なびの洋裁教室ブログ

自由に簡単にお洋服を作りたい!お気に入りの生地がカタチになっていくワクワク感を体験してくださいね。

入園入学グッズレッスンー③レッスンバッグキルティング編作り方です。

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こんにちは!

 

 

これまで準備編として、

生地の事や裁断とかやってきましたね。

何事も準備が大切。

実際に縫製に入る前に、出来上がった姿を想像して

準備しておきましょう。

 

 

このレッスンバッグは一番シンプルなタイプで、

裁断としては、

カットクロスのボーダー柄で、両端耳側に柄がありました。

50㎝でレッスンバッグと上履き入れを取ったので、

バッグの後ろ側はボーダー柄はなく、シンプルになっています。

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このようなシンプルでOKでしたら、

50㎝カットクロスで2アイテムが出来る、ということですね。

 

 

パターンはこちら。

レッスンバッグはこれを2枚裁断します。

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型紙を作らずに直断ちする場合は、

たて34.5cm  よこ43cmになります。

持ち手の位置は中央から左右5㎝にしるしを付けてください。

(持ち手の内々の寸法になります)

 

 

一緒に上履き入れも裁断した方が良いので、

上履き入れのパターンです。

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直断ちの場合は、たて34.5cm  よこ23㎝になります。

生地巾いっぱいの25㎝にしてもよいでしょう。

 

裁断の型入れはこのようになります。

f:id:navistyle:20180115224355j:plainスクールバッグ→レッスンバッグ

 

 

裁断ができました。

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それでは縫って行きます。

 

 

 

1、バッグ口を除いて、3方にロック(ジグザグミシン)をかけます。

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かけました。

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2.持ち手を仮止めします。端から5㎜のところを縫ってくださいね。

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縫えました。

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両端と底の3方を縫います。縫い代は1.5cmです。

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縫えました。

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中をのぞきました。

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バッグ口のロック(ジグザグ)をかけます。

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持ち手の端も一緒に端始末ができました。

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脇の縫い代は「必ず」割ってくださいね。

片倒しにしてしまうと、縫い代が重なって厚くなって大変です。

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バッグ口は3㎝内側に折ります。

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2.5cmのステッチをかけます。ちょうどロックのところですね。

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もう1本5㎜のステッチをかけます。

持ち手がゆがまないよう注意してくださいね。

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はい!

全体にアイロンをかけて、完成です!

 

 

 

内側はこのようになっています。

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持ち手のところはのようにステッチをかけても良いですね。f:id:navistyle:20180116211530j:plain

 

 

 

ボーダー柄は何もしなくてもかわいいですね。

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キルティングに裏を付けた方が良いか、と

聞かれることがありますが、

基本的には必要ないです。

 

もし、キルティング生地以外で

ひとえで作りたい場合は

生地厚のあって、ある程度ハリがあったほうが良いと思います。

 

バッグは作ってみると案外クタクタしてしまう場合が多く、

多くのバッグは様々な芯が貼られていることが多いです。

 

一重の場合は

一番多いのは帆布で、これも11号では薄く、

8号帆布くらいでないと、頼りない仕上がりになります。

デニムも8オンス以上で、ソフトな仕上げがなされていないものが、

しっかりと仕上がると思います。

 

ただ、こういったひとえで作れる生地は硬いことが多いので、

家庭用ミシンでは縫い代が重なる場合は

段差で苦労するかも知れません。

 

この縫製方法は極力縫い代が重ならないような

仕様ですので、帆布などでも大丈夫と思います。

 

キルティング生地は厚みがあって、どうかな?

大丈夫かな?と思われる方も少なくないですが。

厚みはあっても硬くはないので、

ほぼ大丈夫ですね。

 

 

 

明日は上履き入れを作って行きたいと思います。

 

 

 

では。

本日もありがとうございました🌱