合皮でサコッシュ②
こんにちは!
合皮はこわくない~
合皮はこわくない~
本革と比べると扱いやすいですしね。
昔に本革でスカートやら
ポーチやら作ったことがあります。
皮製品のデザインをしていた時に、
皮をお安く手に入れることができたのです。
安くて発色が良いのは豚さんの裏皮です。
厚みがあって丈夫ですが、ちょっとチープな印象です。
一番大きくて使いやすいのが牛皮です。
品質は良いのですが、伸びやすくて扱いにくいのが羊さんです。
でも仕上がりは一番良いですし、価格も高い。そして小さいです。
皮は天然ものですので、一枚とて同じものはありません。
キズも多いですし、部位によって厚みやきめの細かさなどが違っていて
よく見ながら裁断をします。
一応背中の真ん中が地の目になるのですが、
同じ一枚の皮でも取る場所によって違いが出るので、
なかなか大変です。
ミシン針もナイフのような専用の針を使います。
ミシン目が細かいと裂けてしまうおそれがあるし、
もちろん縫い直しも出来ません。
手縫いはほとんど出来ませんので、
まつりたくてもできないので、スカートでも裏はどんでんにしたり、
ゴムのりで貼り付けたりします。
とか、皮のことを長々と書いていても仕方ないので、
前回の続きをやってまいりましょう。
表が出来ました。内布もポケットを付けて出来ております。
ファスナーを付けていきます。
30㎝の金属ファスナーを使用しました。
表に縫っていきます。
内布を合わせて表ファスナーと同じ縫い目のところを縫います。
ファスナーが付きました。
表からファスナー部分にコバステッチをかけます。
ファスナー部分がスッキリしましたね。
裏面にして、両脇をクリップで止めます。
縫っています。
次は脇の縫い代をくるみます。
バイヤス布ではなく、ストレートで大丈夫。
くるんでいきます。
脇の縫い代くるみが終了しました。前側です。
後面です。
表に返しました。
ポケットにプラスナップを付けました。
ファスナーにタブを付けました。
これで本体が完成いたしました!
ひもは今回は調節が出来るようにします。
もちろん取り外しOKです。
これらは次回ですね。
では。
本日もありがとうございました🐏