CHINA備忘録⑫ 生活の様子ー2
近所にある老街という旧市街?にある、渋いたたずまいの食料品店
こんにちは!
(10月のレッスンカレンダーUPしました)
中国雲陽の日常生活で~す。
食事は主に、と言うか99%自炊でした。
と言うのも、食事ができる(したくなる)食堂などが
なかったからです。
中国は屋台とかがけっこう楽しいのですが、
他の街はいざ知らず、
雲陽の一般的な食堂はこんな感じです。
オープンエアで食事をする場所もあります。
↓
こちらは駅に近い新街にあります。
春節というお正月が近いので、街に活気がありますね。
残念ながら、地元では街で食べ歩きをすることが無く、
たまに連れて行ってもらう食堂で食べるくらいでした。
車は自家用車はほとんどなく、
9割がトラックというのが田舎の実情です。
北京や上海などもまだ自家用車は少なくて、
走っている車はトラックやバス、タクシーがほとんどでした。
ちなみに雲陽のタクシーは4輪の車ではありません。
これが大型のタクシーで、乗り合いバスみたいに、
8~10人くらい乗り込みます。
個人で乗れる小さなバイクタクシーもありました。
他には自転車の前や後ろに荷台が付いている人力車みたいな
タクシーもありましたっけ。
これは工場の屋上かいつも野菜を調達している市場の様子です。
どこが市場か?--て?
よく見ると道の両側に野菜を並べているのがわかります。
もう少し歩くと老街の入口角があります。
いつもは静かなのですが、
お正月まえになると
どこからか店がやってきて、人々でにぎわいます。
ヤギの肉や豆腐などが売られています。
ヤギの肉である、という証拠に
ヤギの頭が置いてありますね。
寒い時は男性は人民解放軍の綿入りコートを着る人が多いです。
このコートの重さと言ったら!
あと、
面白いのは、おじいさんとかが耳カバーを付けていたりします。
美容院でパーマやカラーのときにかぶせてくれるあれの布版です。
中央のお兄さんのような耳カバー付き帽子も人気です。
この近くに銀行があって、
NAVIも口座をつくりました。
なんと手描きの通帳でした。
お金のストックも少なくて、
例えば5万円くらいを引き出したい、と言っても
在庫のお金が無いので、
「3万以上引き出したい時は、前日の午前中に言ってこい」
とか言われます。
そうそう、
この小さな銀行で、纏足のおばあさんを見ました。
何気なく床を見ていたら、
小さな足が目に入ってきたのです。
刺繍の入った纏足用の布靴を履いていました。
おばあさんは上品な感じの80歳前後の小柄な人でした。
絵にかいたような素朴な紺の中華服を着ていましたが、
きっと育ちが良い方だったのでしょう。
杖もつかずによちよちと歩いていました。
ご近所のおうちです。
ごく一般的な普通の人々のおうちです。
窓は少なく、中は暗いです。
床は土間で、玄関はなく、いきなり寝室だったり、
台所だったりします。
部屋数は少なく、多くても3部屋くらいで、
トイレもお風呂もありません。
トイレは公衆トイレ、又は部屋に壺が用意されています。
お風呂は基本的に入らないと思います。
月に一度くらい洗面器で髪を洗います。
ある日の鄭星さん。
「♪今日は気分が良いの~♪」
NAVI「どうしたの?」
鄭星「なんと髪を洗ったのよ!とっても気分が良かったわ♪」
NAVI「……」
何か月ぶりなのか、何日ぶりなのか、聞くことが出来ませんでした。
NAVIは極寒の日のお湯が無い日でも、
やかんでお湯を沸かして
全身洗っておりましたが…。
工場長の家族を見ていると、
だいたい1ヶ月に一度洗髪するようです。
みんななぜか(お風呂がないのか?)庭で髪を洗います。
ちょっと聞けない雰囲気でしたので、
お風呂事情は今でもわかりません。
そんな中国人でも、日本人は毎日お風呂に入りたがる人種だ、
ということは知っていてくれました。
着任した際、工場長は
「24時間いつでもお風呂に入れるバスルームを用意した!」
と豪語しておりました。
自慢のバスルームがこちら!
新しく作ってくださいました。
鏡はなんとブルーです。
ここのお湯は石炭を焚いて沸かす方式です。
24時間云々~ は…。
嘘でした。
お湯があるかないかは運。
現地の人々はお風呂に入る習慣がないのに、
NAVIひとりのために、面倒な石炭焚きを
やってもらうわけにはいきません。
夏場は水で十分でしたし。
冬もやかん一杯でなんとかなるものです。
では。
本日もありがとうございました🍑