なびの洋裁教室ブログ

自由に簡単にお洋服を作りたい!お気に入りの生地がカタチになっていくワクワク感を体験してくださいね。

キルティングとボアのリバーシブルコート③

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こんにちは!

 

 

 

急に寒くなってきました!

真冬並みです。手袋が必要です。

 

冬は夏に比べてホームソーイングから遠のいてしまいがち、

かも知れません。

ざざっと縫いにくいものが多いからかも知れません。

扱いにくい素材や裏付きなど、

夏素材と比べると、ちょっとだけハードルが高くなるかも知れません。

 

そんな中で、

コートについて考えます。

 

コート、とひとくちに言ってもいろいろです。

紳士仕立てのチェスターコートやトレンチなどの

オーソドックスなタイプや、

コーディガンなど、カーデに毛の生えたもの。

 

初めて作るコートは、

ワンピースから派生した、カーデとコートの中間あたり、

裏なしでOKな素材で、

どちらかというとカジュアルなデザインをお勧めします。

 

プルオーバーを長くしてワンピース、

ワンピースの前中心開きを作ってカーディガン、

素材を厚めにしてコート。

という展開です。

コートにはポケットを付けるとサマになります。

 

アウター初心者の場合はこのような感じで、

多少シルエットや縫製がアレでも、

雰囲気で着れる、という感じで作ればいかがでしょう。

 

このコートもそんな感じのものです。

しかも縫製も簡単。

難しい技は一切使いません。

 

では、

縫製の続きをやって参りましょう。

 

本日は表裏のかたちを作ります。

 

まずはキルティング素材から。

肩 → 袖ぐり → 袖下と脇

という手順で縫います。

 

肩を縫っています。

後ろ肩はいせが入ります。

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肩が縫えました。

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袖ぐりです。

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袖下から脇を縫っています。

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キルティング側が縫えました。

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ボアも同じ手順で縫います。

 

肩です。

ボアの毛を内側に入れ込むと縫い代がわかります。

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マタギのようになってますね。

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袖ぐりです。

こういうフワフワした素材はなるべくピン打ちしたくないです。

取り忘れると大変!

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袖が縫えました。

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裏面です。

縫い代はそのままで、アイロンなどはかけません。

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縫い目に縫い込まれた毛は、目打ちなどで引き出します。

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袖下から脇も縫って、それぞれの本体が出来ました。

 

次は中とじからやっていきますね。

 

 

 

 

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<バリのレリーフ

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バリ島が好きです。もう10回以上行ったかな~。ここ10年は遠のいていますが。

バリのもので好きなのはまずバティック、バリ絵画、ヤシで編んだかご、

バリコーヒー。などなどたくさんありますが、この砂岩でできたレリーフも好きなもののひとつ。

いつも画像に写っている苔の生えた大きいもの、中くらいのペアのついたてのようなレリーフ、花台、ランプ、亀やかえるなど。その中でちょっこと飾りやすいのがこの四角のものです。屋外に置いておくと、水分を吸収してすぐに苔むしてしまう。石ですが(砂を固めたもの、と聞いたことがあるけど、検証していません)やわらかな雰囲気が好きです。