ちゃちゃっとレギパン。
こんにちは!
秋も深まってまいりました。
空気も冷えてきた感じですね。
今回は前から作りたかったレギパンです。
レギンスとパンツの中間みたいなものです。
レギンスやスパッツほど薄くはなく、
パンツほどしっかりとしたものではありません。
厚手のニット素材でチュニックやワンピースの
下に着ることが多いですね。
今回の生地はウール混の裏毛ニットです。
表地は黒に近いメランジなチャコールで、
裏の裏毛はなぜか白です。
一般的なトレーナー素材の裏毛より
しっかりとしていて高級感があります。
パターンは昨冬に図書館で借りてきた、
ニットのムック本から写したものです。
レギンス系はサイズ感に迷いますので、
こういう市販のものを利用して、
その後に修正をかけるのもひとつの方法です。
裁断中です。
パターンとしては、
膝まではほどほどのゆとりがあって、
膝から下は細くストレートな感じです。
今回もロックで行きますので、
早いと思います。
脇と内股を縫います。
左右が縫えました。
片方を表に返して、筒の中に入れて股ぐりを中表に合わせます。
股ぐりを縫います。
股ぐりが縫えたら、次はウエストにロックをかけます。
そして裾です。
ロックのメスをロックして、
裾上げ始末をします。
ロック糸は縫い目に入れ込みます。
裾始末が出来ました。
厚めの生地なのでちょっと苦しい感じかな…。
最後の行程はウエストゴムです。
今回のゴムは薄めでしっかりとしたタイプです。
ウエストの中に入れ込むのではなく、表側に見えるようにたたく始末です。
ゴムを輪にします。
ゴムを縫い合わせるときに端をずらして縫い、
折り伏せ縫いにします。
ウエストまわりとゴムを8等分して重ねて合わせます。
ゴムを伸ばしながらたたいていきます。
縫い代がわかりにくいので、
あらかじめ上がり線をチャコなどでしるししておくと、
ズレにくいですね。
縫い代を押さえる意味もあって、
ダブルステッチで仕上げます。
ウエストゴムが出来ました。
裏面です。
ゴムを伸ばしながら縫うのは、
ゴムが巾広だとけっこう大変です。
と言うのは、巾広の場合均等に伸ばすことが難しく、
どうしてもゴムは湾曲してしまいます。
そうすると、ウエストラインに真っ直ぐ縫うことが難しくなります。
しるしを付けて、ズレを防ぎましょう。
出来ました!
裁断込みで2時間のスピード仕事でした。
着用してみると、膝から裾までストレートなので、
細身のスキニーみたいにも見えます。
しっかりとしたニット生地、
しかも裏毛なので温かそうです。
パンツのパターンの紹介ができれば良かったのですが、
サイズ感が各自違ってくるので
ちょっと迷ってしまい、
今回はUPするのをやめました。
少し大きめでもありますので、
また次回修正し、できればパターンもUPできれば、
と思います。
このレギパンは丈を長めにして、
裾をくしゅくしゅして着用します。
これから重宝しそうです。
では。
本日もありがとうございました🏰