ワイドパンツに合わせてブラウスはいかが?コーデリレーその2.
こんにちは!
ワイドパンツから作ったアイテムに合うものを作っていく、
コーデリレーを始めることにしました。
(この件は「真面目にワイドパンツを作ってみた」に追記しました。)
ブラウスの次はまたボトムですね。
アウターも欲しくなる、冬場を乗り切れるのか?
ちょっと心配ですが、
なびが飽きるまで続けたいと思います。
今回はブラウスです。
生地はポリ100%のデシンのような生地です。
はい、縫いにくかったです(泣)
何はともあれ、裁断からです。
このブラウスは芯は使いませんので、その分楽…かな。
パターンは過去に引いた、ベーシックなブラウスを土台に
身頃のみを作りました。
アシンメトリーなデザインなので、前身頃は左右作ります。
前身頃のパターンは、ほぼ直線ですが、
生地の「落ち」を利用して、フリルっぽさを出す作戦です。
後衿ぐりはバイヤス始末でございます。
肩を接いでから最終始末をします。
前衿ぐりは裾まで三ツ巻をします。
左右の身頃を重ねて右身頃を上にしてたたきます。
肩を接いで、バイヤスの始末をします。
さあ次は袖ぐりです。
袖ぐりを縫ったら、袖下と脇も縫います。
袖口を三ツ巻します。
(三ツ巻と言っても手動です…)
袖口から5㎝のところにゴム通し布を縫い付けます。
その中央からちょっと前部分に、リボンをちょちょっと縫いとめます。
リボンは断ち切りで3㎝巾の50㎝長さです。
これは横地の目ですが、バイヤス取りですとしなやかでしょう。
これはちょっとパキパキしてしまいました。
袖口に8コールゴムを入れてミシンで止め付けます。
(6コール以下でしたら縛っても良いかも、ですが8コール以上は重ねて止め付けた方がスッキリします)
袖口が出来ました!
最近はこういう袖をキャンディ袖と言うらしいです。
裾は1㎝の三つ折り始末をします。
完成しました。
横姿です。
後です。
丈が少し短かったかなぁ…(着丈は55㎝から変更しなかった…)
袖口です。
ゴムですので袖丈を調節できます。
「落ち」の良い素材を利用して、前身頃にニュアンスをつけました。
リレーの「その3」はこのブラウスに合うスカートを
考えてみようかな。
真面目にワイドパンツを作ってみた。縫製編。コーデリレーその1(後編)
こんにちは!
今日はワイドパンツの縫製編になります。
パンツのファスナー付けがポイントになりますでしょうか。
まず始めにダーツとポケットを縫います。
ポケット袋布は5㎜控えます。
ポケット口は見返し仕様の方が高級感があります。
ポケット向こう布と接いでまわりをロックします。
次に
前股ぐりを縫います。この時、股下は少し縫い残します。
左前開きに見返しを付けます。
持ち出しの下を縫ってロックをかけます。
右開きにファスナーと持ち出しを付けます。
(この辺は説明が雑ですみません…。)
片方のファスナーが付きました。
ファスナーを閉じて見返しに付ける位置を決めます。
見返しのみにファスナーを縫い付けます。
ファスナーのステッチをかけていきます。
最初は持ち出しをはねて途中まで縫います。
このあたりで持ち出しを戻し、持ち出しの下側を重ねて縫います。
ステッチ案内としてこのように型をとっておきました。
裏側です。
パンツ脇を縫い、股ぐりを縫います。
ヨークを縫いました。
これから本体と縫い合わせていきます。
表側を接いで→表側からコバステッチで裏ヨークを押さえます。
Wステッチで仕上げます。
裾のヘムは多めにとりました。
今回はステッチで仕上げます。
前カンを付けます。
完成しました!
横姿です。
後ろ姿です。
ボディとサイズが合わないので、ちょっとシルエットがいまいち(?)
ウエストはスッキリしていますか…ね?
このパンツに合うトップスを…と思い、
作ったのがこの紺のブラウスです。
このブラウスの工程はまた次回にupしますね。
パンツはやはり危惧していた通り、仕上がりがいまいち、という印象です。
シルエットも改善の余地があったので
パターンを修正しました。
今度はもう少し「落ち」の良い生地&裏付きで作ってみたいと思います。
自分の体形をカバーし、トレンドも取り入れ、且つ簡単で作りやすく、とか
希望は果てしないですね。
秋になり、ハンドメイドも秋冬物にシフトしてきています。
夏みたいにザザっと縫えないアイテムもありますが、
秋冬ならではの、
暖かものとか、ニットとか、
簡単に縫えるものもたくさんありますので、
いろいろ縫って行きたいと考えています。
本日もありがとうございました。
では🌹
真面目にワイドパンツを作ってみた。コーデリレー その1スタート!
こんにちは!
なびの普段着ている服は、ほぼパンツです。
最近はワイドパンツ系のみ! ですが、ウェストがだいたいゴム仕様。
ま、最近のトレンドはゆるゆるスタイルなので、
体型も、まあ目立つこと無いし、と楽な生活でございます。
しかし、時にはスッキリとお出かけもしたいのであります。
そのために、一応 きちんとしたパンツも作ってみようかな、ということで
まず、パンツの原型のようなものを作りました。
スカートの原型のパンツ版ですね。
パンツもウエストとヒップの関係が重要です。
ここを押さえておけば、ぴったりシルエットだろうが、
タック入れまくりだろうが、思い通りのシルエットが可能です。
基本はストレートパンツです。
ウエスト、ヒップの寸法をぴったり合わせて(ゆとり分は入ってます)
あとは裾巾で調節ですね。
もちろん、渡りなど(股のところ)もスタイルによって変えますが。
今季のスタイルはゆとりのワイドパンツが主流ですので、
ウエスト、ヒップはすっきり、シルエットはワイド、
と言うスタイルを目指します。
イメージはたて長台形シルエットです。(袴はNG)
まずは原型を引きます。用紙は白方眼紙で。
用紙を不織布に変えて、原型を下敷きに展開パターンを引いていきます。
よく写りますが、この不織布は消しゴムが使えないのと(消すと汚くなる…)
鉛筆の線が薄くしか引けないのが難点ですね。
(早く使い切りたいけど、100m巻きなのでまだまだあるのさ…)
今回は「ウエストスッキリヨーク仕立てのワイドパンツ」
というテーマでございます。
消しゴムが使えないので正しい線はこのようにクルクルっと印します。
ヨークをたたんでいます。
角々になっている線はなだらかに引き直します。
出来ました!
今回は裏は付けないので裏地のパターンはありません。
(ポケット袋布のみ裏地を使います)
さあここで問題です。
この画像で、パッと見てわかるパターンのミスがあります。
それはどれでしょう?
パターンを知っている方は当ててくださいまし。
今回の生地はミジンコのような千鳥柄でございます。
綿100%で落ちが悪く、シワも出来そうですが、
シルエットを見るために作るので、
失敗してもあきらめがつき、且つ成功したら着れる生地を選びました。
生地は110巾で2.5m用意しました。
さっそく裁断に入ります。
裁断はなるべくなだらかに、ギザギザにならないよう、
角は余分に切らないよう、努めましょう。
縫い代の付け方豆知識:最初に縫う方が直角です。
このパターンもそうなっています。おわかりになりますでしょうか。
後パンツはヨークでダーツがたたみきれませんでしたので、
ちょこっとダーツが入ります。
ダーツのしるしは切り込みと、ダーツの内側に入れた「点」でございます。
これがどうしてもできない生地(起毛とか)の場合は切りじつけをします。
芯の裁断です。
今回はなぜか1枚1枚切りました。
ホントはこのようにすると用尺が縮み、芯が(生地でも)節約できます。
しかし、時間と手間がかかってしまうので、どちらが良いかは
ケースバイケースですね。
こうやって切る場合は、表を上にして
芯は糊が付いている方を上にして、
カットしたパーツがそのままアイロン出来るようにします。
全面芯を貼る場合は、こうやってパーツをのっけて切ると手間がはぶけ、
またずれるという心配もありません。
カットしました!
生地は縫いやすそうです。
薄いのと、ちょっとパリパリしているのが気がかりですが、
作ってみないとわかりません。
明日は縫製編をやっていきます。
では🌼
★追記
このパンツを作った後に、パンツに合わせるために
ブラウスを作りました。
今度はそのブラウスに合うアイテムを作ろうと思い…
ひらめきました!
コーディネイトのリレーをやって行こうと思います。
作ったアイテムに合うものを順番に作って行くのです!
服ばかり作ると飽きるので、毎回ではありませんが、
「コーデリレー」として細々と続けて行きたいと思います。
このコーナーはなびの趣味が思いっきり入るコーナーに
したいと思っています。
いつまで続くかわかりませんが(季節の移り変わりもあるし…)
とりあえず、スタートです!
ではでは🌹
デニムで作る男子エプロン。
こんにちは!
家族のために作った男子用エプロンです。
サイズは丈が90㎝くらい、巾が100くらいです。
くらい~としか言えないのは、
パターンを引かずに直断ちし、ラフに…言いかえると
テキトーに作ったからであります。
チャコで直接線を引いて、裁断しました!
このデニムは硬かった…。
14番ミシン針が泣いていました。(でも16番は持っていないの)
ミシンは安定のシュプールで縫いました。
簡単に縫製工程をご紹介します。
ポケットを張り付けて、ひもを縫いました。
脇のループ布も縫いました。
本体の脇を1番に縫います。三つ折りです。
ループをはさみ込みます。
胸の両側にひもをはさみ込みます。
ど端っこに挟むのは厚くなりすぎるのでやめました。
(ミシンは大丈夫そうだけど、針が…多分持たない。)
このようにぐるっと三つ折りをかけて、完成です。
胸にもポケットがあったらいいな、と思い、付けています。
出来ました。
ひもがちょっと短かった…。
実用重視の男子エプロン、作業にいかがでしょう。
実はずっと以前から作ってほしい、と言われていたのですが、
すっかり忘れていて、
デニムのスカートを縫っていたら思い出しました。
スカートとはデニムの種類が違うのですが、
同じオンス(デニムの重さ)でも
加工の違いから風合いは全然違います。
これは多分、10オンスだったかな?
デニムの薄い厚いはオンスで見ます。
重い方が(数字の大きい方)厚くなります。
でも、同じ重さでも、ウォッシュ加工や
ダメージ加工のかけ具合で柔らかさなど、風合いが違ってきます。
厚くても糸の撚りがあまくなっていると
縫製は楽です。
今回のデニムはきばた(加工する前の生地)に近いので
かたい…。
洗っていくうちに柔らかくなっていく
本来のデニムに近いでしょう。
では🌺
IKEAの生地の買い方。
こんにちは!
今日はIKEAへ行ってきました。
目的の品物がはっきりしていたので、
家具のディスプレイゾーンはパスして、
いきなり小物のマーケットへ直行!
その前に、いつもカフェ(?)で一休み。
本日はカラポテとドリンクのみ。
カラポテは唐揚げとポテトの皿盛りです。
240円くらいで安い。
さて出陣です。
あれこれ見ながら、生地コーナーに到着。
こんな感じです。
IKEAの生地はインテリア向けなので、
生地巾が150㎝あります、
上の方に生地見本がパネルで並べてあって、
下の段に反物が置いてあります。
反物を裁断台まで持っていって、自分でカットします。
台には1m定規が張り付けてあって、
縦に浅い溝が入った案内ライン(?)が埋め込められています。
生地をこのように定規に合わせて…。
溝に沿って備え付けのハサミでカットします。
生地をカットしたら、軽くたたんで、このカゴに入れます。
(違う生地の画像ですみません)
カゴに入れたら、付近にあるファイルから
カットした生地を探します。
ありました!
プリントは探しやすいですが、
無地は間違いがないよう気を付けて…
商品名や品番を確認して…
カゴの横にある機械にスキャナーがくっついているので
バーコードをスキャンします。
そうすると、横のかごに入れた生地の
メーター数(重さで測るのか?)が認知されて、
お値段が印字されたシールが出てきます。
それを生地のわかるところに貼ります。
これで完了です!
自分でカットするのが、始めは少し戸惑うかも知れませんが、
慣れれば大丈夫。
カットも、真っ直ぐ切れるよう、誘導溝がありますので
誰でもカット出来ます。
買っていますので、すっかり慣れました。
(ただ、あまり形にしていないのだよ…)
IKEAはスェーデンの会社ですので、
生地も北欧柄になりますね。
今期は藍染調や水墨調の心動かされる生地がありました。
ユニークで大胆な大柄が多く、おもしろいけど使いにくそう…という
こともありますが、機会があったら取り入れてみてくださいね。
では🌷
ナニイロ生地でチュニックワンピ。
ナニイロのWガーゼ。
シックな秋色です。
ニュアンスのある色遣いとプリントが好きです。
さて、生地は110巾の2M。
このパターンはけっこう身幅があるので足りるでしょうか。
このパターンはニットワンピ―ス用です。
お袖が2重になっています。
結局お袖分が足りなかったので、袖口で接ぐことにしました。
バイヤス布を接ぎました。
これは45㎜巾です。
2重で始末します。
半分に折りました。
両肩を接ぎます。
衿ぐりのバイヤス始末は
表側から8㎜の縫い代で縫います。
縫い代を押さえます。
ネームを付けて、肩で落としミシンで止め付けて、衿ぐり終了です。
袖口を接いで、お袖と袖ぐりを縫いました。
袖下から脇を縫います。
裾は三つ折りです。
袖口の縫い代を止めます。
出来ました~。
ふんわりしてますね~。
身幅が広く、袖がちょろっと付いています。
これで7分袖くらいになります。
横姿です。
たっぷり感のあるデザインです。
ほぼ四角の身頃に筒袖が付いてる、みたいな
シンプルなパターンです。
縫製も簡単。
このパターンは他の生地でも活躍しそうな予感(^^♪
ニットも縫ってみたいです。
では🌻
ちょっと手こずった、Aラインデニムスカート。
こんにちは!
急にデニムでなんか作りた~い!
と言う気持ちが押さえきれず
手持ちの生地でスカートを作りました。
カジュアルなので、ファスナーはコンシールではなくて、
フラットニットを使用します。
パターンは夏に作ったレースのヨーク切り替えの
Aラインスカートの丈を伸ばすことにしました。
のっぺりしそうなので、切り替えか?とも思いましたが、
たまには可愛げのあるポケットでも付けようか、と。
しかも後スカートではなく、前スカートに。
生地は硬いものの、縫いやすく芯も貼らないので
順調に縫い進めていたのであります。
しかし…。
ヨーク仕様ですので、ファスナーの上部分の始末の仕方が
実は確立していなかったのです。
ワンピースなどの仕様と同じですね。
コンシールはそんなに難しくないんです。
それで、ファスナーとヨーク見返しの始末に手こずり、
通常より時間がかかってしまったのですね。
3時間もあれば完成するか、と思っていたのに、
翌日に持ち越しになりまして…。
そうこうしていたら、寝ている間に解決方法がひらめきました。
今回は手順が違ってしまったので、変則技で解決しましたが、
残念なことにその工程を記録するのを忘れてしまってます。
また近日中になびなりの
「フラットニットのヨークすっきりすべてミシンで」
というテーマでupさせていただきます。
裏付きなどにも使えると思います。
ファスナーとヨークの部分はありませんが、
それ以外の工程を書いていきます。
先ずは裁断ですね。
この生地はW巾なので差し込みで1Mあれば十分です。
パターンの丈をそのまま伸ばします。
ポケットのパターンは作りました。
ヘンな形ですが、貼り付ければ馴染むと思われます。
カーブをきれいに出すために、縫い代に捨てミシン、
それと出来上がりの型を取っておきます。
このデニムは少し硬いので、ジュプールにまかせました。
縫い代を縮めながら型をはめてアイロンで整えます。
面倒かもしれませんが、こうやるとポケットのカーブがきれいにあがります。
ポケットが付きました。
ポケットのパターンがヘンな形のわけは、
スカートが台形だからです。
気持ちスカートにそわせます。
ヨークを接ぎます。
ヨーク切り替えを、コバで押さえます。
ヨーク見返しを接ぎます。
(これから迷宮に入って行くのでした)
何も知らずにファスナーを縫っています。
ちなみに最近はファスナー付けの方法が違っているようですね。
コンシールみたいにファスナー開きをミシンで仮に閉じて3㎜出して縫って…
みたいな。
なびはしつけもせず、押さえも変えず、ピンだけは刺して…縫います。
さあ、もうすでに失敗しています。
************************************
これからどうやって目的の仕様まで到達して行くのか、
文字だけで説明します。
ファスナー上部分を少しほどきます。
ヨーク見返しの後ろ中心は縫い代を15㎜カットしてあるので、
ファスナーと5㎜の縫い代で接ぎます。
ヨークと見返しを接ぐときに、
後ろ中心のファスナーに気を付けて縫う。→ここが重要だけど、言葉では難しい…ごめんなさい…
ファスナーのほどいた部分を縫う。
やれやれ。
************************************
今、ヨークを縫っています。
やれやれ、なんとか解決しました。
今度縫うときはバッチリやります。
(けっこう何回も縫っているのに、忘れちゃったのか、それとも違う方法で縫っていたのか…?)
ここで問題です。
1箇所ミスを犯しています。
それはどこの部分でしょう?
裾はWステッチです。
出来ました~。
ポケット、馴染んでますか?
丸くしすぎたかな?
横姿です。
後姿です。
最初は11番針を変えずに縫っていたのですが、
途中で折れてしまいました…。
14番に変えたのですが、14番もギリギリでしたかな~。
針が辛そうでした…。
ミシン糸は20番のジーンズステッチという糸があるのですが、
飾りステッチには良いけど、本縫いには向きません。
太い糸は糸調子の調節も難しいものがあります。
考えた結果、普通の60番スパン糸を使用しました。
色を茶系にして、品の良いカジュアル感を
出したかったのですが、
ステッチはやはり30番を使った方がはっきりしますね。
ステッチの色も重要ですね。
茶系は少し目立たないかも。
赤茶系か、辛子系茶色にすれば良かったかな?
シンプルで縫いやすいデニムスカートと思い、
簡単に出来ると思いきや、
少し手こずってしまいました。
またファスナーと見返しの簡単でスッキリ、
すべてミシンで出来る方法をご紹介したいと思っています。
では🌷