ハリスツィードのカットクロスでミニトート。
この生地を目一杯使って、何ができるかな~と考えて…
イギリスっぽい、トラッドなトートバッグを作りたいと考えました。
制作過程を書いていきます。
まずは裁断。
生地はストライプを縦に目一杯使って、
余った生地で内布の口布をとって、
内布はタータンチェックを採用。
持ち手はラインの入った幅広を選びました。
芯は表に厚地を、内布に普通タイプを貼ります。
持ち手を仮止めしました。
脇にはトリコロールのグログランテープをちょこっとはさみます。
内ポケットを縫って、
口布と内布を接ぎました。
生地に付いてくる、ハリスツイードのネームを付けました。
表布と内布を中表に合わせます。
両端の口布を縫います。
さあここでなびはミスを犯してしまったのです。
どんなミスかは後ほど。
口布を縫ったら脇を縫います。
この時内布の脇に返し口を縫い残します。
マチを縫います。
ひっくり返す前です。
内布の縫い残しから返します。
おっと、マグネットホックを付けるのを忘れていました。
まだ返す前なら間に合います。
マグネットホックは切り込みを入れて留め具を通して
ペンチで広げて固定します。
ひっくり返しました!
口布を閉じます。
お~~っ!
なかなかかわいい!
はいここで、ミスのカバーが始まります。
実は口布の端にタブをはさみ込む筈だったのを忘れていました。
タブの素材は何にするか少し悩んで、
布で作るのではなく、綾テープを利用することにしました。
綾テープは2重にして端を縫いとめます。
バッグ口の両脇にちょちょっと縫いとめました。
これで、タブをはさみ込むのを忘れたと思う人はいない筈…。
タブの先にプラスナップを付けます。
バッグ口はステッチをかけないで、ふんわりとさせたいのですが、
そのままですと落ち着きがありません。
なのでバック口布の境目のところに抑えミシンをかけることにしました。
これならあまり目立たないと思います。
出来ました!
布が少し残ったので取り外せるポーチを作りました。
(この制作過程は後日UPします。)
このような内布付きバッグの工程はだいたい2通りあって、
バッグ口を先に縫う方法と
バッグ口を後で縫う方法がありますが、
脇のちょうど縫い目にタブや持ち手をはさみ込む場合は
バッグ口を先に縫ってしまうとはさみ込むことが出来ません。
皆さま!気を付けましょう。
★ ハリスツイードカットクロス
内布 先染めタータン その他附属 ユザワヤ