きまま雑感。生地が服になるまで。
こんにちは!
今日はどういうアプローチで生地をかたちにしていくのか、
考えていました。
一般的に服を作るまでの考え方は2通りです。
①作りたい服がある。
②作りたい生地がある。
作りたいかたちがあって、それから素材を探す。
素材が先にあって、それからデザインを決める。
だいたいこの2通りです。
既製服の場合はいろいろな条件があって、
それら条件の中で最高のものを作る、という苦しみとも
楽しみとも言えるのが仕事でありました。
自分の服の場合はどうでしょうか。
NAVIは若い時以来、長い間自分の服を作っていませんでした。
若い時は毎週月曜日は新作発表の日、なんて言って、
毎晩仕事で遅く帰ってからほんの30分ミシンに向かったりして、
頑張っていました!
他の人(不特定多数ですが)の人のためにデザインしたり、
パターンを引いてばかりいると、
自分の服を作りたい欲求が湧いてくるものでした。
しかし
いつの間にやら、
縫製は自分でしなくなっちゃいました。
親しいサンプル縫製屋さんがいて、頼めば作ってもらえたからです。
NAVIは縫製のプロではありません。
縫製は教えてもらった記憶もあまりありません。
自力で縫い始めて、長い間かけて少しづつ身につけてきましたが、
実はこんな独学なので自信はないのです。
パタンナーは縫製の方法を指示します。
なので縫製の方法や順序を知っていますが、
実際に縫うことはありません。
実際に縫ってみると、
ちょっとした手順やコツなど
やってみなければわからないことは山ほどあって、
学ぶことが多いな~と実感します。
縫製だけを専門にしていれば、
指示に対してそれをこなさなければならないので、
いろんなチャレンジを強制的にすることになり、
結果腕が上がる、という向上につながります。
ある程度自信がつけば、
「よし、やってやろう」という気持ちになるでしょう。
NAVIの場合はデザインやパターンではそういう気持ちに
なります。
でも
縫製ではそういった気持ちになかなかなれないのが現状です。
そこがプロかプロでないかの違いかな?と思います。
ホームソーイングでは、
自分のやりたいように出来るので、
苦手なことを避けることが出来ます。
苦手をそのままにしておくと
向上しないことはよくわかっているのですが…。
NAVIも今後は苦手意識のあるアイテムや縫製など、
逃げないでチャレンジしていきたいと思っています。
今でも、どちらかというと
自分のためより他者のために服を作ることが好きです。
自分のためならつい手抜きをしてしまいますが、
他者のためならそういうわけにもいきません。
NAVIの洋裁教室も、NAVI自身も
今より半年後、1年後に何がしかの向上がありますよう、
続けていきたいものです。
とりとめもなく、
オチもなく、
日曜日の雑感でした。
では。
本日もありがとうございました🌲