タックでスッキリ総ゴムギャザースカートー①
ソーイング初心者の定番、総ゴムギャザースカートです。
丈は75㎝、ウエストゴム上がり63㎝
今回はワンランクアップして、
ウエストベルトを接いで作ります。
ウエストベルトは基本的にヒップ分の寸法があればはけるので
伸ばすと、大体の方がはけるであろう100㎝になっています。
先ずはパターンから。
実物大ではなく、縮尺で描いています。
分かりづらいところもあるかも知れませんが、応用(ごまかし?)がきく、
分量があるスカートですので、ぜひやってみて下さい。
赤の番号順に変形台形を描いてください。(黒の太字は寸法です。単位はcm)
①と②、①と③の角は直角です。
定規以上に長い線は定規2本をつなげて引きます。
ずれないように押さえて…と。(この画像は実物)
裾部分を3等分します。
脇から左1個目に向かって直角の線を引きます。
角になっている部分をなだらかな線になるように引きます。
(マジックげ描いたのでにじんでしまってスミマセン…)
次に脇裾からスカート丈分をとったところから
ウエストラインに向かって直角の線を引きます。
角い部分をなだらかな線を引きます。
(上とこの画像がボケててスミマセン…)
タックを引きます。
右の縦線は前後中心になります。(以下CF,CBと書きます。)
CF,CBから5㎝間隔で4本図のように線を引きます。
図の部分がタックになります。タック部分以外が25㎝になります。
縫い代を描きます。
カッターで直接カットする場合は縫い代に入るように数値を書いておきます。
必要な情報を書き込んで完成です。
字が汚くて読みにくいと存じますが、
一応手順を書きました。
右下はウェストベルトのパターンです。
ゴムは巾20㎜~25㎜を使用します。
25㎜はピッタリ上がりできれいですが、慣れない方は20㎜で良いと思います。
今日は裁断まで。
パターンを作って裁断まで進めておくと作業がはかどります。
でも、裁断してからはあまり日を空けないでくださいね。
作る内容が頭に入っているうちに作った方が手間が省けます。
パターンは生地巾110㎝で取りの良いように作りました。
(もちろん150㎝とかのW巾でも大丈夫)
この生地は110㎝巾ですので、
ウエストベルトをスカートの横部分で取ります。
この生地のように柄合わせする場合は、生地購入のとき余分に買ってくださいね。
だいたいの基準は2パネルくらいを余分に買えば柄が合います。
角は余分に切らないでキッチリ切るくせをつけてください。
裁断後に残布で
「ここで他のパーツを取ろう」→「あれっ!切れてる!」ということがおきませんよ。
しるしは3㎜くらいの切り込みでつけます。
耳は基本カットします。
模様が流れていたり、ポツポツがあったりするので、既製服では使いません。
影響がない場合は、家庭洋裁でしたら使ってもかまわないとも思います。
柄合わせは基本的に裾で合わせます。
う~ん…ビミョー…。
本日はここまで。
次回、縫っていきます。
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