なびの洋裁教室ブログ

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CHINA備忘録㉔ 春節の思い出。

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春節旧正月と言いますね。

2019年の今年の春節は2月5日だそうです。

毎年変わるのですね。

雲陽の工場長は旧暦で誕生日を祝うので、

毎年日にちが変わるそうで、おもしろいですね。

 

 

中国は日本と比べると祝祭日がすごく少ないです。

まとめて休めるのは、10月の国慶節と春節ぐらいでしょうか。

最近は日本のGWを真似して「黄金週間」などと言って休むように

なったのかな?不明です。

 

1年で最大のお祭りはやはり春節です。

 

2週間ぐらい前から市場も活気づきます。

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どこからやってくるのか、お店が増えます。

 

 

食品以外の衣料品も通りにせり出してきて、にぎわいます。

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野菜の物売りもいつもの2倍に増えます。

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ネギ売りです。

こんなにさばけるのでしょうか。

雲陽よりもっと田舎から来て、

このようなテントに寝泊まりして商売をします。

着の身着のまま、食事は良いとして、トイレとかはどうしているのでしょう。

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春節は家族で過ごすものです。

 

10日くらい前から準備が始まり、

10日前○○を買う。

9日前○○をする。

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3日前餃子を作る

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などなど。

餃子を作る、しか覚えてなくてすみません。

 

 

NAVIが雲陽にいるせいで、気を遣わせてもなにかな、と思い、

中国生活2度の春節は、いずれも旅に出ました。

 

1年目は文明を求めて上海へ。

 

2年目は漢族に疲れて、南方の少数民族の住む街を訪ねて、

昆明から西双版納(シーシュワンバンナー)と大理へ。

西双版納はタイ族の住むところです。

他にも周辺には魅力的な民族衣装を着た族の皆さまがいます。

南方は種族が違うせいか、

街はなんだか清潔っぽいし、

ひともなにげに優しくて、空気が違います。

 

1年目の上海はとても静かでした。

お店も開いてないし、人も少なくて。

ホテルくらいしかご飯を食べられなかったっけ。

当時上海は爆竹が禁止になっていて、

街は静かでしたが、ときたま「バン!バババン!」とか言って鳴ってました。

 

 

大理では、

爆竹はそんな派手なことはありませんが、

前を歩く若者がポケットから

ポロ…ポロ… 

 

と爆竹を落として歩くのです。

それを踏むと爆発です。

 

頼むからあれはやめて欲しい。

 

 

大理や少数民族のお話はまたまとめて書きたいですね。

 

 

今年の春節は北京は爆竹禁止らしいです。

そしたら中国人観光客が沖縄とかで爆竹鳴らしていたらしい。

まったく…

ひとの国に来て何やってくれちゃってるの。

東京タワーも五星旗カラーでお祝いですって?

政府も何やってくれちゃってるの。

残念だけど、

こういう思いやりとか誠意は通じないのに。

譲歩=弱さとしか受け止めない支配脳なのに。

 

 

 

当たり前ですが、中国ではNAVIは外国人です。

国全体が活気づく春節はほほえましいものですが、

仲間には入りたくないという気持ちです。

同じ気持ちで楽しむことが出来ないのは仕方なく、また

当たり前というもの。

 

そんなときは旅が良いですね。

 

 

 

 

おわり。