ちょっとアバンギャルドなミニスカート③
★レッスンカレンダーUPしました
こんにちは!
スカートとは関係がないのですが、
前々から作りたいものがありました。
それはベレー帽です。
そのベレー帽のパターンは完成し、
トワルも作って、サイズ調整もいたしました。
それから約半年…。
やっと作ったのです!
(またいずれUPしますね)
そこで、
いろいろ迷っているのが帽子の内側に付けるリボンです。
一般的にはグログランテープを使用したりしますね。
それの代用として何があるかなぁ、と考えています。
とりあえす1作目は玉縁始末にしてしまいましたが。
あまりすべらずに頭でキープできるもの。
ゴムとか、ニットのリブとか。
やっぱり王道のグログランですかね~。
何かを作る時、
こう見えて、生地など材料や附属、糸や針など、
いろいろ考えたり、迷ったりします。
パーフェクトな選択はほぼムリ。
その時その時の限られた条件のもとで、
出来る限りのことをする、と言うのをモットーとしているつもりです。
何事にも通じることですね。
さて、
スカートですが、本日で完成させますね。
本日はウエストと裾です。
まずは表スカートと裏スカートのウエストを合わせて縫います。
ファスナーの縫い代は見返し側に倒します。
こういう感じです。
表側にはステッチをかけないので、
縫い代を見返し側に倒して押さえステッチをかけます。
後ファスナーの部分は押さえが入るところまでかけます。
ファスナーのあたまはこのようにスッキリ。
次は裾です。
裾は三つ折りになります。
角が2ヶ所ありますが、裏面が見えても良いように、額縁始末します。
三つ折りして内側の角が合う場所にしるしを付けます。
上がり線はアイロンで折ってあります。
裏面にして、しるしから角まで縫います。
縫いました。
余分の縫い代はカットします。
縫い代は割れるところまで割ります。
三つ折りステッチをかけます。
今回は構造上右裾1箇所に糸ループを作ります。
額縁始末はパターン作成時にあらかじめ縫い代をカットすることも出来ます。
が。
三つ折り、ということもあり、
少しでもズレるとおかしくなってしまうので、
面倒かも知れませんが、
実際に折って現状優先にしました。
三つ折りではなく、ロックだけなら最初から縫い代をカットしておくと
簡単です。
出来ました。
後ろ姿です。
左脇のたれ分はこのようなかたちになっています。
脇続きに四角の布が付いている、と言う
実は単純な構造です。
スカート丈を長くしたらNAVI着れそうかな?
今回のスカートも実験的なものですので、
パターンはもちろん、
縫製仕様の選択、
生地の具合など、
出来上がるまでは不安がいっぱい。
既製服ではこれがファーストサンプルとなり、
あらゆる角度から(コストも併せて)検討し、
修正を加えて再度サンプルを作り直したりします。
微細な修正でしたら、
作り直さないですぐに工業用パターンの作成に入ります。
良くないものはボツになります。
お洋服作りは想像あるのみです。
頭の中で思い描いた想像のたまものをかたちに出来るか、が問われます。
思い通りにならないことも多々ありますが、
経験を積み重ねることによって、
磨かれていきます。
どんどん興味を持って、
どんどん作ってください。
経験の引き出しが増えた分、
ソーイングの世界が広がります。
では。
本日もありがとうございました👒