写真からのパターン⓹ 裁断。
こんにちは!
雑誌やネットを見て、
良いなぁ、と思うお洋服に出会ったりします。
今回はシンプルなフレアーシルエットの麻プルオーバーから
パターンを引いてみました。
実物を手に取ってサイズなどを測らない限り、
同じパターンは引けません。
細かなディティールも想像で作るので、
同じく同じに仕上げることは難しいでしょう。
目指すは同じ雰囲気のものです。
多分、こんな感じかなぁ…。
などと思いながら引いていくわけですが、
実際に出来上がるまではわからないです。
同じデザインでも、
グラフィックとファッションでは違うと言います。
ファッションは予想が付けにくいと聞きます。
そうなんですよ~。
100%バッチリの仕上がり、
という事はほとんどありません。
今回はどうでしょうか。
使用する生地は麻100%ではなく、
綿とのハーフリネンにしました。
少々透け感があり、縫いやすくてあり、あつかいは良さそうです。
麻は好きな素材ですが、
やはりシワが気になるので、
ボトムなどは水洗いしてどろんどろんとした感じに
してしまうのも好きです。
水洗いすると毛羽だってしまうものがあるので
すべての麻におすすめしませんが。
麻は服地用でないと、ラミーという麻を使用していることが
多く、ちくちくしてしまうので、
首筋とか腕の内側でチェックしてから購入すると良いですね。
生地はこちらです。
W巾ですので、取りは良さそうです。
パターンが完成して、裁断をしました。
身頃は差し込みですね。
ロータリーカッターに慣れると、
はさみに戻れません。
正確にカットできるし、切り口もきれいです。
はさみと違うのは、刃替えが必要なので、
初期費用は安いですが、多少なりともコストがかかってくる、
という事でしょうか。
NAVIの場合は1ヶ月くらいで刃替えをするので、年間1800円くらい
替え刃の費用がかかります。
ノッチの切り込みはデザインカッターの平たいものでグサッとやってます。
プロの方はノミを使うようです。
これはパターンを裏にして裁断しています。
裏での裁断は、ノッチ部分に切り込みを入れておきます。
あとは必要なら地の目を折っておいてわかるようにしておくと
必要最低の情報がわかります。
パターンが片身しかない場合、型入れによっては
裏での裁断をせまられることも多々ありますね。
輪のところのノッチははさみに登場願います。
地の目は正しく最低2ヶ所以上で確認しましょう。
見返しの芯は直接生地を乗っけて切ります。
芯のカットはいろいろですので合う方法でよろしいかと。
芯カット終了!
布ループをカットして、終了です。
布ループはきっちりと決まりがあるわけではないですが、
大きめに切り、あとで余分をカットすると良いと思います。
これは適当なんですが、2.5㎝×7㎝くらいです。ちょっと長めかな。
裁断、終了しました。
次回から縫っていきます。
シンプルなので面倒は無いと思われます。
もう日付が変わってしまいましたね。
では。
本日もありがとうございました🚙