簡単楽ちんなセットアップースカート②

こんにちは！

今日、ちょっと手芸店をのぞいてきましたら、

毛糸がいろいろ出ていました。

編み物は得意ではありませんが、

あったかそうな毛糸を見ると心が騒ぎます。

手織りもしてみたいし～

やってみたいことがたくさん！

ついでに

GUの縫製チェックもしてきました。

今回はスカートです。

チェックの後中心突き合わせスリットの裏地付きストレートスカートです。

裏地は案の定スリットの上でチョン切られておりました。

ウールライクな生地ですが脇は片倒し。

しかも縫い代倒しは両脇一方方向の手抜きプレスです。

そしてなんと！

裏地の裾始末がロックのみでした～（初めて見た…）

なんて雑なんでしょう！

小難しいことをしてほしい。とは言いませんが、

手を抜きすぎです。

安いから、若い購買者が多いからって、

クオリティを下げて当然の考え方ではダメです。

中国生産のメリットを忘れているのですか。

日本ではコスト的に出来ない縫製や仕様が安価でできるから、の

中国産でしょう。

中国国内でしか通用しないような縫製の商品を

日本で売らないでほしいです。

いろいろあるのでしょうが、

縫製工場の現場の都合に押されてしまっているか、

縫製や仕様を知らないひとが責任者で流されてしまっているのかな～。

こういう縫製がスタンダードにならないことを願います。

ここは日本。

中国ではありませんから。

さて、

続きをやってまいりましょう。

オーバースカートが出来たところです。

右脇にオーバースカートをはさんで縫います。

縫い代は1㎝です。

左脇ウエストすぐにひもリボンをはさみ込みます。

ロックして片倒します。

表スカートが出来ました。

表スカートと裏スカートを合わせます。

ウエスト止めステッチします。

縫い代を裏側に倒して、

裏側にコバステッチをかけます。

大分かたちになってきました。

次回はゴムを入れていきましょう！

GUに対しては苦情ではありません。

以前、海外向けの仕事をしていた頃…。

仲立ちする商社の方は

「中国ではどのような面倒な縫製も大丈夫です。

これでもか！というくらいの仕様でやってください」

な～んていっておりました。

が、

そんなイジメみたいなことはできません。

確かに、日本では工賃が高くなってしまう仕様を

安くやってもらえるのは助かりました。

中国で仕事をしていたころ、

中国人の製品に対する考え方は日本人とはかけ離れたものがあります。

中国の商品クオリティは日本の半分もなかったでしょう。

放っておけば、赤色のスカートに緑のファスナーを

右脇に縫い付けて平気なのが中国人の原型です。

そこを、日本人が口うるさく言って、

縫い方を教え、機械も買ってやり、

辛抱強く何回もやり直してもらい…。

現地人から日本人はなぜここまで細かいのか？

ここまでこだわるのか？

理解してもらうのは本当に大変でした。

ヨーロッパやアメリカより、

日本の要求は高いらしく、

高い品質にこだわるのはきっと世界一だったと思います。

でも。

文句を言われる縫製や仕様は、

日本国内では当たり前にこなしていることばかり。

だからメイドインジャパンは信用度が高く、

巾広く支持されているとNAVIは信じます。

中国産であっても、

日本デザインで日本が生産管理していれば

信用されるのです。

NAVIは中国人の気質を知っているので、

放っておけば自然に品質は落ちます。必ずです。

GUを昔から見ているわけではありませんが、

日本の縫製品質の破壊がおこなわれているように感じて仕方ありません。

（裏地がロックだけ、というのはやばいです）

GUに日本のアパレルの危機を感じてしまったNAVIであります。

では。

本日もありがとうございました🎩