なびの洋裁教室ブログ

自由に簡単にお洋服を作りたい!お気に入りの生地がカタチになっていくワクワク感を体験してくださいね。

おとなのゴブラン織りスカートを作ってみた。縫製編の前編。

f:id:navistyle:20171111122254j:plain

 

 

 

こんにちは!

 

 

おとなのゴブランスカート、本日は縫って行きましょう。

 

左脇のコンシールファスナー開きになります。

 

芯はウエスト見返しとスリット見返し、ファスナー開きに

テープ芯を貼ります。

テープ芯と言ってもそれ用に用意はなく、手動で切って作ります。

 

まずはダーツから縫って行きます。

ダーツは前後スカートで計8本です。

f:id:navistyle:20171111122326j:plain

 

 

裏地にヨークを接ぎます。

ダーツ部分はまとめて1箇所にタックを入れます。

f:id:navistyle:20171111122513j:plain

 

 

ヨークが縫えました。

タック方向が一方方向になってしまいました。すみません…。

f:id:navistyle:20171111122550j:plain

 

 

裏の脇を縫います。

f:id:navistyle:20171111122653j:plain

 

 

 

 

5㎜のきせをかけますが、裾の三つ折り部分と

上のファスナーとの縫い代はそれぞれ1.5cmに戻すと後が楽です。

f:id:navistyle:20171111122725j:plain

 

 

 

表地の脇を縫います。

ファスナー止まりまで4㎜くらいの粗ミシンをかけて、

その下からは普通に縫います。

粗ミシンとの境目は糸を一旦切って、後で粗ミシンをほどくときに

わかるようにしておきましょう。

f:id:navistyle:20171111122752j:plain

 

 

アイロンでファスナーのムシを上げてます。

縫い代に仮止めをします。

f:id:navistyle:20171111122822j:plain

 

 

仮止めが出来ました。

後でほどくので3㎜くらいの粗ミシンで縫います。

f:id:navistyle:20171111122857j:plain

 

 

コンシール押さえに替えて、縫って行きます。

f:id:navistyle:20171111122923j:plain

 

 

 

ファスナーが付きました。

仮止めをほどきます。

f:id:navistyle:20171111122951j:plain

 

 

次は裏地と合体させます。

表の縫い代をはねて裏地とファスナーを縫います。

f:id:navistyle:20171111123025j:plain

 

 

ファスナー止まりの1㎝下まで縫って、

切り込みを入れ、ファスナーをまわしてぐるりを縫います。

(なかなか上手くいかないのがここ!)

もし上手くいかなかったら、無理せずまつり付けてもOKです。

f:id:navistyle:20171111123052j:plain

 

 

ふ~(^-^;  出来ました。

f:id:navistyle:20171111123117j:plain

 

 

 

ファスナーが付きました。

f:id:navistyle:20171111123140j:plain

 

 

これで山は越したのであとは脇とか縫います。

 

 

本日はここまでになります。

 

 

余談ですが…

 

なびがパタンナー全盛の時代、ほとんどコンシールは使わなかったのです。

(勝手に避けていただけかも知れませんが)

なので…

普通のファスナーはけっこう得意なのですが、

コンシールは苦手意識があったかも知れません。

 

若かりし頃、サンプル縫製の方と知り合いになり、

自分の服は生地を買ってパターンを引いて、

その方に縫ってもらっていました。

 

その方が「コンシールファスナーは難しいから手縫いしている」

と言っていたので、それが頭にこびりついていたのかも知れません。

 

でも、縫って見ると、

「な~んだ、そこまで難しくないじゃん」と思います。

ただ、左右ズレやすいのは事実で、柄合わせが必要なものは

気を使います。

 

 

今でもイヤなのは裏地と縫うファスナーの下の角の部分かな…。

なかなかきれいにスッキリと上がりませんので、

これからも精進して参る次第であります。

 

 

 

では。

本日もありがとうございました🍦