なびの洋裁教室ブログ

自由に簡単にお洋服を作りたい!お気に入りの生地がカタチになっていくワクワク感を体験してくださいね。

コーデリレーその5、グレンチェックのトップスに合わせてワイドパンツ。

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こんにちは!

 

コーデリレーの続きです。

 

このパンツは以前作ったワイドパンツの修正版に裏を付けました。

 

裁断は少し前にやってあったのですが、

すぐに縫えなくて、やっとかたちにできました。

 

生地は混紡はわからない、どこで調達したかも忘れてしまったものですが、

特徴は表面が少し光沢がある中肉…くらいの生地でしょうか。

 

「落ち」はまあ普通。とにかく作ってみます。

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パターンの修正箇所は

・脇のシルエットを太ももあたりまでフィットさせた。

・前ウエストを1㎝下げた。

・後ろの股ぐりが少しくい込み加減だったので股ぐりを深くした。

以上!

 

 

さっそく縫製に入ります。

芯を貼るところに芯を貼って、まずはポケットから。

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裏付きなので前開きの見返しを接いで、持ち出しも接ぎます。

持ち出しはふらしにしましたが、縫いこんでも可、です。

裏無しのパターンをそのまま利用したので、

開き止まりあたりが苦しくなってしまいました。

今度はもっと余裕を持たせます。

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ファスナー付けが完了しました。

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パンツの裏地は通常はひざ下までの長さになります。

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エストヨークのかたちが出来ました。

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本体とドッキングさせます。

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エストヨークが完成しました。

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前開きは釦にしようかと思いましたが、

前カンの方がすっきりするので前回と同じにしました。

 

裾はロックしてまつります。

 

裏地は内股で糸ループで止め付けます。

 

 

出来ました!

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横姿です。

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パターンを修正して着用してみましたら

良くなっていました。

 

ほんの少しなのですが、やっぱり改めて

ビミョーなラインって大切だなぁ…と。

 

今度はこのパターンを展開したタックパンツでも

作ってみましょうか。

 

裏の開きの部分をもう少し研究したいですし。

 

 

では。

本日もありがとうございました😻

 

 

 

プードルファー🐩の小物たち。その1・ネックウォーマー。

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こんにちは!

 

また台風が来ていますね。

被害が出ませんように。

 

 

本日はプードルファーの残り生地で小物を作ります。

 

30㎝巾が1m残ったので

そのまま使って

マフラーのようなえりまきを作りました。

 

作り方はすごく簡単です。

返し口を残して、ぐるっと縫って返します。

 

この画像は返し口を閉じているところ。

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裏側(あまり表裏はありませんが)に通し布をたたきます。

サイズは断ち切りで10㎝×7㎝くらいです。

 

端から15㎝のところに横に付けましたが、

あまり具合が良くないので縦の方が良いかも知れません。

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あっという間にできます。

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通し方によってはスヌード風にも出来ます。

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今年はフェイクファーのかわいいネックウォーマーやら

スヌードやらたくさん出ていますね。

 

ニットの生地屋ボアやフェイクファーで

手作りすると良いですね!

これから本格的に寒くなります。

なびもまた何か作ってみますね。

 

 

では。

本日もありがとうございました🌹

プードルファーのカットクロスでプルオーバー🐩縫製編。

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こんにちは!

 

 

本日はプードルファーのプルオーバーを縫って行きます。

 

こういったフェイクファー関係の縫製は

割と楽です。

ごまかしもききます。

嵩(かさ)があって厚いですが、やわらかいので

ミシン針はじゅうぶん通ります。

針目を大きめにしてぐんぐん縫って行きましょう!

 

後ろ身頃の端をロックして、開き止まりまで接ぎます。

縫い代は割ります。

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別布でループを作ります。

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バイヤス布は2重にします。

断ち切り4㎝巾です。

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ループを

端から1㎝のところに縫いとめます。

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肩を接いで、ロックをかけます。

縫い代は片倒しです。

 

衿ぐりに表側からバイヤス布を縫います。

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後開き端の始末はこのようにします。

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裏側に返してバイヤスの端を縫いとめます。

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後開きは8㎜くらいのステッチで縫いとめます。

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衿ぐりができました。

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次は袖ぐりです。

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袖下から脇を縫います。

縫い代は片倒しです。

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最後は袖口と裾です。

ロックして15㎜のステッチをかけます。

ゴム通し口を縫い残してくださいね。

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これで縫製は完了です。

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後は仕上げに入ります。

 

8コールのゴムを通します。

ゴムカットは袖口21㎝、裾は75㎝です。

 

なびはゴムを通すとき、このように安全ピンで通します。

ちみちみと進むのは遅いけど、ゴムが抜けてしまう心配がないのです。

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ゴムは縛ってもOKですが、

このようにミシンで縫うとスッキリと仕上がります。

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後開きの釦はパールビーズにしました。

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出来上がりました!

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すごくシンプル…ですね。

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生地が残ったのでマフラーみたいなものを作りました。

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プードルファーのプルオーバー。

裾ファースカートと合いますでしょうか。

 

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これからあたたかな素材がたくさん出てきますね。

 

毛足のある生地は、実は縫い目もよくわからないし、

少々ゆがんでも接ぎ目もよくわからないので

ミシン初心者の方にもお勧め素材です。

 

それでいて、仕上がりはきっと! かわいい💗

 

 

 

では。

本日もありがとうございました🌸

 

 

プードルファーのカットクロスでプルオーバー。

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こんにちは!

 

 

めっきり秋らしくなりましたね。

あったかものも本気で作る季節がやってまいりました。

 

本日はちょっとだけ季節を先取りして、

先日upした裾ファースカートのトップに合わせた

プードルファーのプルオーバーを作ります。

 

生地はこちら。

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ユザワヤさんのカットクロスです。

いろいろカラーは揃っていますが、

ここはスカートに合わせてホワイトカラーで決まり!ですね。

 

カットクロスなのでW巾(140㎝くらい?)×100㎝です。

これでなんとか作らねばなりません。

 

パターンは定番で好評の「プルオンブラウス」を利用しました。

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このパターンはお袖が少し短いですが、

スタイルはスレンダーで、アレンジもしやすい

優れモノのパターンです。

軽衣料(ブラウスなど)からチュニックやワンピースまで、

丈を伸ばしたり、切り替えを入れたり、

お袖をパフったり、衿を付けたり、

割と自由にアレンジがしやすいですね。

 

今回はお袖を両側で8㎝づつ出して、パフ分をとりました。

袖口と裾はゴムを入れるのですが、

縫い代はそのままで特に変更はしませんでした。

 

衿ぐりの大きさとかは変えないですが、

通常は見返し始末のところ、これはバイヤス始末にしました。

バイヤス布はあったかめの素材が良いなぁ、と思ったのですが

合うものがなかったので、思い切って花柄にしました。

 

 

このプードルファーは両面なので、内側も気持ちいいです。

 

 

次回は縫って行きたいと思います。

 

 

では。

本日もありがとうございました🌻

この辺でちょっとひと休み。コーヒーブレイクはネルドリップで。

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こんにちは!

 

 

今日は実用キッチン小物です。

 

前にコーヒーをいれようと思ったら

紙のフィルターがきれていて、困りました。

 

そこで!

いつか作ってみたいな~と思い買ってあった

ネル生地を思い出しました。

 

コーヒーのネルドリップ、てありますよね?

コーヒー屋さんをしている友人が、フィルターのネルを

手縫いで作っている、と言っていたの聞いて、

とりあえずネルは買ってあったんです。

 

なかなか作る機会がなかったのですが、

もう作るしかありません!

コーヒーを飲むためにガガーっと切って、ぐるっと縫って

縫い代はそのままで、といういい加減なヤツを作りました。

 

そして

それ以来紙フィルターを買うことはなく、

そのまま使い続けて数か月…。

 

まだ使えますが、1枚しかなかったので

替えに…と思い、今回はきちんと作ってみることにしました。

 

 

サイズを測り、きちんとパターンを引きます。

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底は輪にして4枚裁断しました。

ネル生地はいたってフツーのものです。

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続けて縫えるところはこのように縫ったりします。

境目はきちんと返し縫をしましょう。

このあと端をロックして、

口をロックとたたき、または三つ折りで始末します。

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出来ました!

高さはぴったりではなく、すこし大きめです。

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水通しをして、さっそくコーヒーを入れてみました。

        (あまりおいしそうではないが・・・)

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ネルは紙と比べると落ちるのが早いです。

なので、理想は注ぎ口の細いコーヒー専用ポットですが、

ないので、少しづつ注いでいきます。

 

ネルドリップはコーヒーのうまみが際立つような気がします。

 

お手入れはコーヒー豆を取り除いて、

水で手洗いです。

一般的に洗剤は使いません。

なびは毎日ではありませんが、煮沸したりもします。

新品を使う前にコーヒーの出がらしを入れて(出がらしでなくても良い)

煮沸すると良いそうです。

 

 

 

そのまま捨てれる紙フィルターと比べると

洗う手間がかかりますが、

なんだか気に入っています。

 

ネルと言えば、日本の素材、というイメージですね。

おばあちゃんの寝間着とか、なつかしいイメージ。

 

フィルターになる、ということは

それだけ目が詰まっているという事です。

ウールがない時代のあったか素材だったに違いありません。

 

もしかすると、元祖コーヒーフィルターなのかも知れませんね。

 

 

では、

本日もありがとうございました🐧

 

裾ファースカート完成!。縫製の続きです。

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こんにちは!

 

 

ユザワヤさんにやっとサンプルをお渡ししました。

今頃は店頭に展示されているでしょうか。

 

本日は仕上げまでやっていきます。

裾が出来ましたので、あとはウエストで完成です。

 

 さっそくやっていきましょう。

 

エストベルトを輪になるように接いで、縫い代は割ります。

ベルトはウエスト上がりでアイロンをかけておいてください。

(下の下の画像参照)

 

今ウエストベルトと裏地を接いでいます。

万一ズレてしまうことがありましたら、裏地脇の「きせ」で

調節してくださいませ。

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エストベルトに仕上がり線のアイロンがかかっていますね。

これはあとでゴムを入れながら縫うときの指標となります。

裏地と縫い合わせた縫い代は裏地をベルト側に倒します。

(ウエストをスッキリさせるために、ベルトには入れ込みません)

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本体とウエストベルト(が付いた裏地)を縫って行きます。

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ゴムを1㎝重ねてしっかり止め付けておきます。

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このようにスカートを整えます。

ゴムを表地と裏地の間に入れ込みます。

ゴムの方が短いのと、目視できないのでちょっっとやりにくいのですが、

ゴムのねじれに注意しながら頑張ってください。

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縫う周辺が平らになるよう、ゴムをまわしながら落としミシンで

エストベルトを押さえていきます。

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出来ました!

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全体像はこちら。

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シンプルリッチに出来ましたでしょうか。

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今回のコンセプトは

「ファーテープを使ったアイテム」でしたので

このようにベタなスカートを作成しました。

 

これに合うようにプードルファーのカットクロスで

トップスも作ってしまいました。

 

カットクロスは小物とかそのままひざ掛けとか、

あまりウエアにする、という発想が少ないような気がしますので

こんなのも出来るよ、てことで参考にしてくださいませ。

 

夏物に比べて冬は生地や縫製に制約があって

ハードルが高いように思われがちですが、

生地やアイテムを選べばそんなこともありません。

 

確かに芯をばりばり貼るクラシックなコートなどは

確かに難しいかも知れません。

 

でも、スカートや一重のカーディガン、ニットのプルオーバーなど

あまり縫い目とか気にしなくても良い、

アバウトな生地もたくさんあります。

 

フェークファーなどは、けっこういい加減でも大丈夫。

起毛生地はだいたい縫いやすくてラクです。

 

フラノやツィードなどのウールもけっこうごまかしのきく素材です。

かえって、ギャバやポリエステル系の生地は融通がききません。

ステッチもちょっと曲がっただけで

よくわかってしまって、ストレスですな~。

 

これからのシーズン、ぜひあったかものを利用して

ハンドメイドを楽しんでくださいませ💗

 

 

では

本日もありがとうございました🌻

 

裾ファースカート。縫製をやっていきます。

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こんにちは!

 

 昨日の続きです。

裾ファースカートの裁断まで出来ましたね。

 

 

早速縫って行きたいと思います。

ミシン糸はスパン糸は60番、フィラメント糸でしたら50~60番で。

ミシン針は11番でOKですね。

 

最初に裏スカートを縫っちゃいます。

脇は1㎝の縫い代で5㎜のきせをかけます。

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「きせ」というのはこのように5㎜の…

言わばタックを入れるような感じです。

裾の三つ折り部分(3㎝分)は縫い代を15㎜に戻すと

三つ折りの時に楽です。

 

裾は1.5cm巾の三つ折りミシンをかけます。

縫い代の始末は原則しなくても良いです。

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裏スカートが出来ましたら、表スカートです。

 

ほつれやすい生地は途中までロック(ジグザグミシン)をかけます。

この生地はほつれにくいので始末はしていません。

 

まず脇を縫います。

15㎜の縫い代で縫い、縫い代を割ります。

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122㎝にカットしたファーテープを輪にしておきます。

 

スカートの裏から1㎝の縫い代で縫います。

縫い幅は3㎜くらいに大きくして下さい。

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縫えました。

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表側に返して、1㎝中に折ってたたきます。

ミシン目は見えませんが、ねじれないようにだけ、気を付けてください。

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このようになります。

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縫い目にくいこんだ毛は目打ちなどで出しましょう。

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ファーにアイロンは必要ありませんが、表地には適度にかけてくださいね。

 

 

 

本日はここまで。

 

次回はウエスト部分を縫って行きます。

 

 

では

本日もありがとうございました🌼