なびの洋裁教室ブログ

自由に簡単にお洋服を作りたい!お気に入りの生地がカタチになっていくワクワク感を体験してくださいね。

ちょっとアバンギャルドなミニスカート③

f:id:navistyle:20181022202952j:plain

★レッスンカレンダーUPしました

 

 

こんにちは!

 

 

 

スカートとは関係がないのですが、

前々から作りたいものがありました。

 

それはベレー帽です。

そのベレー帽のパターンは完成し、

トワルも作って、サイズ調整もいたしました。

それから約半年…。

 

やっと作ったのです!

(またいずれUPしますね)

そこで、

いろいろ迷っているのが帽子の内側に付けるリボンです。

 

一般的にはグログランテープを使用したりしますね。

それの代用として何があるかなぁ、と考えています。

 

とりあえす1作目は玉縁始末にしてしまいましたが。

 

あまりすべらずに頭でキープできるもの。

ゴムとか、ニットのリブとか。

 

やっぱり王道のグログランですかね~。

 

何かを作る時、

こう見えて、生地など材料や附属、糸や針など、

いろいろ考えたり、迷ったりします。

パーフェクトな選択はほぼムリ。

その時その時の限られた条件のもとで、

出来る限りのことをする、と言うのをモットーとしているつもりです。

 

何事にも通じることですね。

 

 

 

さて、

スカートですが、本日で完成させますね。

 

 

本日はウエストと裾です。

 

まずは表スカートと裏スカートのウエストを合わせて縫います。

ファスナーの縫い代は見返し側に倒します。

f:id:navistyle:20181022203038j:plain

 

 

 

こういう感じです。

f:id:navistyle:20181022203107j:plain

 

 

表側にはステッチをかけないので、

縫い代を見返し側に倒して押さえステッチをかけます。

f:id:navistyle:20181022203143j:plain

後ファスナーの部分は押さえが入るところまでかけます。

 

 

ファスナーのあたまはこのようにスッキリ。

f:id:navistyle:20181022203215j:plain

 

 

 

次は裾です。

裾は三つ折りになります。

角が2ヶ所ありますが、裏面が見えても良いように、額縁始末します。

 

三つ折りして内側の角が合う場所にしるしを付けます。

f:id:navistyle:20181022203330j:plain

 

 

上がり線はアイロンで折ってあります。

 

 

裏面にして、しるしから角まで縫います。

f:id:navistyle:20181022203437j:plain

 

 

縫いました。

f:id:navistyle:20181022203527j:plain

 

 

余分の縫い代はカットします。

f:id:navistyle:20181022203556j:plain

 

 

縫い代は割れるところまで割ります。

f:id:navistyle:20181022203621j:plain

 

 

三つ折りステッチをかけます。

f:id:navistyle:20181022203703j:plain

 

 

 

今回は構造上右裾1箇所に糸ループを作ります。

f:id:navistyle:20181022203730j:plain

 

額縁始末はパターン作成時にあらかじめ縫い代をカットすることも出来ます。

が。

三つ折り、ということもあり、

少しでもズレるとおかしくなってしまうので、

面倒かも知れませんが、

実際に折って現状優先にしました。

三つ折りではなく、ロックだけなら最初から縫い代をカットしておくと

簡単です。

 

 

 

 

出来ました。

f:id:navistyle:20181022204004j:plain

 

 

 

後ろ姿です。

f:id:navistyle:20181022204030j:plain

 

 

 

左脇のたれ分はこのようなかたちになっています。

脇続きに四角の布が付いている、と言う

実は単純な構造です。

f:id:navistyle:20181022204050j:plain

 

 

 

スカート丈を長くしたらNAVI着れそうかな?

f:id:navistyle:20181022202952j:plain

 

 

 

 

 

今回のスカートも実験的なものですので、
パターンはもちろん、
縫製仕様の選択、
生地の具合など、
出来上がるまでは不安がいっぱい。

既製服ではこれがファーストサンプルとなり、
あらゆる角度から(コストも併せて)検討し、
修正を加えて再度サンプルを作り直したりします。

微細な修正でしたら、

作り直さないですぐに工業用パターンの作成に入ります。
良くないものはボツになります。

お洋服作りは想像あるのみです。
頭の中で思い描いた想像のたまものをかたちに出来るか、が問われます。

思い通りにならないことも多々ありますが、
経験を積み重ねることによって、

磨かれていきます。

 

どんどん興味を持って、

どんどん作ってください。

経験の引き出しが増えた分、

ソーイングの世界が広がります。

 

 

 

 

では。

本日もありがとうございました👒