母のために。ストライプチュニック。前編。
こんにちは!
母のお誕生日に作ったものでございます。
おうちで着るエプロン代わりになるようなチュニックです。
生地は綿ですが、起毛してるので季節的にピッタリと思います。
デザインはシンプルなドルマンスリーブで、身頃はAラインのシルエットです。
この生地はボーダーです。
縦と横を見てみて、縦のストライプの方が良いかなと思い、
横取りで裁断しました。
基本のパターンは前後中心は輪ですが、
差し込みした方が「取り」が良くて、
後ろに接ぎができてもOKなら、後を接いでも良いでしょう。
その場合は1㎝の縫い代で左に片倒しです。
これも後ろで接ぐ仕様です。身頃をくっつけることが出来ないわけは
袖口布にあります。袖口布がここでしか取れない。
真ん中に大き目な残布が出来てしまいました。
一般的に前後輪の方が作品的にはランクが上になります。
なびはケチケチでやる、と言うか、生地の無駄が出るのを
出来るだけ避けたいので、
総合的に見て、許される場合はこのように接いだりすることが多いです。
しかし、お出かけ着にしたいとか、
ちょっとこれは安っぽくしたくない、と言う場合は
涙を呑んで無駄が出ても、接ぎません。
生地巾は綿系は110巾が多いです。
前後輪の場合はパーツが多くて、横で取るモノがない場合は
必ず残布がヘンなかたちで出ますね。
洋裁雑誌などの型入れを見ると、
なび的には信じられない無駄があったりします。
(バイヤス布1本取るのに、まるまる1m使ったり、ね)
市販のパターンですと、指定の用尺より
1m縮めることもありましたっけ。
でも、最大公約数で見ると仕方ないとも思います。
無駄をとるか、確実性を取るかの違いですね。
間違いはあってはならないのが雑誌や市販パターンのレシピで、
レシピを描いている方も苦労されていると思います。
なびは用尺は1㎝でも縮める、ということが身体に
しみついているので、無駄は避けます。
でも、きちんとゆとりは持って、失敗は避けて行きたいですね。
今回はおうちで着ることが前提&接ぎが目立たない、という事で、
迷いなく接ぎました~。
それでは縫製をやって行きましょう。
芯は前後衿ぐり見返しに貼ります。
まずは身頃の後ろ中心を縫います。
そして見返しをかたち作ります。
肩を接いでいます。
袖口布を接いでいます。
衿ぐりを縫っています。
衿ぐり縫い代に切り込みを入れ、きざみのところは縫い代をカットし、
きざみのぎりぎりまで切り込みを入れます。
縫い目のところでアイロンをかけます。
裏側はすこし控えます。
コバステッチをかけます。
本日はここまででございます。
パターンもそんなに複雑でないので
できれば次回にupさせていただきます。
では。
本日もありがとうございました🐏