なびの洋裁教室ブログ

自由に簡単にお洋服を作りたい!お気に入りの生地がカタチになっていくワクワク感を体験してくださいね。

母のために。ストライプチュニック。前編。

f:id:navistyle:20171118203249j:plain

 

 

 

こんにちは!

 

 

母のお誕生日に作ったものでございます。

 

おうちで着るエプロン代わりになるようなチュニックです。

生地は綿ですが、起毛してるので季節的にピッタリと思います。

 

デザインはシンプルなドルマンスリーブで、身頃はAラインのシルエットです。

 

この生地はボーダーです。

縦と横を見てみて、縦のストライプの方が良いかなと思い、

横取りで裁断しました。

 

基本のパターンは前後中心は輪ですが、

差し込みした方が「取り」が良くて、

後ろに接ぎができてもOKなら、後を接いでも良いでしょう。

その場合は1㎝の縫い代で左に片倒しです。

f:id:navistyle:20171118203324j:plain

 これも後ろで接ぐ仕様です。身頃をくっつけることが出来ないわけは

袖口布にあります。袖口布がここでしか取れない。

真ん中に大き目な残布が出来てしまいました。

 

 

一般的に前後輪の方が作品的にはランクが上になります。

なびはケチケチでやる、と言うか、生地の無駄が出るのを

出来るだけ避けたいので、

総合的に見て、許される場合はこのように接いだりすることが多いです。

 

しかし、お出かけ着にしたいとか、

ちょっとこれは安っぽくしたくない、と言う場合は

涙を呑んで無駄が出ても、接ぎません。

 

生地巾は綿系は110巾が多いです。

前後輪の場合はパーツが多くて、横で取るモノがない場合は

必ず残布がヘンなかたちで出ますね。

 

洋裁雑誌などの型入れを見ると、

なび的には信じられない無駄があったりします。

(バイヤス布1本取るのに、まるまる1m使ったり、ね)

市販のパターンですと、指定の用尺より

1m縮めることもありましたっけ。

 

でも、最大公約数で見ると仕方ないとも思います。

無駄をとるか、確実性を取るかの違いですね。

間違いはあってはならないのが雑誌や市販パターンのレシピで、

レシピを描いている方も苦労されていると思います。

 

なびは用尺は1㎝でも縮める、ということが身体に

しみついているので、無駄は避けます。

でも、きちんとゆとりは持って、失敗は避けて行きたいですね。

 

 

今回はおうちで着ることが前提&接ぎが目立たない、という事で、

迷いなく接ぎました~。

 

 

 

それでは縫製をやって行きましょう。

 

 

芯は前後衿ぐり見返しに貼ります。

 

 

まずは身頃の後ろ中心を縫います。

そして見返しをかたち作ります。

f:id:navistyle:20171119204718j:plain

 

 

肩を接いでいます。

f:id:navistyle:20171119204805j:plain

 

 

袖口布を接いでいます。

f:id:navistyle:20171119204841j:plain

 

 

衿ぐりを縫っています。

f:id:navistyle:20171119204927j:plain

 

 

 

衿ぐり縫い代に切り込みを入れ、きざみのところは縫い代をカットし、

きざみのぎりぎりまで切り込みを入れます。

f:id:navistyle:20171119205022j:plain

 

 

縫い目のところでアイロンをかけます。

f:id:navistyle:20171119205137j:plain

 

 

裏側はすこし控えます。

f:id:navistyle:20171119205251j:plain

 

 

コバステッチをかけます。

f:id:navistyle:20171119205352j:plain

 

 

 

 

 

本日はここまででございます。

 

 

 

パターンもそんなに複雑でないので

できれば次回にupさせていただきます。

 

 

 

 

では。

本日もありがとうございました🐏