アロハを修繕しました。
こんにちは!
これは40年前のアロハでございます。
ハイ、NAVIが若かりし頃着倒したものでございます。
NAVIが専門学校生のときのものです。
D.GRECEという当時のDCブランド系のもの。
今はもう無いかな。
下げ札も取っておいてました。
よっぽど気に入っていたのですね。
当時着たもので捨てることができなかったお洋服が
衣装ケース1個分あります。
10回以上引っ越しを繰り返したのに、
よくもまあ残っているものですね。
その中の1着にこのアロハがありました。
NAVIには今年大学生になった娘がおります。
娘はNAVIがこのアロハを着た年齢になりました。
親子で同じ服を同じ歳に着る…
なんだか感慨深いな~。
でも
このアロハは何回も洗濯を繰り返したので
色もあせてところどころほころびもできています。
というわけで、
修繕です。
傷んでいる箇所は、
まず衿です。
このようなほころびが何か所もあります。
袖口も擦り切れています。
第一釦ホールが……下半分が破壊されています。
修繕箇所は以上の3ヶ所です。
まずは衿から。
ほころんでいる箇所を大幅にほどきます。
なんと衿には芯も貼られず、縫い代も5㎜くらいしかありません。
これではすぐに破れても仕方ないわ。
最小で衿を折って表裏は突き合わせにします。
マチ針でとめて…
端をたたきます。
次は袖口です。
本来なら、袖口をほどいて今の三つ折りになっている
内側は切り捨てます。
でも生地が弱っている可能性があるので、
ほどくときに生地がもたないかも知れません。
なので、ちょっと厚くなりますが、
そのまま三つ折りしました。
従来のステッチに重ねて縫います。
最後は釦ホールです。
ほつれている生地をカットしたら
けっこう大きな穴になってしまいました。
ほつれのところを並み縫いで補強します。
(ミシンの方が良かったかな)
手縫いの釦ホールをしたら…きれいに出来ず…
あいている穴を出来る限り狭めました…。ぅぅ…
不本意な出来ですが、
お許しくださいませ…。
ここでおもしろい表示を発見。
これは洗濯ネームです。
「取扱イ方法」 って…。( *´艸`)
これで着られると思います。
釦ホールはまぁなんとか…大丈夫。
衿はステッチが入りましたが、見かけに変化はない模様。
袖口も言われなきゃわからないと思います。
これはまだ修正前のもの。
お気に入りだったアロハシャツが、
また日の目をあびることができて、うれしいです!
ちなみにアロハのお話を少し。
アロハはハワイの衣装ですね。正装にもなっています。
ハワイでアロハを作ったのは
日系人でありました。
今年はハワイへ移民してから150年だそうです。
当時の日本人たちの衣服はやはり着物が多かったでありましょう。
ハワイの気候に合わせて、
着物をほどいて暑い気候に合った服を仕立て直したのが
アロハだった、ということです。
道理で、アンティークやヴィンテージアロハには
和柄が多いのです。
ハワイの民族服を作ったのが日本人だったなんて、おもしろいですね!
***<本日のビスコーニュ>***
薔薇と小薔薇。
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では。
本日もありがとうございました👕