なびの洋裁教室ブログ

自由に簡単にお洋服を作りたい!お気に入りの生地がカタチになっていくワクワク感を体験してくださいね。

温かさ布団級。リバーシブルコート①裁断。

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こんにちは!

 

 

 

一番簡単な方法でコートを作ります。

しかもリバーシブル。

 

タフタ地のキルティングとシープボアの組み合わせです。

ボアにもいろいろありまして、

プードル、シープ、ラビットなどなど。

フェイクファーのようなものですが、

土台生地がニットになっているようです。

カジュアル感があるので、

そんなに仰々しくなく、デイリーに使えるのが良いですね。

 

キルティングはタフタ地なので、

少し高級感があります。

大き目のダイヤステッチです。

 

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キルティングの裁断は裾がちょっと重なりましたので、

急遽、脇のラインをコクーンシルエットにして、

なんとか横で並びました。

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ポケットは柄合わせならぬキルト合わせをします。

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表裏は同じです。

直断ちでパターンをいじったので、

シープボアはキルティングの裁断型を利用しました。

 

こういう毛足の長いボア系の生地は

はさみやロータリーカッターで裁断をしません。

まず、チャコなどでマーキングをします。

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良く切れるカッターで土台の生地のみを切って行きます。

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はさみでも裁断できますが、

その場合は土台のみをちみちみと切るので

時間がかかってしまいます。

 

この普通のカッターで切る方法は

毛を切ってしまうリスクが少ないです。

 

ただ、1枚づつ裁断する必要があります。

 

ボア系の制作は「毛」との戦いでありますが、

思ったより縫いやすく、粗も目立ちません。

初心者さんにもお勧めの素材です。

 

 

ポケットの裁断をわすれていました。

キルティングの柄(ステッチ)合わせをします。

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今回の縫製方法は表裏とも袖付けまで別々に作ります。

それぞれがカタチになったら、要所に中とじをして

合体させます。

前端ー裾と袖口は玉縁始末をします。

とても古典的な仕様です。

 

どうなりますやら。

 

 

では次回から縫いに入って行きますね。

 

 

<まだ頑張っているブルンバゴ>

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細々とではありますが、まだつぼみをつけているブルンバゴ。

霜が降りるまで、あともう少し頑張ってほしいものです。

 

 

 

では。本日もありがとうございました🐟