なびの洋裁教室ブログ

自由に簡単にお洋服を作りたい!お気に入りの生地がカタチになっていくワクワク感を体験してくださいね。

「家庭用ミシン」のみで作るタートルネックカットソー②

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こんにちは!

 

 

 

NAVIの思い込みかも知れないのですが、

ニットを縫う場合、

伸びる糸(レジロンやエッフェル)を使って、

直線縫いで縫う。

と思っていらっしゃる方がほとんどではないでしょうか。

かく言うNAVIもそう思っていました。

 

普段は職業用ミシンの本縫い(直線縫い)で縫っていますので、

あまり家庭用の模様縫いに関しての知識がありませんでした。

ハートとか、他の飾り縫い程度の認識しかなかったのですね。

 

リビア500は実用本位の

基本的な模様縫いしか付いていないのですが、

それでも説明書を読んで初めて知ることが多いです。

 

某手芸店でミシンの担当をしていたときに、

改めてミシンの学習をしたのですが、

知らないことがたくさんありました。

 

ミシンを購入されても案外基本的な縫い方しか

知らない方がほとんどのように思います。

 

NAVIの好きなJUKIのエクシード400とかは

模様縫いが80種類くらいあって、

一見同じような模様がズラっと並んでいるのですが、

きっと、ひとつひとつの模様に意味があるのでしょう。

 

リビア500の少ない模様縫いであっても、

ちゃんとニットが縫える模様縫いが組み込まれています。

 

今一度説明書を熟読して、

お持ちのミシンの機能を試してみることをお勧めします。

 

 

で、

 

 

縫製の続きをやっていきますね。

 

 

 

模様はニット用直線縫いです。

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ズレやすいことがわかったので、

PPバンドで押さえながら縫います。

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PPバンドは最初のみ縫いにくいですが、

慣れるとこういう時に役立ってくれますので、お勧めです。

 

 

 

次は縁かがりです。

模様はステッチのジグザグです。

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順調に縫っております。

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ロックと比べると生地糸がポロポロしたりしますが、

大丈夫です。

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今回のポイントです。

衿ぐりが伸びて戻らないとこの服の意味がありません。

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輪になる場合はミシンの端をはずして、

縫いやすくすることもできますが、

内うちに(ハムスターが回るように)縫うと大丈夫です。

どんなに小さな輪でも、押さえが入って、縫う部分が1㎝でもあれば縫えます。

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ニット用直線縫いで縫います。

1㎝の縫い代で縫う場合は針を真ん中にして、

押さえの端と布端を合わせると良いようです。

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こちらはジグザグですね。

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衿が縫えました。

こちらは裏面です。

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縫い目のアップがこちら。

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難なく衿ぐりは伸びました!

 

 

なかなか優秀です!

 

 

なんだかNAVIだけが嬉しがっているような…

気がしないではないですが、

もし家庭用ミシンではニットを縫うのが難しいと、

思っていらっしゃる方に。

 

「縫えますよ~」

 

 

 

 

 

続きは次回に。

 

 

 

では。

本日もありがとうございました🐹