ボーダー柄のタック&ギャザースカート②
こんにちは!
スカートではこの四角なかたちが一番簡単なパターンと
言えるでしょうか。
生地巾真っ直ぐ切って筒にしてゴムを入れる…みたいな。
生地の端に模様がくるボーダーや、
太い縞々など、裾を真っ直ぐにしたいとき、
パターンは四角くします。
でも、そうするとウエスト部分のゆとりがすごぉ~くあります。
ギャザーで縮めると、例えばこのスカートの場合
ギャザーの倍率が3倍以上になります。
生地にもよりますが、中肉以上の生地の場合、
ギャザー倍率が3倍以上と言うのはかなりあります。
(ギャザーの基本倍率は1.5倍です)
ウエストベルト下はボワ~ンとふくらみ、
スッキリとは反対の方向に行ってしまいます。
なので、
こういう総ゴムで、尚且つウエスト分量が多い場合は
タックをたたみます。
タックはギャザーと比べると生地の処理が多めにできます。
今回は大ざっばに言うと、
総ゴムの場合はゴムを伸ばした状態で100㎝上がり。
200-100で余分の100㎝をタックにします。
総ゴムではなく、ファスナー開きのジャストウエストの場合は、
すべてタックにするか、
タックをたたんだ上でウエスト寸法までギャザーを寄せます。
それでは縫って行きましょう。
まずは脇です。
ロックをかけます。
タックをたたみます。
ウエストベルトと合わせます。
ウエストベルトと接ぎます。
もう片方の脇を縫います…
ここで!
間違い(?)に気が付きました!
という手順で簡単にOK!という気分だったのです…。
ところが
いつものNAVIの手法として、こういうベルトやカフスや
玉縁(バイヤス始末)の場合、
最初に裏から縫って、次に表にしてステッチでたたく、という
手順で縫うことが多いです。
裏を先に縫うと表側のステッチもきれいだし、
なんといっても、裏側を落とすことがないからです。
今回はまずタックをたたんでウエストベルトを接いで~
という方法が楽かな~と思い、深く考えないで縫ってきましたら…。
スカート脇とウエスト脇は続けて縫えないのでありました。
しょうがないので、ウエストを少しほどいて、
スカートとウエストベルトの脇をそれぞれ縫いました。
とさ。
ウエストを接いで、修正が終わりです。
ウエストベルトが付きました!
皆さま!
やはりそれぞれ輪にしてからウエストを接ぎましょうね。
本日はここまで。
***<本日のビスコーニュ>***
レトロ&キュート🐿
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では。
本日もありがとうございました🍮