コーデリレーその⑬ ストライプのおとなギャザートップス。後編。
こんにちは!
今回のブラウスは「ミセスのスタイルブック初夏号」は最新号です。
NAVIは教室を開くにあたって、生徒さんに参考にしていただくために
「ミセスのスタイルブック」のここ3年くらいのバックナンバーを
取り寄せました。
本当に久しぶりで、何十年ぶりかでスタイルブックを見ています。
知らないうちに新しい原型も登場していて、その原型も作りまして、
そしてちょこちょこと見ては参考にしてパターンを引いたり
しているのですが…。
原型を使用してパターンを引くのは楽ですが、
パタンナーとしてはいかがなものか、と反省したりします。
やっぱりデザインを考えて自力で引かなければ、ね。
とは言え、いろいろ参考にはさせていただきます。
さて
前回の続きです。
ふんわり涼しげなストライプブラウスは、
袖ぐりがちょっとこだわりがあるようです。
これは袖山タックをたたみながら
袖ぐりを縫って行きます。
ロックをかけます。
袖山にタックをたたんで縫いとめます。
このタックの意味(デザインに意味を問う意味があるのか?はさておいて)
はなんだろうか?と考えます。
出来上がりを見て思ったのは、
・袖ぐりから直接タックやギャザーが出るより
グレードが上がる感じです。
ただ、工程やその他の関係で脇を縫ってから
タックをたたんだほうが良かったかも。
袖下から脇を縫います。
片倒しからスリットになる場合の縫い代の始末です。
スリット部分は縫い代を割る形になりますので、
片倒しから自然に縫い代が開くようにします。
その際、片方の段差部分にちょこっとだけロックをかけます。
スリットは三つ折りします。
そして、裾も三つ折りします。
こちらは袖口です。
ゴムを通す三つ折りです。
ゴム通し分を縫い残します。
ミシン作業が終わりました。
袖下がファジーな感じです。
ちょっと再考する必要がありそうです。
袖口にゴムを通します。
ゴムは6コールで24㎝上がりです。
衿ぐりにひもリボンを通します。
ひもはお好みの分量を引いて、まんべんなくギャザーを寄せます。
正面から。
ひもが長いですね。
横姿です。
後ろ姿です。
こういったデザインは衿ぐりをゴムを通す仕様が主流です。
ゴムの方が楽なのですが、
こういったひも通しも、ボヘミアンな感じで良いですね。
結構気に入ったので、袖ぐりを修正して
また違う生地で作りたいと思います。
***<本日のビスコーニュ>***
ユニークなプリントで。
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では。
本日もありがとうございました🏠