ウール天竺のカットソー①

こんにちは！

ウール天竺という、

あったかそうな生地で何か作ろうと思い立ち、

とりあえず、インナーにも出来、1枚でも着れるトップスを作りました。

これのアレンジバージョンです。

シルエットやサイズ感がなかなか良い感じですので、

このシンプルなスタイルをアレンジしました。

まず、衿をタートルからラウンドへ。

袖口はパフにして、細いカフスを付けました。

その他は同じです。

袖は袖ぐりや袖巾はそのままにしたかったので、

袖下5㎝ぐらいから開いています。

長方形は衿と袖口の布です。

身頃のパターンは変更なしで、

袖の修正パターンは引かず、生地上で展開しました。

今回もほとんどロックで縫っていきます。

この生地は天竺ですが、

けっこうしっかりしているタイプです。

それほど伸びません。

では

さっそく縫っていきますね。

まずは右肩からです。

右肩のみを縫ってから、衿ぐりの始末をします。

衿ぐり布を2重にして、衿ぐりに沿わせてロックをかけます。

今回の手順はニット縫製でよく行われるバインダー（ラッパ）の

縫製と同じです。

バインダーというのは布帛で言う玉縁と同じ仕上がりですが、

専用の押さえをつけて縫います。

これは輪にしては縫えないので、

右肩を縫ってから衿ぐりを縫って、

その後に左肩を縫います。

T-シャツなどに多用されていますね。

今回の衿は細いことと、多少伸ばしながら縫うので、

バインダーと同じ手順で縫いました。

伸ばし分が決まっていれば、輪にしてから縫ってもOKです。

と言うか。

実は輪にした方が縫製のグレードは上がります。

衿ぐりに段差が出来ないよう、気を付けて左肩を縫います。

衿ぐりが出来ました。

アイロン前ですのでちょっと落ち着かないです。

左肩の縫い目を押さえます。

こちらは後ろ身頃側です。

ロックのカラカン糸は縫い代に入れ込みます。

ニットと申しましても、どうも圧縮系みたいなので、

縫製は楽です。

少し毛並みもあるので、

きっと温かいですよ～。

続きは次回に。

では。

本日もありがとうございました📯