いってこい開きの縫い方。
こんにちは!
今日はお彼岸さんでしたね。
明日から日が長くなっていきます。
本格的な春が始まりました。
今日は富士山が見えました。
NAVIの近所から見える富士はとても庶民的です。
普通の路地から富士山の半分だけが見えます。
すごく注意しないと
富士山とはわかりません。
鉄塔が邪魔しているので、余計見えにくくて…。
わかりますか?
かすかに富士山が…見えますでしょ? 鉄塔の向こうです。
これは昨年12月の夕方に撮ったものです。
晴れた夕方はシルエットがかすかに見えます。
今日は昼間に見えたので、めずらしいな、と思いまして。
マンションやビルからは西武ドームの真上くらいに
富士山が見えるはずです。
昔は高い建物がなかったでしょうから、
普通に富士山が望めたのでしょうね…。
GWくらいに富士山周辺にキャンプとか行こうかな~。
さて。
本日は「いってこい開き」です。
シャツなどの袖開きで最もポピュラーな開きです。
バインダー始末、とでも言いましょうか。
通常「いってこい」と言いますが、
おもしろい言い方ですね。
「ここ、どの開きにする?」
「いってこいでいいんじゃない?」
なんて会話をしていましたっけ。
いってこいは袖口に切り込みを入れて、
その切り込みをバインダーでくるむ、という始末です。
シャツブラウスを作るとき、
この方法を知っておくと良いですね。
こちらはパターンと裁断した袖です。
赤点から赤点まで切り込みを入れます。7㎝くらいでしょうかね。
バインダー(玉縁)はバイヤスでもストレートでも、
どちらでも良いと思います。
バイヤスの方がなじみやすいですが、
縫製はストレートの方が縫いやすいかも。
バインダー布は7㎜巾上がり×4=28mmなので、
3㎝巾で開きの長さ7㎝+1㎝縫い代の2倍。
なので長さは16㎝を2枚ですね。
NAVIは5㎜ほど長めにとって、余ったらかっとするようにしています。
バイヤスの場合は丁度の長さで良いでしょう。
切り込みを入れるときは、うっすらと線を引くと良いです。
切り込みを入れました。
袖口は7㎜に合わせます。
切り込み終わりは1㎜くらいでしょうか。
バインダー布は袖側に惑わされずに7㎜を保ちます。
袖口から切り込み終わりまで縫います。
ここからはもう片方の袖口まで戻ります。
こんな感じでしょうか。
切り込みが開いて直線状態になります。
縫い代をくるんでいきます。
くるみます。
このようになります。
ストレートは少しパキパキしますが、
のちには気にならなくなります。
バイヤスの角度で止めステッチをかけます。
出来ました。
巾を細くすると巾をドレッシーな感じになります。
切り込み終わりがぎりぎりなので、
ちょっと危険ではありますが、
よく使われる仕様です。
では。
本日もありがとうございました🗻