なびの洋裁教室ブログ

自由に簡単にお洋服を作りたい!お気に入りの生地がカタチになっていくワクワク感を体験してくださいね。

ダーツをきれいに、しかも簡単に縫いたい。

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こんにちは!

 

 

 

ナニイロのダブルガーゼでラップスカートを作りました。

 

水彩風ボーダーが印象的です。

 

少し前にダーツの縫い代についてご説明しましたね。

本日はそれを縫います。

 

ダーツの縫い方もいろいろあるようです。

やっぱり難所はダーツ終わりですね。

 

ここは返し縫をしないで糸を結んだり、

なんて方法もあります。

返し縫いをすると生地が負けてしまって

よれたりすることがあるから、返し縫を避けたりするのでしょうか。

と、他人事のように言うのは、

既製服では基本手仕事を極力しないので、

返し縫いしない縫い方はしないと思います。

NAVIも返し縫いをします。

 

 

では縫いながら説明していきますね。

 

 

パターンはこれです。このダーツを縫います。

しるしはウエスト部分は切り込みを入れ、

ダーツ終わりは切りしつけをします。1本だけですよ。

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縫う前に、ウエストのしるしを合わせて、

ダーツ終わりまでアイロンで折ります。

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ダーツの山は地の目が通っていないことが多く、

ふつうに折るだけですとよじれる可能性があります。

山をアイロンで固定することによってよじれを防ぎます。

 

 

 

NAVIは基本的にしつけをしないし、ピン打ちも

最小限しかしませんので、

ダーツの場合は案内として、PPバンドを利用します。

ダーツ終わりの5㎜手前に照準を合わせます。

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なぜ5㎜手前なのか?

と申しますと、

ダーツ終わり部分は1㎝ほど生地の1㎜を平行に縫います。

5㎜手前あたりがちょうど具合よく端までいきますので。

 

 

1㎝ほど平行に縫います。

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こんな感じです。返し縫をします。

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アイロンをかけます。

ダーツ先がきれいに消えています。フ~~(^_^;)

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ダーツは丸みをを出すためのものですから、

ダーツ自身に少し丸みを持たせて縫うことがベストでしょう。

そのように引かれているパターンもありますが、

その場合はこまかな切りしつけなどをする必要があります。

丸みを持たせたい場合は、

パターンは真っ直ぐに引いて、

縫うときに気持ち(1㎜~2㎜)加減して縫えば良いかな?

と思います。

通常は直線とさいごの平行1㎝を守れば大丈夫と思います。

 

キモはダーツ終わりにえくぼを作らないことですね。

それは1㎜平行1㎝を守れば大丈夫。

返し縫いがぐちゃぐちゃになりそうなら、

途中でやめて、ぐちゃぐちゃの糸をきれいにして、

最後で結んでください。

 

 

 

これでダーツもばっちりですね!

 

 

 

 

 

では。

本日もありがとうございました👘