ミシン糸かけを手作り中。
ミシン糸は基本太巻きを使用しています。
よくお直し屋さんなどで、糸がズラ~っと壁にかけてあるのを見ては
いいなぁ、と。
普段は糸専用のワゴンにごちゃっと入れているのですが、
なびも壁にかけたい!と言うことで
DIYに挑戦する決心をいたしました。
まず、ホームセンターで穴のあいている合板?を探し、
その穴にはまる丸い棒を調達しました。
棒をカッターでゴリゴリ切って、合板の穴に突っ込みます。
棒の先には滑り止めの輪ゴムを巻き付け、完了です。
途中で飽きてしまい、作業はここまで。
とりあえず、使った糸をランダムに掛けてみました。
カラーグラデーションで並んでいたら見栄えも良いでしょうなぁ。
サイズは90×90なのですが、ちょっと圧迫感があるので、
横90㎝×縦45㎝にカットして壁に取り付けた方がよろしいかも。
色は壁に合わせて白が良かったけど、
こういうナチュラルカラーしかなかった…。
掛けたい糸はたくさんあるのですが、
まだワゴンの中でからまりあっています…。
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ここで糸の話を少し。
ミシン糸には扱いやすい綿ライクなスパン糸と
サラサラしていて光沢のあるフィラメント糸がありますね。
スパン糸の代表はシャッペスパン、
フィラメント糸の代表はファインです。
昔、縫い縮みやすいのはスパン糸と言われていました。
でも扱いやすいのはスパン糸ですね。
なびの30年選手の鋳物の職業用ミシンは縫い縮みが
けっこう悩みだったんです。
(もっとこまめに調整すればよかったかも、ですが。)
現在は通常の糸はフィラメント糸を使用しています。
なびの記憶では縫製工場ではあまりスパン糸は使いませんね。
ただフィラメント糸はサラサラと糸が滑りやすくて
糸通しの途中の部分で外れやすく、
どちらかというと苦手だったのです。
でもここにきて初めて知ったことが
なびの悩みを解決してくれました。
それは糸掛けにあったのでした。
職業用ミシンは糸掛けの途中に3個の穴があるのですが、
ここの通し方は糸によって変える、ということを
今になって知ったのでした。
ま、平たく言えばフィラメント糸は3個の穴全部に通す、
ということでした。
スパン糸は2個通すんです。
ただこれだけのことで途中で糸が外れることなく
うまく縫えるようになりました。
いや~まだまだ勉強ですなぁ。
ま、ほとんどの機械系の取説もろくに読まず
いきなり操作しようとする雑さが良くないのは自覚しているのですが…。
これからもお勉強して少しでも
目からウロコを落としていきたいものです。
では。