なびの洋裁教室ブログ

自由に簡単にお洋服を作りたい!お気に入りの生地がカタチになっていくワクワク感を体験してくださいね。

リブニットのジャンバードレス②

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こんにちは!

 

 

金木犀の香りがただよう季節になりました。

春は沈丁花、秋は金木犀

 

 

さてさて

 

 

ジャンバードレスの続きです。

 

今回のリブニットは

とにかくよく伸びるので、

スピンテープは必須だったかも。

前回市販品がない、と書きましたが、

最近はアマゾンで買えるみたいです。

NAVIは黒と白を調達する予定です。

ただ、ミシンの専用押さえがないので

これはどうしようか、と思案中です。

 

というわけで、衿ぐりが思ったより伸びてしまいました。

差動送りを最高ににしてもこのような感じです。

これのせいと、肩も多少伸びてしまい

ちょっとフレンチっぽい肩になってしまいました。

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次は袖ぐりです。

袖ぐり始末は天竺ニットをバイヤス布のように使用します。

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表側にはステッチはかけないので、

縫い代押さえステッチをかけます。

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次は脇を縫ってから袖ぐりを手まつりします。

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スリットの見返しや裾もロックして手まつりします。

 

 

スリットはこんな感じです。

前回ご紹介したチュールスカートを合わせます。

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衿ぐりはスタンドフリルのブラウスを重ね着して、

フリルをのぞかせます。

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以前このリブニットとは違う、もう少し伸びが少ない同じような

リブニットでセットアップを作ったことがあります。

ロックミシンでニットの練習の一貫でした。

織物の布帛とニットでは縫製や扱いが違いますので、

ご興味がある方は去年の今頃の記事をみてください。

家庭用ミシンでもニットを縫ったりしました。

 

ニットは

・伸ばしたい部分が伸びて元に戻るようにする。

・伸ばしたくない部分を伸ばさずに縫う。

というポイントを押さえて、

ロックで縫ったり、本縫いで縫ったりします。

カバーロックがあればベストですが、

普通の2本針ロックでもかなり縫えます。

 

糸はレジロンやエッフェルがニット用として使用されますが、

NAVIはほとんど使いません。

本縫いでも上糸を一般のミシン糸、

下糸をウーリー糸にすることで

多少の伸びに耐えます。

ウーリー糸は揃えにくいので、

伸ばさないところは普通の糸で本縫い、

伸びるところはロック、とかの使い分けで

大丈夫と思います。

ロック糸は普通のを使用します。

 

 

これからあったかものが増えてきて、

ボアとかはニット地が多いので、

これからロックの2本針が活躍しそうです。

 

 

次回の作品もニット生地ですが、

布帛に近い感じですので、

ロックと本縫い混合で縫います。

 

どのように出来上がるか、楽しみです。

 

 

 

 

では。

本日もありがとうございました🏉