6月ビスコーニュ。まとめ⑤
こんにちは!
まだまだ続くビスコーニュ作りも5か月ですか…。
生地のプリントに頼る作風ですが、
そろそろ違う雰囲気のものも作りたいところです。
日々の製作にかまけてなかなか実行に移せませんが、
もうしばらくお付き合いくださいませ。
画像が調節出来ない関係で、でか~いものがありますが、
ご勘弁を…(^_^;)
王道バラプリントの組み合わせ。
オレンジが基調のポタニカルなリバティキティちゃん。
優しいバラプリント。
クラシカルなバラとパンジー。
ブルーがきれいなプロヴァンス風。
伝統的な華麗な和柄で。
めずらしいイエローなバラプリント。
どことなく和の香りがするカーネーションプリントで。
ブルー系プロヴァンス。切り取りプリントだとちょっと不気味…?
POPなジェリービーンズ?それともマーブルチョコ? あ、キャンディか…。
可憐ないちご。
古典的な和柄。
カジュアルな赤ずきんちゃんとギンガム。
お花と小さな動物たち。
ん?ん? 生地の取り方でこのように…。
POP系ですか。
今までのイメージにないねこが集合。バックもねこねこ。
POPなお菓子シリーズのひとつです。
説明しづらいわ…。小花とボーダー柄で。
控えめだけど愛されプリントです。
POPな女のコ。
ばら、バラ、薔薇、ですが麻混なのでさわやか。
ホッと安心な組み合わせ。
6月は24点でした。
時おり休むので毎日ではないのですが、
なるべく日々UPしたいと考えています。
7月は今までみたいなパッチワークな雰囲気の
プリントに加えて、ちょっと渋めのプリントなども
参加させたいと考えています。
100個以上も作りますと、どの柄いきがビスコーニュに
映えるのかなんとなくわかってくるのですが、
かわいいモノはもちろん見栄えも良いかな、とおもいます。
かわいいプリントから大人のプリントへ。
自己満足なビスコーニュ作りはまだちょっと続きます。
では。
本日もありがとうございました🐟
1日で’(ほぼ)完成。フリークラスの気ままなソーイング。
こんにちは!
レッスンではいつも時間がなかったり、
アドバイスに一生懸命だったりして、その様子の画像など、
撮ることを忘れてしまいます。
レッスン風景は個人さんのプライベートな時間なので、
基本的にはご紹介はしないです。
本日はスポットでお友達でワンピースを作りたい!
とのご要望で1日かけてほぼ完成となりました。
少しだけ時間をいただいて、
さっそく出来上がった作品を撮影させていただきました、
まずは麻100%のドルマンのゆったりとしたワンピース。
ふんわりととてもかわいいですね。
パターンはご自分で用意されて、途中まで縫ってこられて、
部分縫いをアドバイスさせていただきました。
こちらも麻100%のノースリーブワンピースです。
お手持ちの、お気に入りのワンピースから
パターンを作りました。(型抜きと言います)
さすがに時間がなかったので、パターン作成と縫製で1日+まつりとかの手仕事です。
手仕事は持って帰ってやっていただきます。
後ろ姿です。
シンプルで生涯にわたって活躍しそうです。
仲良く出来上がって、みんな笑顔、です。
このように、お友達どうしで一緒に作るって、よいですね!
作る物は違っても、それぞれの説明を熱心に聞いていただく姿勢に
感銘を受けました。
楽しくレッスンさせていただきました。
フリーレッスンではけっこうマンツーマンのかたちが多いのですが、
これはこれでじっくり出来ますので、
なんと言っても待ち時間ゼロです。
生地が思い通りのかたちに「自分の手で」作って行く…
ソーイングの醍醐味ですね。
では。
本日もありがとうございました🍇
袖フリルのブラウスが完成!縫製③
こんにちは!
梅雨が明けましたね! 早っ!
夏がやって来ました。
心の準備がまだなのに。
さて、
ブラウスの続きですね。
袖フリルが付きました。
次は袖下~脇を縫います。
脇にはスリットがあるので、スリット止まりまで縫います。
ここでひとつ。
脇の縫い代は片倒しです。
が、スリット部分は割りになります。
すると、どうしても縫い代が始末されない部分がでます。
今、その始末されない部分のみ、ロックしています。
5㎝くらいでしょうか。
そしてロックをかけます。
スリットは割って、裾も2㎝折っておきます。
スリットは三つ折り始末です。
次は裾ですね。
裾も三つ折りです。
こちらは最後の行程、フリルの始末は4~5㎜の三つ折りです。
出来ました!
袖のフリルがポイントのシンプルデザインです。
ボディにスポン!と着せました。
前裾をウエストにINした横スタイルです。
後の感じです。
簡単なデザインではありますが、文化式原型(旧)から自由に
パターンを引いてみました。
学生時代…多分何らかの原型を使ってパターンを引く練習を
したものです。縮小サイズで、いろいろ展開したりして。
社会人となってからは自分のためにパターンを引く機会は
ぐ~~んと減り、いつのまにやら
原型を使って云々とかではなく、
平面図→立体へと失敗の出来ない世界へと突入。
失敗ができない、というのはホームソーイングのほうが
ある意味シビアかも知れません。
アパレルはまだ修正してから生産することが出来ますが、
ホームソーイングは大抵1発勝負です。
微調整が出来ないせいで、なんだかブサイク、ということは
よくあります。
既製品がきちんと出来ているのは、綿密な修正がなされているほかありません。
なので、修正が難しいホームソーイングにおいては、
作ったら必ず鏡で前後左右をチェックして、
今後のパターンの参考にしましょう。
丈、開き、ゆるみ、運動量、などなど。
経験の積み重ねが自分にぴったりの作品を作ってくれますので。
では。
本日もありがとうございました🐰
文化式原型(旧)を使って自由にパターンを引く。縫製編②
こんにちは!
蒸し暑いです~~
そんな中、白のさわやかなブラウスシャツの縫いが着々と進んでいますよ。
前回からの続きです。
衿ぐりまで出来ましたね。
接ぎ接ぎのバイヤステープですが、見た目は問題なしです。
ブロードなのでパッカリング(縫い縮み)が気になるところです。
次は袖を付けていきます。
こちらは長方形のかたちのフリル袖になります。
写りが逆さまですが、
袖口は1㎝、袖付け側は25㎜にアイロンで折ります、
袖付け側はギャザーを寄せて、袖ぐりに上からたたいていく仕様です。
アイロンで折ったところから15㎜でギャザー用捨てミシンをかけます。
生地は2重なので糸が引きにくくなりますので、
ミシン目のダイヤルは4㎜です。
フリルの縫い代と袖ぐりの縫い代端を合わせて重ねます。
上糸を引っ張ってギャザーを均等(袖下は少なめ)に寄せ、
ピンで止めます。
ミシン目を普通のダイヤルに戻し、
ギャザー寄せの縫い目の上を縫って行きます。
そのまま端まで縫ってしまうと、
脇縫いのときにややこしくなるので、脇の縫い止まりめがけて
袖のフリル端を自然に消します。
ギャザーの縫い代を剥がして、袖ぐりと一緒にロックをかけます。
本来は袖ぐり側がロックの表側になりますが、
ギャザーの都合で危険なので、ギャザー側を表(上側)にしました。
袖ぐりが出来ました。
さてさて、次回は完成していきますね。
***本日のビスコーニュ***
POPなビスコーニュ。
まわりに赤のオーガンジーリボンをあしらいました。
******************************
では。
本日もありがとうございました⚽→GLぬけだせるか?
→トーナメント進出!
なんか、不思議な試合だった…。ま、ブーイングは分かるけど、こういうことも
あるさ。しかし、ポーランドのジンクスは堅かった。(2敗しても最後の試合には
勝っていると言う…)次の試合は午前3時開始かぁ きっと見れないな。
文化式原型(旧)を使って自由にパターンを引く。縫製編①
こんにちは!
なんだかむしむしと暑いです。
ふ~~~
ブラウスのパターンが出来ましたね。
こちらは袖フリルのパターンです。長方形です。
前袖ぐりも修正しました。
袖下は少しカーブにした方が縫いやすいのです。
縫い代は最初に縫う方が直角になります。
裁断もしましたので、さっそく縫って行きますね。
こちらは衿ぐりのバイヤス布です。
2重にするのは縫いやすいからです。
厚みが出過ぎる生地には向きませんが。
バイヤス巾は8㎜上がりですので、
8×4=32㎜巾ですが、バイヤスはやせるので、35㎜巾で裁断しました。
バイヤス布は生地に無駄がでるので、NAVIはけっこう接ぎます。
これも4枚をつなげました。
このバイヤスは衿ぐりの裏面にしか出ないので接ぎ目があっても大丈夫、
という判断ですが、表に出る場合はなるべく接がない方がきれいです。
特に細い玉縁なんかの場合は縫い代で影響が出る場合があったり、
模様が切れたりするので、ケースバイケースです。
衿ぐりの始末としては見返しがあります。
これも見返しでも良いのですが、
カジュアルに仕上げたい、軽く仕上げたい、という意向ですので、
バイヤス始末を選びました。
いろいろな始末の方法はパターンを作成しているときに決めます。
仕様によってパターンが変わりますので、
縫製の手順や縫い方の知識が必要になります。
では、肩を縫って行きます。
ロックして縫い代は後ろに倒します。
縫い合わせるときの縫い代は基本的に2種類です。
1㎝は2枚一緒にロックして、片倒し。倒す方向は前後なら後。
身頃ならデザインによりますが、どちらでもOKな場合は左です。
1.5㎝は割り、です。
裾や袖口などはデザインによって決めます。
肩が出来ましたので、衿ぐりの始末に行きますね。
バイヤスを折ったものを衿ぐりに合わせて7㎜の縫い代で縫います。
衿ぐりの縫い代も7㎜にしてあります。
バイヤスの縫い始めは1㎝くらい折って、最後は重ねます。
バイヤスの開始場所は基本は左肩です。
が、縫い代に重ならないよう、少し後ろ側にずらしました。
縫い代に切り込みを入れて、縫い目でアイロンをかけます。
8㎜のステッチで押さえていきます。
衿ぐりは生地が6重になるので、厚くなります。
この方法がすべてではないですが、できればこのやり方が楽かな。
バイヤス布は3mくらいなら比較的簡単に自力で出来ます。
巾も自由なのでどんどん作ってくださいね。
***本日のビスコーニュ***
綿麻のバラさんです。
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では。
本日もありがとうございました🏰
文化式原型(旧)を使って自由にパターンを引く。その後。
こんにちは!
暑いです!
パターンの続きをやっていきましょう。
前身頃の原型も後ろと同じように写します。
後身頃と同じ位置のバストラインを引きます。
後と同じに1㎝出して、裾に向かって直角に脇補助線を引きます。
裾は3㎝出して、後脇と合わせて裾を決めます。スリットもしるしします。
お次は肩です。
原型の衿ぐりを合わせ、後衿ぐりの実際の衿巾にしるしします。
後衿ぐりからのつながりを良くするために、
後衿ぐりを少し書いておきます。
肩先もしるしします。直角に少し線を引きます。
袖下とつなぎます。(この袖ぐりは後で修正しました)
前裾を描きます。
前中心は後ろ中心の出し分と同じに取って、
直角の線を引いておきます。
後脇とつながりよく、前下がりは自然に曲線にします。
脇スリットの情報を書き入れます。
次は衿ぐりです。
前下がりの寸法を決めます。
この場合は11㎝にしました。
肩の衿ぐり巾をとったところから、
好きな衿ぐりカーブを描きます。
NAVI方式としては、まず鉛筆でやわやわと線を描き…
ルレットでなぞって、線を消しゴムで消します。
カーブルーラーなどを使ってきれいに引きます。
衿ぐりはバイヤス始末にするので大まかで良いので、
衿ぐり寸法を測っておきます。
あとは袖のフリル袖ですが、画像を撮るのを忘れました。
ギャザー分量は袖ぐりの約2倍、
フリル丈は15㎝、
フリル部分は1.5cmでフリルの先は輪にします。
(詳しくは縫製編にて、ご勘弁)
縫い代の情報や、書いておくべき仕様を書き入れ、カッターでカットします。
ちゃちゃっと裁断までやってしまいました。
1日目の作業をここまでやっておくと、
次の日に一気に仕上げることができます。
生地は白のブロードです。
どうでしたか?
あまりよくわからないかと思いますが、
雰囲気は伝わったでしょうか。
なんでもやってみることです。
原型は自分の身体にぴったりとした、
何の変哲のないシンプルな、基本的な、ものです。
その原型を利用すればひどい失敗はありません。
次回からこのパターンのブラウスを縫って行きますね。
***本日のビスコーニュ***
キャンディっぽい雰囲気のビスコーニュ デス!
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では。
本日もありがとうございました🖍
文化式原型(旧)を使って自由にパターンを引く。
こんにちは!
本日はパターンの引き方です。
文化式原型は主に「ミセスのスタイルブック」をバイブルにして
せっせとパターンを引かれている方もいらっしゃると思います。
原型+雑誌でパターンを引いていると、
なかなかそこから抜けだせないのではないでしょうか。
今回は原型を使って、絵に描いたブラウスを引いてみます。
部分的にしか表示出来ないので、
何をやっているのかわからない箇所も多々あるかと思いますが、
なるべく文章での説明も書いていきますので、
お付き合いのほど、よろしくお願いします。
正視に耐えないひどい絵型ですが、これを作ろうと思います。
ちょっとたフレンチスリーブにギャザーたっぷりのフリル袖をつけます。
あらかしめ、寸法の目安は決めておき、実際に引いてみてから
変更もアリ、ですが、
バストや肩幅などは途中で変更すると、他に影響してしまうので
なるべくきっちり決めておきましょう。
丈関係はまあ引きながらでも間に合うときは間に合います。
おおまかな寸法や展開図を頭に入れて、
後は手が動くままに進めて行きましょう。
まずは後ろ身頃から引きます。
原型を写します。バストラインは必ず入れて下さいね。
原型には主要の上がり寸法も書き入れておくと、
作図のときの寸法感覚が育ちますのでよろしく。
作図の1歩は丈を入れます。
着丈と上がり丈というのは違います。
着丈は首のぐりぐりから裾まで。丈の基本になります。
原型では後ろ衿ぐり中心のところですね。
このブラウスの着丈は65㎝です。上がり寸法は3㎝下げましたので
62㎝になります。
丈を決めるときは、上衣の場合、ヒップがかくれるかどうか?
で決めると良いです。
ウエストからヒップの一番太いところまではだいたい20㎝です。
すっぽり隠したい、又はウエストにINして納まりの良い寸法は…?
今回は後ろはそのままオーバーで着て、前裾をINすると予測して、
ちょっとだけ長めの65㎝にしました。
前裾をINする場合、脇にスリットがあると便利なので、
スリットを作ります。
寸法は基本的にはメジャーを使います。
定規でも測ることがありますが、目盛りを読んでいると
時間がかかるので、ぱっと見でわかるメジャーの方が早いですよ。
次は衿ぐり行きま~す。
後ろ中心から衿ぐりの開きを好きな寸法で決めます。これは12.5㎝です。
横に広げた分、後ろ下がりが上がってしまうので、
2㎝以上下げます。
これは3㎝下げました。
後衿ぐりを引きます。
肩線からそのまま伸ばし実際の肩巾をとり、そこから袖丈として10㎝取りました。
8㎝でも、15㎝でも、取った寸法が肩から下がるフレンチ袖の長さになります。
10㎝取ったところから袖下めがけて20㎝取ります。
なぜ20㎝なのか?
これは経験値ですね。
フレンチ袖口は開きすぎると脇がガバガバと見えてしまいますし。
普通の袖口と同じですと窮屈に見えることがありますが、
これもデザインによります。
カジュアルですとこんなもんかな?と。
ドレッシーですと、もうちょっとだけせまくするかも。
20㎝取ったところからバストラインに平行に線を引きます。
この線がこのパターンのバストラインになります。
後ろ身頃のバストは26㎝にしました。
バストの26㎝の脇から直角に裾に向かって脇補助線を引きます。
こちらは袖ぐりです。
袖先から直角に線をてきとうに引いて、
袖下の位置を確認して、それなりの線を引きます。
それなりの~と言われても… でしょうが、
これらのフレンチスリーブ関係の袖ぐりは肩巾に影響されるので、
今回はこのようになりますぅ という事です。
袖ぐりの寸法を測っておきます。カーブはメジャーを立てて測ります。
これはフリル袖のギャザー分量を決めるときに必要です。
衿ぐりや袖ぐりなど、あとで必ず必要になる寸法はささっと測っておきます。
次は脇です。
脇のラインは少しだけAラインにしたいので、
まぁ… 3㎝ぐらい出すか! と言う感覚でやります。
裾脇は直角にして、自然に消します。
スリット寸法を決めて、スリットに関する情報を書き入れます。
これで後ろ身頃が引けましたので、
輪、とか地の目、パターンの名称、縫い代や始末の情報などを書き入れます。
さて、このような感じでパターンを引いていくわけですが、
実際に作ってみないとわからないことはたくさんあります。
生地によっても違ってきますし、
良かれと思った寸法や分量も「あれ?」
てなことは日常茶飯事のことでございます。
はじめて自力でパターンを引く場合も
不安がいっぱいと思いますが、
何回も作ってみて、経験を重ねることでしか進歩はない、
ということでございます。
とにかく、やってみてください。
次回は前身頃です。
***本日のビスコーニュ***
綿麻のバラ
***********************
では。
本日もありがとうございました🏠