「服飾造形講座」をもう少し詳しく紹介します。
こんにちは!
前回、パターンのテキストをご紹介いたしました。
その中で「誌上・パターン塾」は本屋さんで手に取って、
中身を確認しやすいですね。
この「服飾造形講座」はどうかな~。
かなり大きな紀伊国屋とかだったら取り扱いがあるかも、
ですが、文化服装学院の購買部とかじゃないと
中身を確認するのは難しいと思いました。
そこで、
ざっとになりますが、
中身のご紹介をしたいと思います。
テキストなので、
あまりワクワク感はないし、
絵がきっとKENZO時代から変わっていなくて、
古くて耐えられないかも、ですが。
見どころは「絵」ではなく、パターンですので、あしからず。
このテキストは基礎編で、他にスカート・パンツ、ジャケット・ベストなど
5種あります。初心者のために歴史的返還、デザインのための知識や名称、
パターンの作図理論、部分作図、実物制作、部分縫いが主な内容、
という主旨の説明がありました。
これが基礎ですので更に発展させた応用編など、学習が出来ますね。
それでは中身です。
文化式原型はNEWバージョンを使用するようです。
旧バージョンは使用されていません。
原型の理論が説明されています。
第1章はブラウスで。
まずは歴史から。
そして本体の名称などから各パーツ(衿)の説明と名称などです。
衿や袖の種類です。
ポケットの種類もあります。
そして作図に入って行きます。
衿も理論的な説明があります。
シルエット別パターン展開などです。
袖の考え方です。
型入れと裁断です。
仮縫いの仕方もあります。
縫い代付きパターンの説明。
そして、縫製に入って行きます。
アイロンのかけ方もあります。
あとは第2章でワンピースについて、
ブラウスと同じような順序で書かれています。
これは学生さん用のテキストですので、
こんなかんじです。
自力でパターンを引き始め、
それなりに出来るようになり、
「ミセスのスタイルブック」の原型使用の作図も
難しいもの以外は
それなりに出来るようなって、
でも、
いまいち自力発想のデザインが出来ない…
そういう段階の方が、
更に飛躍するために、
パターンの理論的な意味を理解するために
このテキストを利用すると良いと思います。
なかなかこのテキスト通りに学びを進めるのは
難しいかな?と思います。
が。
余裕があったら、
1冊づつ揃えてみて下さい。
困った時の助けになります。
暇なときはながめて知識を広げるのに役立ちます。
「誌上・パターン塾」でも
ざっと知ることが出来ますので、
一般のソーイングピープルはこちらで
十分かな~とも言えます。
服作りは奥の深いものです。
自分に合った方法で、
少しづつ努力して、
楽しく作りましょう。
では。
本日もありがとうございました🐧
本日のひよどり。 中庭の木にとまり、くつろいでます。