レーヨンプリントのパフブラウス。縫製編。
こんにちは!
猫ちゃんプリントのパフブラウスの続きです。
裁断をしたら、見返しに芯を貼ります。
それでは縫製にかかっていきま~す。
最初にボウタイと見返しのカタチを作ります。
前身頃のタック部分に切り込みを入れて、
画像の部分をコバステッチします。
ボウタイを前肩に仮止めします。
次は後ろ身頃です。
後ろ中心にBOXプリーツを入れます。
プリーツは途中まで中縫いします
肩を接いで…
衿ぐり見返しと身頃を縫います。
衿ぐりにはステッチをかけないので、
見返しに縫い代を押さえるために画像のようにステッチをかけます。
最近よくこのタックのデザインに遭遇しますね。
作り方は簡単です。
前身頃のタックを折って、止めステッチをします。
袖ぐりを縫いました。
袖山にはBOXタックを入れます。
脇から袖下を縫います。
裾を三つ折りします。
袖口にギャザーを寄せて、カフスを縫います。
ギャザーの分量が多いので縮めるのがちょっと大変。
出来ました!
後姿です。
レーヨンは人絹と言いまして、
読んで字のごとく、人工の絹として誕生しました。
原料は「木」です。
紙と同じパルプを化学処理して作ります。
キュプラなんかも同じグループらしいです。
風合いととろみが魅力ですが、
水に弱く、縮みやすいのが難点でしょうか。
今はもう日本では生産されていないようです。
石油系ではない、自然に帰る素材、レーヨン。
皆さまももしレーヨンに出会いましたら、
ぜひ何か作ってみてくださいね。