「すてきにハンドメイド」ルームウエア上衣②
こんにちは!
なんだか梅雨寒な日々です。
涼しいのはありがたいですが、
寒いのはね~。
夏用に涼しげなお洋服を作っていても、イマイチ気分が乗りません。
でも、
夏はソーイングがやりやすい季節です。
何と言っても、素材ですね。
コットン、麻系でしたら扱いも簡単。
裏も透ける素材以外は不必要ですしね。
縫製も直線ものも多いのでザザっと縫えるものも多いです。
夏にたくさん縫って縫って縫いまくり、
ミシンや裁断や、パターンと紙の扱いに慣れましょう。
初心者の方は、まずミシンに慣れて、
愛用のミシンの癖を把握すること。
何枚も縫って、この生地ならこうだった、
という経験を重ねることでしか、ミシンの癖をつかむことは出来ないのです。
ミシンの癖をつかんだら、ミシンに附属しているもの以外の
さまざまなグッズに助けてもらいましょう。(ステッチ定規とか、ね)
ミシンが手足のように動いてくれるようになったら
きれいに縫うための工夫を考えていきましょう。
パターンも、最初は実物大の型紙を利用して、
好きな生地で作ってみましょう。
1枚作って成功したら、同じ型紙でまた1枚作ってみましょう。
2枚目の生地は1枚目とは違うものを選びます。
1枚目の生地と2枚目の生地での、出来上がりの違いを比べましょう。
これを繰り返すことによって、出来上がりイメージが育ってきます。
ホームソーイングが成功するかしないか、
ポイントは2つです。
ひとつはパターン~縫製などの技術。
もうひとつはデザインとか、発想です。
このふたつが合わさって、満足するものができるのですね。
と言って、作りたいものを作る!というのが
ホームソーイングの醍醐味ですからーーー。
難度の高いモノしか目がいかない… と言う方は、
縫製難度が高い場合は縫いやすい素材で作る。
扱いにくい素材は簡単なデザインと縫製で作る、
又は縫製の融通のきくデザインにする。
—---とか、気持ちよく作る工夫をするとよいですね。
縫製には「難しい」と「面倒」があります。
「難しい」というのは扱いにくい素材でフォーマルなJKとか、
芯貼りや裏地とのテクニック、附属も含めて高度な技術が必要です。
「面倒」というのは、ギャザーが死ぬほどあったり。
(ピンクハウスのワンピースとか…今NHK朝のTV小説で井川遥が着ていますね)
必要なのは根気だけで難しくはないのです。
最初は扱いやすい素材で「着られるもの」を作り、
徐々に難度を上げていきましょう。
一度に覚えられそうにない部分縫製(ファスナー付けとか)は
できれば続けて3回縫うと覚えることが出来ます。
縫製も「手の慣れ」というのがありまして、
同じものを縫っても、最初の作品はぎこちなく、
手慣れてくると見た目もきれいだったりするから面白いですね。
作りたいものをかたちにするって、楽しいです。
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さて、ルームウエアの上衣の続きです。
衿ぐりまで出来ました。
こちらは前見返し裾です。
見返しは後でたたいて止め縫いするので、アイロンで折ってあります。
では、縫製の続きです。
袖ぐりを縫います。
身頃側にコバステッチをかけます。
袖がつきました。これは裏面です。
袖下~脇を合わせます。
袖下から脇のスリット止まりまで縫います。
脇の縫い代にロックをかけます。
スリット開き部分は割るので、割る縫い代部分にちょこっとロックを
かけてから全体をかけます。
スリット部分は1㎝の三つ折りにします。
次は裾を1㎝の三つ折り始末します。
袖口も1㎝の三つ折り始末です。
見返し止めステッチをかけます。
釦(18㎜)を付けます。ループなので、根巻はしっかりと。
上下が完成しました。
衿ぐりが立体的なので、いい感じです。
後ろ姿です。シンプル。
A4サイズにたたみます。
重さは300gちょっとです。
郵便局のレターパックライト(360円)で送りました。
***<本日のビスコーニュ>***
森の中のかわいい動物たち…というイメージかな?
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では。
本日もありがとうございました🐊