なびの洋裁教室ブログ

自由に簡単にお洋服を作りたい!お気に入りの生地がカタチになっていくワクワク感を体験してくださいね。

入園入学グッズのレッスンを開始します。ー①

 

  

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こんにちは!

 

 

年も明けて春遠からじ、という季節となりました。

13日はセンター入試でしたね。

 

 

入園入学の季節はもうすぐそこに…。

 

この季節、かわいいお子のために

世のお母さんたちは走り回るのであります。

 

ほとんどの方が学生以来ミシンはおろか、

針と糸もも触らないような生活の中、

いきなりあれこれ作れ、という指令がくだります。

 

普段からハンドメイドにいそしむ方は腕が鳴り、

針と糸とは縁がなかった方は途方にくれるのであります。

(大袈裟か…)

 

その姿をず~~っと見てきたので、

なんとかお役に立ちたいと思いつつ、

長年何もできず、せいぜい知人のお手伝いをするに留まっていました。

 

 

どうかこのブログが、

そんな困っているお母さんの目に留まることを祈って、

入園入学グッズの作り方ウィークとしたいと思います。

 

作り方としてはミシンでつくることが基本となりますが、

手縫いから布用ボンドまで、

バリエーション豊かにまいります。

 

要するに使用に耐えられるものができれば良いのです。

それプラス、お子様のお気に入りになるような、

幼稚園や保育園や学校に持っていくのが

楽しいグッズができれば最高です。

 

 

ミシンがなかったら、

または不得手だったら手縫いや、

工作気分でできるボンドでも良いのですよ。

 

ただ、ミシンを持っていなくて、

少しでも興味があれば、

この機会に購入するのも良いですね。

案外ハマってしまうかも。

 

大事なのは

世界でたったひとつを作ってあげること?

 

もしくは

作ることが出来ない方でオーダーしたり、

他の方に作ってもらう方も、

お母さんが選んだ生地は間違いなく世界でひとつのものですから。

 

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レッスンスタートします。

 

①準備編 

本日は材料選びからスタートしますね。

 

入園入学グッズには

・スクールバッグ  ・シューズケース

・お着替え袋    

が不動の3点セットと思います。

他には幼稚園や学校によって違ってきますが、

・コップ入れ   ・給食袋

・ランチマット  ・お弁当入れ

・スモック    ・ピアニカ入れ

などなど。

保育園ではお昼寝用の布団カバーが定番ですね。

 

それぞれあまり決まりはないと思うのですが、

アイテムによっては微妙に違います。

 

幼稚園や保育園のスクールバッグのサイズは

基本が縦30㎝ 横40㎝です。

小学生で中学年あたりになると

もう少し大きなサイズに作り直す方が多いです。

 

 

<材料の生地>

・ひとえならキルティング

・裏付きならオックスやデニムなど、比較的自由に選べます。

f:id:navistyle:20180113205712j:plain キルティングステッチ幅が大きなタイプです。

f:id:navistyle:20180113205736j:plain一般的なキルト生地ですね。

f:id:navistyle:20180113210130j:plain無地もあります。切り替えて使ったりします。

f:id:navistyle:20180113210226j:plainリバーシブルになっているタイプもあります。

 

キルティング生地の良いところは、ひとえで出来ることです。

スクールバッグとシューズ入れに利用します。

 

 

次によく利用される生地がオックスのプリントです。

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この6種類の生地はプリント素材が豊富です。

薄さは薄い順番に

ブロード < シーチング < オックス < ツイル < 綿麻キャンパス

となるでしょうか。

この中で一番グッズ用にプリントが充実している生地がオックスです。

オックス生地はほぼすべてのグッズを網羅します。

生地厚としては中肉で薄くも厚くもありません。

とても縫いやすい生地でもあります。

 

ブロードは薄く、芯を貼ればスクールバッグなどにもできますが、

だいたいは裏布として使うことが多いです。

 

シーチングもブロードと同じように使用しますが、

違う点はシーチングの方が少し粗い生地目で

素朴な印象です。でもブロードより縫いやすいです。

 

ツイルは斜めの織りが特徴的です。

キッズ向けのプリントは少ないかも。

 

綿麻キャンパスはナチュラルな印象です。

地色の麻色に染色しているので、発色が素朴です。

 

オックス無地も豊富なので、切り替えも出来ますね。

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<持ち手のテープ>

スクールバッグとシューズ入れに使用する持ち手は

25㎜巾のアクリルテープが主流です。

アクリル素材ですが見た目は綿っぽいです。

幅が25㎜なのは、30㎜ですと小さな子供の手には持ちづらいからです。

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いろいろなテープがありますので、デザインによって

選ぶのも楽しいですね。

 

 

スピンドルひも>

巾着のひも使用します。

太さが4種類ありまして、袋の大きさによって選びます。

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上から 極太、太、中、細 の表示になっていることが多いです。

お着替え袋には「太」、

コップ入れなどは「中」を使用することが多いです。

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本来のカラーは豊富ですが、

お店によって厳選されているので種類は少なめかも。

 

 

<ループエンド>

スピンドルひもの結び目にループエンドを

付けるとかわいいですね。

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ひも2本分の結び目を丸の中に入れ込むので

サイズに注意してくださいね。

 

 

 

<Dカン>

シューズ入れの持ち手をくぐらせるパーツに使用します。

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内径は持ち手テープの巾の25㎜ですね。

たいてい2個組で販売してますが、

使用するのは1個です。

 

 

 

<お名前ラベル>

最近はいろいろなかわいいラベルが出ていますね。

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シールタイプ、縫い付けタイプ、アイロン接着などがありますが、

お洗濯を頻繁にするようでしたら

どのタイプでもまわりを縫っておくことをお勧めします。

なんだかんだ言っても縫わないとはがれます。

 

最近は縫い付けではない、

こういった取り外しタイプもあるんですね。

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手作りできそうですね。

 

 

本日は入園入学の材料の初歩的な知識を書かせていただきました。

 

明日から具体的な作り方に入っていきます。

(火曜から開始しますね。)

 

 

 

では。

本日もありがとうございました🐚