接ぎ、

ゴムを入れるとギャザー&ギャザーになります。

 

パターンは図なしでは説明が難しいですね!

 

 

今度今の説明をなんとか図解にしてみたいです。

 

 

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エストの上がり状況はこんな感じですね。

 

各条件をクリアし、尚且つ総ゴムでの一番きれいと

思われる計算でのパターンの仕上がりがこのようになります。

(そんな大ごとではありませんが)

 

 

 

 

中途半端ですが、

本日はここまで。

 

 

 

では。

本日もありがとうございました🚋

 

 

 

 

かすみ草のワンピース②

 

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こんにちは!

 

 

 

体調は80%戻ってきました。

気管支がやられてしまったせいか、

回復に時間がかかってしまったようです。

たかが鼻風邪と思っていたので、

葛根湯のみで対処せず、でした。

 

ミンネのご注文もあるので、

明日からはばりばりやらねば。

 

 

 

 

今回のワンピースはポイントの説明をしますね。

 

 

衿ぐりは見返し始末です。

薄い生地や夏場はバイヤス始末もしますが、

基本的には見返しですね。

 

今回の衿ぐりはステッチをかけないので、

裏ステッチをかけて見返しが表側に出てこないようにします。

衿ぐりの縫い代は見返し側に倒しておきます。

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見返しのきわにコバステッチをかけます。

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これで縫い代が押さえられて、

見返しが出てきません。

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袖ぐりは肩からドロップしているので、

袖ぐりにステッチをかけるか迷うところですが、

全体の雰囲気を揃えるために今回はステッチをかけません。

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こちらはスカートのポケットですね。

ポケット布付けが先か、脇縫いが先か?

最近のNAVIはポケットが先です。

前側の袋布のロックがかけにくいので、ここだけ先にかけておきます。

袋布は裏地又はスレキで。

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裾は三つ折りです。

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スカートのみ裏を付けます。

透けない生地なので省略しがちですが、

全体のシルエットが安定するし、

なんと言っても静電気とかを防いで、着心地が違ってきます。

冬場でも温かいし、安心ですね。

表スカートはギャザーがたっぷりですが、

裏地は上身頃の寸法に合わせてすっきりとさせます。

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表側です。

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袖口は細いゴムが今年の感じです。

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細リボンを後ろで結んでかわいいです。

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寒くなってきたら、インナーにタートルとか着ても良さそうです。

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なめらかで、やわらかくて、少し光沢があって、

この生地気に入りました。

 

 

 

 

 

では。

本日もありがとうございました💐

 

 

 

 

かすみ草のワンピース①

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こんにちは!

 

 

ご無沙汰です。

 

風邪をひいてしまって、絶不調。

たいしたことはないと思っていたら、

意外に長引いてしまって

まだ回復せず、です。

先週の木曜日にあれ?と思って。

金曜日は不調ながら作業。

土曜日は午前のみ作業。

日曜日はダウン。

そして月曜日。

午前は作業、午後はダウン。

 

明日もよくならなかったらお医者さんに行きましょうか。

 

 

そんな中、先ほどミンネにUPしたワンピースです。

 

かすみ草のプリント生地で、なかなか良い生地です。

カラーが濃い色に出てますが、鉄錆色地です。

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デザインはシンプルなウエストギャザーのたっぷりとしたワンピースです。

細リボンでウエストまわりを調節できるようにします。

普遍的且つ、年代を問わない永遠のワンピースですね。

 

 

 

 

本日は短めですが、この辺で失礼しますね。

 

早く回復するようにします。

 

 

では。

本日もありがとうございました🏥

 

 

 

初秋の花柄ワンピース②

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こんにちは!

 

 

ミンネで初めて不良品を出してしまいました。(知る限りですが)

ざっくりとした素材の玉縁始末をはずしてしまっていたのですね。

 

いつもご注文の作品は発送前に改めてアイロンをかけ、

その時に糸切忘れなど、最後のチェックをするのですが、

袖口ギャザーということもあり、

アイロンがかけにくい箇所。

 

まずは玉縁をはずして縫うなんて、考えられないのですが、

きっと生地端のほつれがきわどかったのですね。

玉縁という事もあり、縫い代は1㎝もありません。

 

縫い代がほつれやすい生地は時間をおかず、すみやかに縫うこと。

危険な箇所は見えない部分であってもロックをかける、など、

いつも注意しているつもりですが、

ギャザー寄せが真っ直ぐではなくて、

重なっている部分がずれてしまったのかも知れません。

 

ご購入いただいたお客様に申し訳なく、

また、NAVI自身も痛恨でありますが、 

どちらにせよ、NAVIのミスですので反省する所存です。

今後も、一層気を付けます。

 

 

 

さて、

秋物が動き始めました。

 

9月中に縫いたい生地がカタチになるのを待っています。

 

初秋はコットン生地の秋らしいカラーでスタートです。

春にも着られますね。

 

さて。

ワンピースの続きです。

 

気になる衿のフリルが出来て、

スカートの裏も縫えました。

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本体に戻り、袖を縫っていきます。

 

今回は袖山にギャザー、

袖口はレースを重ねたゴムでのフリル袖口になります。

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袖山ギャザーの場合、セットインですと

クラシックな雰囲気になってしまうので、

肩は落として、

袖のボリュームを袖口側寄りにするのが今年っぽいかな。

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袖下から脇を縫い、袖口を細い三つ折り始末をします。

 

 

レースを重ねて、ゴム通し布をたたきます。

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黒いテープはステッチ案内です。

ステッチ定規が3㎝くらいまでしか測れないので、

それ以上の場合はこのテープを貼って案内とします。

 

 

袖口が出来ました。

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上身頃が出来ました。

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スカートを縫います。

ティアードです。

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時間が足りなくなってしまい、

ここからは画像を撮る余裕がなく、画像はありませ~ん。

 

 

 

 

出来ました。

エストリボンも作りました。

 

 

 

やや立ち衿風のフリルです。

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袖口です。

内側に入れ込めば普通のパフの袖口になるのが

ゴムの良いところですね。

この季節は気温がいろいろですので、

たくし上げれば7分袖にもなります。

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ふんわり。

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最初は地味な生地かな~、と思っていたのですが、

フリルやレースをあしらって、

ギャザーでふんわりさせたら

上品な華やかさのあるワンピースが出来上がりました。

 

 

 

 

 

では。

本日もありがとうございました🐟