おとなのゴブラン織りスカートを作ってみた。縫製編の前編。
こんにちは!
おとなのゴブランスカート、本日は縫って行きましょう。
左脇のコンシールファスナー開きになります。
芯はウエスト見返しとスリット見返し、ファスナー開きに
テープ芯を貼ります。
テープ芯と言ってもそれ用に用意はなく、手動で切って作ります。
まずはダーツから縫って行きます。
ダーツは前後スカートで計8本です。
裏地にヨークを接ぎます。
ダーツ部分はまとめて1箇所にタックを入れます。
ヨークが縫えました。
タック方向が一方方向になってしまいました。すみません…。
裏の脇を縫います。
5㎜のきせをかけますが、裾の三つ折り部分と
上のファスナーとの縫い代はそれぞれ1.5cmに戻すと後が楽です。
表地の脇を縫います。
ファスナー止まりまで4㎜くらいの粗ミシンをかけて、
その下からは普通に縫います。
粗ミシンとの境目は糸を一旦切って、後で粗ミシンをほどくときに
わかるようにしておきましょう。
アイロンでファスナーのムシを上げてます。
縫い代に仮止めをします。
仮止めが出来ました。
後でほどくので3㎜くらいの粗ミシンで縫います。
コンシール押さえに替えて、縫って行きます。
ファスナーが付きました。
仮止めをほどきます。
次は裏地と合体させます。
表の縫い代をはねて裏地とファスナーを縫います。
ファスナー止まりの1㎝下まで縫って、
切り込みを入れ、ファスナーをまわしてぐるりを縫います。
(なかなか上手くいかないのがここ!)
もし上手くいかなかったら、無理せずまつり付けてもOKです。
ふ~(^-^; 出来ました。
ファスナーが付きました。
これで山は越したのであとは脇とか縫います。
本日はここまでになります。
余談ですが…
なびがパタンナー全盛の時代、ほとんどコンシールは使わなかったのです。
(勝手に避けていただけかも知れませんが)
なので…
普通のファスナーはけっこう得意なのですが、
コンシールは苦手意識があったかも知れません。
若かりし頃、サンプル縫製の方と知り合いになり、
自分の服は生地を買ってパターンを引いて、
その方に縫ってもらっていました。
その方が「コンシールファスナーは難しいから手縫いしている」
と言っていたので、それが頭にこびりついていたのかも知れません。
でも、縫って見ると、
「な~んだ、そこまで難しくないじゃん」と思います。
ただ、左右ズレやすいのは事実で、柄合わせが必要なものは
気を使います。
今でもイヤなのは裏地と縫うファスナーの下の角の部分かな…。
なかなかきれいにスッキリと上がりませんので、
これからも精進して参る次第であります。
では。
本日もありがとうございました🍦