なびの洋裁教室ブログ

自由に簡単にお洋服を作りたい!お気に入りの生地がカタチになっていくワクワク感を体験してくださいね。

裏地を効率よく裁断しましょう。

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こんにちは!

 

 

連日暑い日が続きます。

埼玉は37度。

ふ~~~

 

今年は天候が通年と違ったり、

いつもよりほったらかしにしていたせいか、

植物たちがイマイチです。

ブルンバゴは冬越ししてしまったせいか、

すごく大きくなって、お隣さんにまで侵入し、

毎日涼やかなブルーのお花を咲かせています。

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さて、

今回は裏地です。

 

裏地のお話しは過去にもしているような気がします。

重複のお話しでしたらごめんなさいね。

 

 

今回の裏地のお話しは

効率の良い裁断です。

 

これは裏地の巾が120㎝くらいを想定しています。

90㎝巾の場合はあてはまりませんのご了承久くださいね。

 

スカートの裏地は表スカートの分量に関係なく、

基本的に120㎝生地巾でひと丈を目安にとります。

表スカートがタイト系の場合は表パターンと同じです。

セミフレアーなど、余り分量が多くない場合も

表パターンに準じます。

 

今回は分量の多いスカートの場合です。

分量が多い場合、表地と同じパターンにすると、

ボリュームが出過ぎたりして邪魔だったりします。

ボリュームを出したい場合は、

エストまわりは少ない分量にして、の

ティアードなどにすると凝った裏地でになって良いですね。

(あまりやりませんが)

 

通常は必要最低限にして、

必要ならスリットを作ります。

膝あたりで裾回りが120㎝もあれば歩くのに

不自由がありませんが、

表地と裏地の差がけっこうある場合は。

スリットを入れたほうがストレスがないようです。

 

裁断は後ろ中心を接ぐ仕様にして、

差し込みをします。

最初に後側から裁断します。パターンは前後共通です。

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後側を裁断したら

輪になっている方を表裏スカートにします。

脇のラインを合わせます。これはスリット部分の縫い代の関係で

少しあいだが開きます。

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裁断が出来ました。型入れとしてはこういう感じになります。

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脇のラインを利用し合って、差し込みをして

ずらして裁断するのが効率が良いと思います。

フレアーの裁断はこのような感じにすると良いですね。

差し込みをして生地の用尺の無駄を防ぎます。

 

この場合ですと、丈のみではありませんが、

多少余分になりますが、限りなく無駄を省くことが出来ます。

 

裏付きは面倒と思われる場合もありますが、

必要に応じてつけると

グレードが上がり、着心地もアップするので

参考になさってくださいね。

 

 

 

では。

本日もありがとうございました☆彡