「カリキュラムコース」の総ゴムストレートスカート。縫製編。
こんにちは!
ストレートスカートの縫製ですよ。
ギャザースカートそんなに違いはないのですが、
パターンを少しアレンジしたので、
直断ち感覚で裁断することや、
スリット部分が違うので、ついでに全部の縫製をやっていきますね。
ウエストベルトを巾広にしたのと、
ベルトの位置を一段上にしたので、
見返し分を生地に直接描いています。
スリットの見返しを描きました。
後ろ中心で接ぐので縫い代も付けます。
裁断いたしました。
このデニムは巾広なので、スリットの見返しが続けて付けることができます。
110巾の場合は見返し分は接ぐか、
ヒップが細めならギリギリでとれるかな?
ちょっと計算してみます。
ヒップサイズが86㎝の場合
86+ゆとり分4㎝+(1.5cm×4)+(’4×2)=104㎝
ヒップ+ゆとり分4㎝+(脇縫い代×4)+(スリット見返し×2)=必要な生地巾
となります。
この計算ですと、110巾の場合はヒップサイズは92㎝までOKですね。
ヒップがあまりゆとりがない場合は、あまりウエストを細くすると
ヒップが入らなくなるので注意です。
縫製に戻りま~す。
後ろ中心をスリット止まりまで縫います。
スリット止まりはしっかりと返し縫いをしましょう!
例によって、本縫いの後でロックです。
カーブがはずれそう…やばいですね。
裾上がりにアイロンをかけます。
見返しを裏にして裾線でステッチをかけます。
余分な縫い代をカットしました。
あ、そうそう。
通常はスリットの見返しに芯を貼りますが、
今回は少々厚みのあるデニムなので、
大丈夫かな、と思い、貼りませんでした。
表に返してアイロンで整えます。
残りの始末はまた後で。
脇を縫っています。
そしてロックです。
ウエストゴムを接いでいます。
今回の生地は強いので、きっとゴムが負けそうになります。
こういう時は、ハードタイプのゴムを使用するか、
無ければゴムの寸法を3~4㎝少なくします。
ウエストのフリル部分のステッチを1㎝巾でかけています。
そしてゴムを入れ込みながら縫います。
今回ウエスト巾はゆとりがある仕様にしました。
裾を縫っています。
裾のステッチはWにしました。
5㎜巾でもう1本ステッチをかけます。
スリットも同じようにWステッチにします。
スリット止まりは返し縫いでしっかりとさせます。
ウエストのゴムはこんな感じになりました。
ちょっとウエスト巾を太く、と意識しました。
このボディは細めなのでけっこうゆとりのある
ストレートスカートに見えます。
このタイプのスリットが一番簡単と言えます。
総ゴムのスカートでも、
ウエストベルト切り替えをすると
バリエーションが増え、
すっきり目のウエストやフレアーも可能です。
次のステップはウエストベルト付きですね!
それもマスターしたらいよいよファスナー付けです。
裏付きコンシールファスナーで上がり!
でしょうか。
最近フレアースカートを作っていないので
近々作りたいですね。
では。
本日もありがとうございました🔔