なびの洋裁教室ブログ

自由に簡単にお洋服を作りたい!お気に入りの生地がカタチになっていくワクワク感を体験してくださいね。

バティック祭りの準備を開始。

 

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こんにちは!

 

 

ミンネのイベントで6月は春物セールをしました。

7月も何かしたいな~と思い、

バティックを使って「バティック祭り」をすることにしました。

今は特にアジアンなどエスニックが流行っているわけではないですね。

でも、バティック(ジャワ更紗)はNAVIのように

根強く好きな方がいらっしゃいます。

 

好きでも日本ではなかなか身に着けることが難しいかと思います。

 

NAVIもバティックを引っ張り出しては

おれこれ思案していたのですが、

案外難しいものだと感じる次第です。

 

ミンネ出品にあたって、

ぜひバティックも作成したいと、ぼちぼち作って

ギャラリーにおずおずと出品しました。

 

けっこう評判が良く、ほとんど売り切れとなっています。

とは言っても、そんなにアイテムは多くないですが。

 

他にも作ってみたいデザインは少なからずあるのですが、

なかなか制作が追いつきません。

それと、バティックならではの問題もあって

スムーズに制作できないのが玉にキズです。

 

と申しますのは、同じバティックでも品質がまちまちです。

 

まだ開発途上のインドネシア産ですから、

日本の世界一厳しい品質検査をクリアするのは

並大抵のことではありません。

日本並みの品質を求めることは不可能ですから、

ミンネでの説明ではバティックの特質をご説明して

ご理解いただいているのですが、

それもNAVIの検査を経ているものです。

これがまた大変!

よくあるのが、染料がぽちっと落ちてしまったと思われる、

シミみたいになっているもの。

ごく小さなものは(お許しをm(__)m…)と言う感じです。

ほかにももろもろ…。

 

ただでさえ1枚裁断必須ですのに、

品質に問題があるとなれば、量産には絶対使うことが出来ません。

なので、ウエアは大抵現地生産品となります。

・・・・・ なので、日本に輸入されたウエアは、

エスニック色が強くて、そして縫製面などに問題があることが多くて、

民族衣装の域を脱することが難しいかな、と思います。

 

アジアの中ではインド製品が一番受け入れられると思います。

生地も反物で入ってきていますし、

普通のショップにもインド製品はたくさん受け入れられています。

NAVIもインドの綿製品は好きです。

 

ジャワ更紗はサロン(腰巻スカート)用がほとんどです。

この1m×2mの生地をなんとか日本に風景にも違和感なく

着ていただけるよう、苦心惨憺でございます。

 

品質がいまいちなのも、持ち味のひとつとして考えましょう。

ところどころアレ? というかんじのもの、

広げてびっくりするようなアレなもの。

いろいろありますが、

機械でプリントされたバティックほど味気ないモノはありません。

 

ミンネのご注文を制作しながらのバティックウエア作りですので、

バティック祭りは思ったより制作に時間がかかりそうですが、

(7月1日より開催予定でしたが、少し遅れそうです)

こんな感じのものを制作しました。

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まだまだ作る予定です!

 

 

その前にご注文のお品作りを頑張らねば。

 

 

と言った今日この頃でございました。

 

 

 

では。

本日もありがとうございました🛍