コーデリレーその6、起毛ニットでコーディガン。縫製編。
こんにちは!
このコーディガン、あったかそうでしょ?
実は、
あったかいんですよ。
(裏が付いていないので真冬は着られませんが)
縫製は簡単ながらも、厚みがあるので
縫い代のおさまりがキモであります。
ひとえ、と言う事で縫い代の端始末に迷いましたが、
一般的なロックにしました。
玉縁が最も高級で、次はロック+端ミシン始末ですね。
気軽な感じにしたかったのでロック始末。
見返しを作りました。
芯はちょっと間違えちゃって、少々小さいです、
ポケット口を縫っております。
ここでロックの差動送りのお話。
この生地はニットです。
右が差動位置がN(普通)。 びろびろしてしまいました。
左が修正して縮む方にレバーを上げました。
直りましたね。
差動送りというのは、このように生地によって伸びやすかったり、
また、縫い縮みしやすい縫い目を調節してくれます。
幸い、この部分は捨てミシンで縮めて丸を作るので、問題ないです。
厚紙で丸の型を作っておくと更に便利、
ポケットをたたいています。
出来ましたが、ステッチではなくまつった方が良かったかな。
肩を接いで縫い代は割ります。
衿ぐりを縫っています。縫い代がゴロゴロしてます。
見返しの裾です。
衿ぐり~前開きの縫い代を押さえています。
肩の縫い代で見返しを止めるために落としミシンをしてます。
(まつったほうが良かったかも)
袖口布を縫います。
袖ぐりを縫います。
袖下を縫います。
さあ、あともう一息です。
袖口布を袖下の縫い目で落としミシンをかけます。
袖口布をまつります。
裾をまつります。
後ろ見返しの中心を5㎝ほどまつります。
あとは釦です!
釦は糸ループで引っ掛ける仕様にしました。
で、できました。
後ろ姿です。
まぁこんな感じです。
思ったより生地にボリュームがあったので、
コーディガンと言うより、
オーバーコート風になってしまいました。
もうすぐ本格的な冬がやってきます。
今年はボリューム袖がトレンドなので
今度は袖ぐりがゆったりとしたコートでも考えて見ようかな。
では。
本日もありがとうございました🍂