この辺でちょっとひと休み。コーヒーブレイクはネルドリップで。
こんにちは!
今日は実用キッチン小物です。
前にコーヒーをいれようと思ったら
紙のフィルターがきれていて、困りました。
そこで!
いつか作ってみたいな~と思い買ってあった
ネル生地を思い出しました。
コーヒーのネルドリップ、てありますよね?
コーヒー屋さんをしている友人が、フィルターのネルを
手縫いで作っている、と言っていたの聞いて、
とりあえずネルは買ってあったんです。
なかなか作る機会がなかったのですが、
もう作るしかありません!
コーヒーを飲むためにガガーっと切って、ぐるっと縫って
縫い代はそのままで、といういい加減なヤツを作りました。
そして
それ以来紙フィルターを買うことはなく、
そのまま使い続けて数か月…。
まだ使えますが、1枚しかなかったので
替えに…と思い、今回はきちんと作ってみることにしました。
サイズを測り、きちんとパターンを引きます。
底は輪にして4枚裁断しました。
ネル生地はいたってフツーのものです。
続けて縫えるところはこのように縫ったりします。
境目はきちんと返し縫をしましょう。
このあと端をロックして、
口をロックとたたき、または三つ折りで始末します。
出来ました!
高さはぴったりではなく、すこし大きめです。
水通しをして、さっそくコーヒーを入れてみました。
(あまりおいしそうではないが・・・)
ネルは紙と比べると落ちるのが早いです。
なので、理想は注ぎ口の細いコーヒー専用ポットですが、
ないので、少しづつ注いでいきます。
ネルドリップはコーヒーのうまみが際立つような気がします。
お手入れはコーヒー豆を取り除いて、
水で手洗いです。
一般的に洗剤は使いません。
なびは毎日ではありませんが、煮沸したりもします。
新品を使う前にコーヒーの出がらしを入れて(出がらしでなくても良い)
煮沸すると良いそうです。
そのまま捨てれる紙フィルターと比べると
洗う手間がかかりますが、
なんだか気に入っています。
ネルと言えば、日本の素材、というイメージですね。
おばあちゃんの寝間着とか、なつかしいイメージ。
フィルターになる、ということは
それだけ目が詰まっているという事です。
ウールがない時代のあったか素材だったに違いありません。
もしかすると、元祖コーヒーフィルターなのかも知れませんね。
では、
本日もありがとうございました🐧