なびの洋裁教室ブログ

自由に簡単にお洋服を作りたい!お気に入りの生地がカタチになっていくワクワク感を体験してくださいね。

自由にテーラー衿を引きましょう。

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こんにちは!

 

 

 

どんどん春めいてきました。

まだ朝晩は寒いですが、

もうすぐ暖房とお別れです。

 

 

 

さて、

テーラーですか。

という声が聞こえてきます👂

 

テーラー衿と言うと

JKやコートでしょ。

と思うと思います。

 

もちろんJKに多いです。

 

でも、

シャツなどにも使えます。

 

 

テーラーカラーの引き方の指導を見ていると、

きっと、

どのような上がりになるのかが

わかりづらいと思います。

 

そこで。

 

自由に好きな衿を描いて、

自由にテーラーを引こうと思います。

 

 

今回はシャツの衿をテーラーカラーっぽく

したいな~、と思いまして。

シャツカラーみたいなものですが、

開襟シャツって言うのでしょうか。

テーラーほど硬い感じではないですが、

テーラーを引く時とおなじやり方で引こうと思います。

 

シャツなので軽い感じにしたいと思います。

 

基本的な引き方は変わりませんので、

引いていきますね。

 

これは前身頃です。後ろ身頃 → 前身頃を引きます。衿ぐりは普通でOK。

青点は前中心、赤点は前持ち出し分です。

ラペルの返り終わりを決めます。(赤点の一番上になります)

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NP(ネックポイント)から2.5㎝とラペル終わりを結びます。

これがラペルの返り線になります。

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好きな衿の線を描きます。

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折り返し線で折って、ルレットでなぞります。

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ルレットで写した線を描きます。

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返り線を延長して、

NPから平行に線を引きます。

後衿ぐり寸法から直角に3㎝取り、NPと線を引きます。

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衿ぐり線を引きます。赤点です。

NPはなだらかにします。

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NPから後衿ぐりを取って、

直角に後中心線っを引きます。

衿腰は後ろ中心で3㎝、返り分は4㎝とります。

衿腰は自然に折り返し線と合流させます。

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4㎝取った衿返り分は先の方に自然につなげます。

 

 

 

写しました。右の前衿ぐり部分は丸くしました。

JKでは角になっていますね。

角にすると硬くなるかな?と思い、丸くしました。

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これで出来上がりです。

 

 

これは基本の衿腰です。

 

衿が大きくなったり、フラット風にしたり

そういう場合はNPの寝かし分が変わったりします。

 

まずは基本のこれで引いてみて下さい。

 

おもしろいくらい、

描いた線のかたちに衿やラペルが出来上がってきます。

 

 

衿も当てずっぽうでは引けません。

基本はやはり

身頃とのバランスを見て、

実際に描き入れて、

それからパターン上必要な展開をします。

 

難しそう、と思われがちなテーラードですが、

JKではないので

気軽に作れます。

縫製もはさみ込みでOKです。

 

 

いつ仕上がるか未定ですが、

いつか縫製もご紹介しましょう(ドキドキ💕)

 

 

今回、パターンがきれいに引けなくて、見苦しくて申し訳なかったです。

 

 

 

 

 

、では。

本日もありがとうございました👗