なびの洋裁教室ブログ

自由に簡単にお洋服を作りたい!お気に入りの生地がカタチになっていくワクワク感を体験してくださいね。

裏毛のワンピース②肩と衿付け。

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                   ストンと着たワンピース。丈は100㎝です。(膝がかくれる長さ)

 

 

 

 

こんにちは!

 

 

 

師走ですね。

もう1ヶ月先は平成31年かぁ…。

年号は何になるんですかね?

M、T、S、H 以外なことは確か。

来年は激動な年になりそうです。

 

 

冬物もうかうかしていると、

年が明けてすぐに春物っぽい気分になり、

いかにも、の冬物は気分ではなくなってきます。

 

皆さま!

手持ちのガチな冬物生地は年内に作ってしまいましょう。

そして、年が明けたら、

温かな素材で、少し春が感じられるアイテムを作るとよろしいですね!

 

なんて言っているNAVIも冬物の生地の山を見て…  ため息。

さっさと作らなければ!  ね。

 

 

 

さて、

ワンピースの縫製をやってまいります。

 

 

まずは糸です。

ほとんどをロックミシンで縫います。

ロックミシン糸はニット縫いの場合は4本必要です。

今回はロック糸で合う色がなかったので、

昔使っていたシャッペスパン糸薄物生地用(90番手)があったので、

それを3本利用し、表に出る糸にウーリー糸を使用しました。

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昔ロック糸が高くて3本も買えなかった頃に、

シャッペの90番で代用していました。

今はユザワヤさんとかで1個100円程度でロック糸が買えますが、

昔は1本400円位していたので、

基本色しかなかなか揃えることが出来なかったのです。

今でも、きちんと生地色に合わせたい場合は

シャッペの90番を使用することをお勧めします。

カラーバリエーションが豊富ですから。

ただ、ロック糸より撚りが強いので、

薄地生地の場合は少し硬めに仕上がるかも知れません。

 

 

 

では

縫っていきましょう。

 

先ずは右肩から縫います。

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次は衿を縫います。

衿布を2重にして衿ぐりと合わせます。

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衿布を伸ばしながら縫います。

衿ぐりは伸ばしません。

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あまり伸びない生地だったので、

衿がちょっと立ってしまいました。

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左肩を縫ってから、衿の縫い目を押さえます。

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衿が出来ました。(ちょっとブサイク…)

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今回の生地は裏毛、とは言っても、

あまり伸びなかったです。

伸びないニットは縫いやすいですが、

思った通りの衿ぐりでは作れなかったりします。

衿ぐりを一般的なクルーネックやハイネック、

タートルを作る場合は、

1.5倍は伸びる生地が良いですね。

普通、だいたい衿ぐりは40㎝くらいなのですが、

かぶる場合は60㎝以上伸びた方が着やすいです。

そうすると、約1.5倍くらい伸びると安心して縫えますよ。

 

 

 

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<道端の紅葉>

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何て言う植物かわかりませんが、

ピンクの紅葉がきれいだったので。

 

 

 

 

 

では。

本日もありがとうございました⛅