アシンメトリーなヨークスカート①
こんにちは!
以前ミニで同じデザインのスカートを作ったことがあります。
それのアレンジで、
ミニではなくおとなが着れるスカートを作ってみました。
パターンの変更箇所はスカート丈を長くし、
と言ってもたれ分があるので、
そこまで長くはできませんので、
全体はひざが隠れる程度で、
たれ分の端はくるぶしくらいになるでしょうか。
あとは、ヨーク幅を広くしました。
ヨークにすることにより、なるべくスッキリと、
お腹がカバーされることを期待します。
念のためにウエストは見返しだけではなく、
ヨークにも芯を貼りました。
パターンの全体像はおおむねこんな感じです。
サイズは記入していませんが、
多少パターンの分かる方なら理解できるのではないでしょうか。
ポイントは前スカートです。
たれ分は脇に四角の生地をくっつけたかたちになります。
左脇接ぎがなく、輪になることになります。
接ぎがないので、そのまま続きで後左スカートがくっついてきます。
右の四角2個分がたれ分となります。
☆の長さはすべて同じになります。
総丈とウエスト、ヒップ寸法が決まれば出来ると思います。
NAVIはスカート原型を利用しました。
ヨークの丈は15㎝です。
(これは後スカートなので後ろ中心の下がり分が1㎝になります)
なんじゃらほい?
というパターンですが、
見返しと裏地の関係が記入されています。
ヨークそのままを見返しにしてもOKですが、
今回は見返し幅を7㎝にして、その下が裏地になります。
裏地のダーツ分は脇で消しても良いのですが、
今回は少々無理があったので、
脇側のダーツ余り分を足してタックをとりました。
タックはブルーの線になります。
ヨークをたたみました。
かくかくになっているところは、
なだらかになるよう、線を引き直します。
これは左スカートとヨークが接がれる箇所です。
左脇をゼロにして、切り込みを入れてヨークと接ぎます。
どうなっているのかわかりますでしょうか。
平置きにするとこういう単純な構造になっています。
かたちになっているものから、
パターンを想像するのもおもしろいです。
パターンが出来ましたので、
材料の準備です。
生地は中肉のウールです。落ちが良いタイプ。
あと裏地と芯地ですね。
前スカートは思ったよりでかいですよ~。
このスカートは東山魁夷展に行くときに着て行こうと思って作りました。
美術館ですから、少しアートの香りのするスタイルで行きたいと思いまして。
作り方はミニと同じですが、
次回から縫製に入りますね。
では。
本日もありがとうございました🎨