パターンは1枚。8枚接ぎのフレアースカート①
こんにちは!
フレアースカート3部作の第2段です。
前回はタック入りですが、一般的な円形からのかたちを取りました。
パターンは後ほどまとめてUPしますね。
今回は間に合ったのでこの8枚接ぎスカートの
パターンをUPしますね。
裾巾はW巾用と110㎝巾用を書き入れます。
この裾は生地巾で計算をして、
きっちり無駄なく取れるようにしています。
(多少の誤差はあると思います)
スカート丈の2倍プラス10㎝で取れる計算です。
裾回りは46㎝(110㎝巾の場合は34㎝)の8倍ですので、
けっこう広がりがあります。
今回のフレアースカート3シリーズに共通するのは、
腰回りはスッキリと、そしてできるだけ
フレアー分量を取る、且つ用尺は最小限。
生地は余すことなく取り切る、というものです。
基本は丈の2倍で取れること。
中央の線から左右対称になります。
パターンカットするときは中央を折ってカットします。
裁断をするときは広げてカットします。
こちらはウエストから腰部分のラインです。
まず、ウエストとヒップのラインを決めてから、
腰はどの辺までフィットさせるか、を決めて
フィットラインから裾の線を引きます。
このようなかたちになります。
ウエストはお好みですが、
まだ迷っていまして…。
(これがちょっとした混乱をもたらすのであります)
スカートパターンは1枚のみです。
厳密に引くのでしたら、
ウエストラインはすべて違ってくるのですが、
そこはまあまあ、硬いことは言わずに
1枚であら不思議!の世界を味わいましょう。
生地はできれば差し込み可能の生地でお願いします。
と言うか、1方方向生地ですと、
このパターンの良さを味わうことが出来ません。
たら~としそうな生地でございます。
ポリ生地は1年中使える生地ですが、
秋冬物にもたくさん登場しますね。
扱いにくい生地もありますが、
中にはそう気にしなくても良い生地があります。
あまり薄手でなければ、けっこう縫いやすいですね。
生地をスカート丈で折って、2重に重ねます。
正確に地の目を取りながら、
チャコペンでパターンをなぞっていきます。
こんな感じできちっと入れ込みます。
ロータリーカッターでカットします。
悩んだ末、やはり裏地を付けることにしました。
今回の裏地パターンは表地から利用できないので、
新たに引きます。
シルエットは全く違いますが、
120㎝巾裏地でひと丈分で取り切れる計算でパターンを引きます。
表地の分量が多い場合、裏地は分量を少なくしたりします。
気を付けるのが、裾回りです。
だいたい膝部分で裾回り120㎝あればOKですが、
今回のように、表と裏の裾まわり寸法が違いすぎる場合は
スリットを必ず入れます。
今回は裏の両脇に膝上までの深いスリットを入れました。
これは左脇のファスナー部分です。
縫い代15㎜分をカットします。
裁断が出来ました。
次回から縫っていきますね。
***本日のビスコーニュ***
リバティ…やっぱり良いなぁ…。
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では。
本日もありがとうございました🍖