よく見ればネコ柄、ギャザーブラウス③
こんにちは!
8月もあと少しとなりました。
今の季節、ファッションの売り場は晩夏~初秋のアイテムが並んでいます。
NAVIの若い頃はお盆を過ぎたら我慢して
長袖の秋物を着るのが通例でした。
今ほど残暑が厳しくない、とは言え、
ちょっとクレージーでしたかね。
ファッションの現場では先取りが当たり前で、
前年のアイテムは着ない、などと
偏ったこだわりも持っていましたっけ。
NAVIの若い頃は晩夏ものというジャンルはまだありませんでした。
今は涼しい素材、半袖などのデザインながら
カラーが秋を感じられるアイテムが売り出されていて、
良い時代だな~、と思う次第です。
前より季節感がなくなり、夏でも長袖、
冬でも半袖とか、見られるようになり、
こだわりも変化しているようです。
NAVI的にはせっかく四季のある国に生まれたものですから、
なるべく季節感のあるものを着て行きたいと考えています。
このネコ柄はどちらかというと夏っぽいですが、
9月は大丈夫でしょう。
では、
縫製の続きをやっていきますね。
衿ぐりのバイヤス始末が出来たところです。
次はお袖です。
これは袖山のタックです。
割と細かなタックが入ります。
タックのピン打ちがけっこうあるので、
手前で抜きながら縫っていきます。
ピン打ちした時、なるべく針の手前で抜いてください。
ごくたまにですが、マチ針の芯にミシンの針が命中すると
ミシン針が折れます。
ロックをかけます。
この袖ぐりは身頃にタックが入ります。
タック位置でピン打ちします。
タック巾は1.5㎝です。袖下でタックは自然に消します。
袖付けが出来ました。
ここはタックなしでギャザーで良いのではないか?
と、思わないでもないのですが、
このデザインTAYAMAATSUROUさんです。
確かにギャザーの方が楽だし、タックも無くても
(特にこのような小柄だとタックなど目立たないのですが)
よさそうに思えますが、
多分、このディティールがちょっとした差別化につながるのかな、
と思うのであります。
あそうそう、実は前回のストライプでは生地の取りが良いように、
袖口パフ分を減らしてしまったのですが、
今回はバッチリ指示通り、とは申しませんが、
パフ分を増やしたのです。
結果はどうなるでしょうか…?
次は袖下から脇を縫います。縫い代はロックします。
あと残るは袖口と裾です。
次回に完成いたします。
しばしお待ちを…。
***本日のビスコーニュ***
ボーダー柄の小さなバラ。
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では。
本日もありがとうございました🍞