なびの洋裁教室ブログ

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CHINA備忘録㉘ 小話。

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                   農民画 文革時代の結婚式か?

 

 

本日は中国時代のエピソードを集めてみました。

生活のひとコマですね。

 

 

開封の同期隊員の家に遊びに行きました。開封は物資が豊富で、

 雲陽と違い、市場で卵が手に入ります。

 買った卵をぶらさげて歩いていたら、道行く人に「いくらだった?」と

 声をかけられること3回。中国人はすぐいくらか?と聞いてくる人種ですが、

 たった100メートルで3回も聞かれるのは初めて。

 みなさん卵の値段が気になるようです。

 

・日本人の友人と鄭州の鉄道駅で切符を買いに行ったときのこと。

 駅の構内はひとでごったがえしていて、混みこみでした。

 友人は北京で留学していたこともあり、中国生活に慣れています。が。

 人ごみの中で友人が財布を取り出し、中をかぱっと開けました。瞬間

 周囲にいたすべての中国人の視線が財布の中に注がれました。

 ぞっとした瞬間であります。

 

・雲陽で。

 小さな男の子がお母さんに飴をもらったら道に落としてしまい、

 飴は坂をコロコロ…。男の子は飴を追いかけ、土まみれの飴を

 一瞬たりとも躊躇せず口に放り込みました。

 

・砂鍋と呼ばれる土鍋を買いました。1回煮炊きすると割れます。

 買い直してまた煮炊きしたらまたすぐ割れてしまいました。3個目を買い、

 また割れたので、もう買うのをやめました。

 

・鶏を買いに行ったとき、カエルが皮を剥がれて売られていました。

 カエルは田鶏と言って、けっこうおいしいです。

 

・さそりの唐揚げは滋養強壮の珍味です。味は特に特徴がありません。

 

・らくだも食べたことがあります。味は忘れましたが脂っこいです。

 

・鄭星さんと長沙へ行ったとき、駅での出来事。

 駅前の物売りで鄭星さんが何かを買ったとき、鄭星が財布を開いたら…

 お店の人の手が伸びてきて、財布から50元(当時のレートで500円、

 価値は5000円くらい)をス~~っと抜き取りました。返してくれない

 店員に鄭星は激怒。店員を公安(警察)まで引っ張っていき、やっと50元を

 返してもらいました。  おそろしいですね~。

 

・NAVIが泊まりで出かけると、NAVIの部屋に誰かが侵入した形跡が。

 証拠は食べかけのお菓子。NAVIは封を切っていません。

 それ以来、出かけるときはドアというドアに紙と糊で封印してから出ました。

 大切なもの(現金やパスポート)はスーツケースを金庫代わりに、

 いつも鍵をかけて出かけました。

 

・中国人と食事に行くと、一番おカネを持っている(と思われていた)NAVIが

 食事代を払います。みなさんは決して「ごちそうさま」や「ありがとう」などと

 は言いません。かえって「まずかった」とか言われてがっくりします。

 

・雲陽の路上で。

 少し前を歩く男の子(推定6歳)が突然止まり、しゃがみました。

 次の瞬間なんと脱糞!

 頼むから道の真ん中でなく、せめて端っこでお願いします。

 

・こどもはどこでもおしっこをします。デパートのエレベーターや電車、

 しゃがめばそこはトイレ。

 

・新婚家庭に遊びに行きました。新居は6階建てくらいの新築マンションの最上階。

 エレベーターはありません。ついでに水も出ません。最上階までの

 水圧が足らないそうです。

 

・夕方6時。

 1階の工場長んちから大音量で中国国歌が聞こえてきます。

 TVですね。

 おかげで今でも歌えます。中国国歌。

 

・工場長は毎朝5時に工場の庭を掃く奇特な方です。

 その箒のシャーッシャーッという音で起こしてくれます。

 

・薬屋さんの外に椅子が置いてあります。ほこりが舞う道端の

 椅子に座って点滴を受けます。

 

 

 

ちょっと思い出して書いてみました。

既出のお話がまじっているかも、です。

 

 

 

 

 

では。本日もありがとうございました🚉